解剖生理学 回答
解剖生理学 回答
2002
第16回(2002年)
<解答と解説>
81. 正解(3)
(1) クレアチンリン酸は関与する。
(2) 細いアクチンと太いミオシン
(4) トリグリセリドに再合成されない。
(5) カルシウムの放出が起こる。
82. 正解(4)
(1) アルブミン、フィブリノーゲンのみでなく、グロブリン等もある。
(2) 色素タンパク質はヘモグロビンである。
(3) 限らない。Bリンパ球は骨髄で分化するが、Tリンパ球は胸腺で分化する。
(5) リンパ液は血漿よりもタンパク質の含有量が少ない。
83. 正解(5)
(1) 右心房には、上大静脈と下大静脈が入る。
(2) 右心房からは肺循環の肺動脈が出る。
(3) 左心房には肺静脈が入る。
(4) 左心室からは大動脈が出る。
84. 正解(5)
(1) 肺活量は、1回換気量に予備呼気量と予備吸気量を加えたものである。
(2) 全肺気量のうち、ガス交換に無関係な部分が残気量である。
(3) 酸素分圧に依存する
(4) 呼吸商は呼吸基質の燃焼率を表す。
85. 正解(4)
(1) 食道と胃の境に噴門があり、幽門により十二指腸に続く。
(2) 胆管と膵管は共に十二指腸に開口している。
(3) 小腸と大腸は二層の筋層からなる。
(5) 消化酵素は生成しない。
86. 正解(2)
(1) 肝静脈は肝門を通らずに肝外に出る。
(3) 門脈と肝動脈は肝門部で合流せず、洞様毛細血管で合流する。
(4) 肝臓はヘパリンの生成にも関与している。
(5) 胆汁は脂質成分としてコレステロールを多く含む。
87. 正解(1)
(2) アルドステロンはナトリウムの再吸収を促進し、カリウムの排泄を増加させる。
(3) 尿細管壁細胞の基底膜に存在するNa-Kポンプにより、ナトリウムは間質に排泄される。
(4) クレアチニンは尿細管から再吸収されず、尿細管からも分泌される。
(5) 尿細管から吸収される。
88. 正解(4)
a 皮質には種々の発達段階の卵胞が見られ、髄質には血管網が発達する。
c 受精卵の着床がないときは、機能層が剥離する。
89. 正解(5)
(1) 三叉神経、顔面神経と舌咽神経である。
(2) 三叉神経である。
(3) 顔面神経である。
(4) 嗅神経、三叉神経、顔面神経、舌咽神経である。
90. 正解(5)
a 光を感じない部位(盲点)である。
b 半規管は平衡器に、蝸牛管は聴覚器に属する。
解剖生理学 回答
2001
第15回(2001年)
<解答と解説>
81.正解(1)
単層扁平上皮:胸膜、腹膜、血管内皮、肺胞上皮。単層立方上皮:
甲状腺の瀘胞上皮、尿細管上皮、呼吸細気管支粘膜上皮。単層円柱上皮:胃や腸の
粘膜上皮、卵管や子宮の粘膜上皮。重層扁平上皮:表皮、口腔や食道の粘膜上皮。
重層立方上皮:汗腺の導管。重層円柱上皮:尿道の一部、結膜円蓋の上皮。多列上
皮:鼻腔や気管の粘膜上皮。移行上皮:腎盤、尿管、膀胱の粘膜上皮。
82.正解(5)
(1)主成分はリン酸カルシウム。(4)腰椎ではなく、仙椎。
83.正解(3)
(3)心房中隔。
84.正解(2)
(1)胸腔内圧は体外より通常 -2〜-3mmHgの陰圧。
(3)肺が伸展すると求心性迷走神経が興奮して、吸息性神経の活動を抑制。これをヘーリング・ブロイエル反射という。
(4)横隔膜は横隔神経と副横隔神経の支配を受けている。
(5)酸素分圧が減少すると、呼吸運動は促進される。
85.正解(4)
(1)カルシウムの吸収は能動輸送による。
(2)鉄は2価イオンの形で十二指腸で吸収される。
(3)空腸の上皮細胞から拡散により吸収される。
(5)ペプシンは胃液由来。
86.正解(3)
(1)卵胞刺激ホルモン(FSH)は視床下部のGnRHの作用によって下垂体前葉より分泌。
(2)記述はプロゲステロンについてである。
(4)排卵後は黄体になる。
87.正解(3)
(1)グルカゴンはα細胞より分泌される。
(2)腎臓の傍糸球体装置よりレニンが分泌された後、血圧が上昇。レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系
による昇圧機序。
(4)セクレチンは膵臓に作用して重炭酸塩を排出。
(5)分泌される。
88.正解(2)と(5)
神経細胞は外胚葉由来。d.記述は有髄神経繊維についてである。
89.正解(4)
(1)網膜に存在。
(2)弛緩する。
(3)水晶体が厚くなると近くのものに焦点が合う。
(5)中心窩には錐状体が多く、光の感受性が最も鋭敏なところ。
90.正解(1)
(2)多少は受ける筈。
(3)温熱性発汗は全身に起き、精神性発汗は手掌腋窩で顕著。記述は逆。
(4)体温調節中枢は視床下部の視索前野領域にある。
(5)エクリン汗腺は全身に、アポクリン汗腺は腋窩、外耳道、乳輪、肛門周囲などに分布。記述は逆。
解剖生理学 回答
第14回(2000年)
<解答と解説>
81.正解 (3)
(1) 細胞膜はリン脂質やコレステロールで作られており、その中にタンパクが散在している。
グリコーゲンは細胞質内に含まれる。
(2) リボゾームは小胞体の外面に付着している。リボゾームはDNAを含まない。
(4) ミトコンドリアはATPを合成し、供給する細胞内小器官である。
(5) ゴルジ装置はヒストンやRNAを含まない。
82. 正解(4)
a 耳介軟骨は弾性軟骨から出来ている。
d 骨層板はハーバース管を中心に同心円状に配列している。
83. 正解(2)
(1) 運動時には、交感神経が優位に働く。
(2) 心拍数は減少する。
(3) アセチルコリンが放出される。
(4) 腹部内臓の血管は弛緩する。
84. 正解(2)
b 全肺気量は肺活量と残気量を合わせたもの。
d 横隔膜は横隔神経の支配を受けている。
85. 正解(2)
(1) 主細胞からペプシノーゲンが分泌される。
(3) セクレチンは十二指腸から分泌される消化管ホルモンである。
(4) 消化液の分泌は、神経性による調節と消化管ホルモンによる調節の両方を受ける。
(5) 粘膜下組織にマイスネル神経叢があり、筋層間にアウエルバッハ神経層がある。
86. 正解(5)
(1) グルクロン酸やグルタチオンと抱合。
(2) エリスロポエチンは主に腎臓で合成される。γ-グロブリンは骨髄、脾臓などの免疫系の組織で産生される。
(3) ケトン体と尿素は分解しない。
(4) 腸管内でウロビリノーゲンに変わり、再吸収される。
87. 正解(5)
(1) 有効濾過圧は低下する。
(2) レニンの分泌が増加する。
(3) 尿細管から再吸収されない。
(4) 水の99%が尿細管で再吸収される。
88. 正解(2)
(1) 動眼神経のほかに滑車神経と外転神経がある。
(3) 交感神経は頸神経に含まれない。
(4) 運動ニューロンの細胞体は脊髄前柱(角)に存在する。
(5) 外転神経でなく、三叉神経の下顎神経に支配されている。
89. 正解(3)
(3) 黄体刺激ホルモンは乳腺に作用し、乳汁の産生と分泌を促進するホルモンであるので、誤りである。
90. 正解(3)
(1) 体温の調節中枢には、発熱中枢と放熱中枢の2つの中枢がある。
(2) 運動時は発汗によるものが最も多い。
(4) 安静時熱喪失の95%は体表面からの放熱による。
(5) 汗腺は、真皮の深層または皮下組織に存在する。
1999 81(4) パラトルモンは副甲状腺ホルモン(4)
82(2) 尺骨でなく腓骨(b),鎖骨は関与しない(c)、ラムダ縫合でなく冠状縫合(d)
83(4) 形質細胞は抗体を分泌(b) マクロファージは抗原の提示(c)
84(4) 延髄(1) 随意筋(2) 細胞内呼吸(3) 右気管支は太く垂直に近い(5)
85(2) 中心は静脈(1) ウロビリノーゲン生成は腸管(3) 血糖になる(4) 全身の細胞へ(5)
86(1) (3),(4)は誤り。(2),(5)も正確ではない。
87(5) 伝導速度は神経の太さによる(5)
88(2) 交感神経の興奮で瞳孔が拡大(b),視神経の進入部は視神経乳頭で盲斑(d)
89(2) ふつう20-20000HZ(1),ともに平衡と聴覚(3),口腔粘膜も(4),舌の運動(5)
90(4) 角質層(表皮)には血管、神経はない(1),爪は爪根で作られる(2),表皮ではなく真皮(3),触覚圧覚受容器は毛根だけではない(5)
1998 81(1) 内呼吸(c) RNA(d) Na,Kが逆(e)
82(2) ヘモグロビンでなくミオグロビン(2)
83(5) 三尖弁(a) 右心房へ(b) 筋繊維(c)
84(2) 十二指腸(2)
85(2) 免疫グロブリンは形質細胞(2)
86(4) 随意筋(4)
87(3) 上昇させる(3)
88(3) 他にキヌタ骨(1) 内リンパ液(2) 内耳神経(4) それぞれ別ではない(5)
89(2) 1:1ではない(1) 視床に入るが視床下部には入らない(3) 嗅覚は視床下部や前頭葉とは無関係(4) 約1万種の臭いを識別する(5)
90(3) 血流量が変化する(3)
1997 81(5) すべて正しい(a,b,c,d)
82(2) 棘突起は後方(2)
83(4) ミオシンは太く、アクチンは細い(1) ATPを使って収縮(2) 運動神経は分岐(3) アセチルコリン放出、活動電位、カルシウム上昇、収縮(5)
84(2) Hbと結合(1) 低い(3) 右上(4) 換気障害などで二酸化炭素濃度上昇(5)
85(4) 血管新生で血圧低下(4)
86(4) 全肺気量ー肺活量=1000(4)
87(2) 膵酵素分泌促進(1) 分泌促進(3) トリプシンにより活性化(4) ラ島は内分泌(5)
88(3) 間質細胞から分泌(1) 精巣(2) 前立腺(3) 入る(4)
89(3) 副交感神経(3)
90(1) 排卵直前にピーク、月経期には低い(1)
1996 81(2) 球関節(2)
82(3) 8週目(1) 血圧(2) 右心房(4) 拍出量(1回)は減少
83(4) 影響を受けにくい(1) 末梢血管の狭窄による(2) 交感神経の刺激(3) レニンによりアンギオテンシノーゲンがアンギオテンシンになる(5)
84(4) 分子と分母が逆(4)
85(3) 胆汁は中性(3)
86(4) 1個の糸球体が1本の尿細管(1) 血球生成はしない(2) 皮質(3) アルドステロンが関与(5)
87(2) 増加(1) 少ない、黄体形成に伴い上昇(3) 上昇(4) 胎盤は分泌臓器(5)
88(4) 上昇(a) 同化(b) 子宮収縮、乳分泌
89(2) 視覚は後葉(1) 平衡、調節(3) 伝導路で神経核は少ない(4) 伝導路、脊髄反射(5)
90(5) 苦味(5)
1995 81(4) 胸郭の吸気筋(4)
82(3) 増加(a) 大動脈弁と肺動脈弁(d) 右心房の上大静脈開口部
83(4) 小腸=十二指腸+空腸+回腸:大腸=盲腸+結腸+直腸
84(1) 100分の1(1)
85(4) 子宮筋は平滑筋(4)
86(5) すべて正しい(a,b,c,d)
87(5) 甲状腺、副甲状腺によって調節(5)
88(4) 血小板がはりついて止血(4)
89(2) 消化管ホルモンで血糖を上げない(2)
90(3) アドレナリンは副腎髄質ホルモン(3)
1994 81(3) 浸透とは水の移動(3)
82(1) 蛋白質は透過しない(1)
83(4) 下肢の下腿は脛骨と腓骨からなる(4)
84(3) 心筋は横紋筋の構造(3)
85(3) 解糖系にもよる(3)
86(3) 空気より低い(1) Hbに結合(2) 酸素分圧、二酸化炭素分圧、pH(4) 外呼吸(5)
87(3) 空腸が発達(3)
88(5) A細胞は膵臓のグルカゴン分泌細胞(5)
89(1) 副交感神経は神経幹を経由しない(1)
90(2) 先端は甘味(1) 味覚は頭頂葉(3) 視覚は後頭葉(4) 視力が最も強い(5)
1993 81(4) 静脈に弁あり、動脈にはない(4)
82(3) 二酸化炭素(3)
83(2) 随意筋はすべて横紋筋
84(5) 血管を含む(5)
85(1) 脳神経12対、脊髄神経31対(1)
86(2) コレステロールは胆汁として腸(2)
87(1) 精嚢や前立腺の分泌液が加わって精液となる(1)
88(5) 低下させる(5)
89(2) 日中は高く夜は低い(a) 排卵前は低く、排卵期は高い(d)
90(3) 内臓や粘膜にもある(3)
1992 81(1) 約14%(2) 心臓の働きを抑制(3) 拡張させる副交感神経(4) 洞房結節に始まる(5)
82(3) 味覚中枢は大脳皮質にある(3)
83(3) 糸球体は皮質にあり、数は約100-150個(3)
84(4) 卵巣は生殖系、胸腺とリンパ腺はリンパ系(4)
85(5) 新生児期が多い(a) 女性は胸式呼吸、男性は腹式(b)
86(1) 肋骨は12対(1)
87(5) 眼筋は横紋筋(a) 心筋は横紋を持つ特殊な筋(b)
88(3) 受精しないと黄体が退化して白体(1) 腹腔内に放出されてから卵管へ(2) 受精は卵管で(4) 寿命は約24時間(5)
89(4) バゾプレシンは後葉から(a) コーチゾンは副腎皮質から
90(5) 胆汁が助ける(5)
1991 81(3) 種々の加水分解酵素:内呼吸はミトコンドリア(3)
82(3) 静止時は外はK、内はNaが高い(a,b) 興奮するとKが外に出る(d)
83(3) 正常は約15g/dl(c) 正常値130-230mg/dl(e)
84(1) 一酸化炭素の結合能は酸素の約200倍(1)
85(1) 心臓に近いほど高い(1)
86(2) 糸球体で濾過、尿細管で再吸収(1) 正常ではHbは出ない(3) 尿酸は無臭(4) 尿道閉鎖だけではない(5)
87(4) 粘液は精嚢と前立腺から分泌(4)
88(1) 月経血にはフィブリノゲンは少なく凝固しにくい(1)
89(1) 気管支は緊張(1)
90(3) リノール酸そのものは神経伝達物質ではない(3)
1990 1(1) アポクリン腺は主としてわきの下(1)
2(1,5) 皮膚からの放散が主(1) 交感神経の興奮による(5)
3(3) 一部横紋筋(1,5) 平滑筋(2,4)
4(3) 左がわずか高い(1) 糸球体は濾過で再吸収ではない(2) 主として遠位尿細管(4) 尿細管から腎盂を経て尿管(5)
5(5) 原始細胞が存在(a) 閉経で増大(d)
6(4) 胎芽は3Wから8Wまで(1) 5月以後(2) 胎盤完成は4月末(3) 2本の動脈と1本の静脈(5)
7(1) コレシストキニン/パンクレオザイミン(CCK/PZ)の作用(2,3,4,5)
8(4) 抗利尿ホルモンであるが、血圧上昇作用はない(4)
9(1) 中胚葉(2,3) 内胚葉(4,5)
10(3) トリアシルグリセロール(1) 呼吸商低下(2) LDL低下HDL上昇(4) 男性が大(5)
1989 1(5) 骨と筋肉は中胚葉から(b,d) 肝臓は内胚葉から(c)
2(2) 食欲性欲の中枢は視床下部(2)
3(3) 運動、知覚、自律 神経(1) 運動神経は有髄(2) 植物神経(4) 知覚神経は自律神経ではない(5)
4(4) 副腎皮質から分泌(4)
5(5) 低下する(5)
6(1) リン酸カルシウム(a) ほとんど変動しない(c)
7(4) 有核(a,b,d)
8(5) エクリン腺が皮脂腺(5)
9(3) 不感蒸泄が20-30%(1,2,5) 伝導対流が10-15%(4) 残り約60%が放射
10(5) 自発運動ではない(a) 肺胞は単層の扁平上皮からなる(b)
1988 1(1) 細胞外が高い(b) 細胞外が高い(c) 透過速度が遅いので変化は少ない(e)
2(2) 左心房が高い(1) 左心房が高い(3) 大動脈が高い(4) 左心室は低くない(5)
3(5) 弛緩(b) 随意筋(c) 延髄から脳橋にまたがる(d)
4(1) 2-3本(2) 小柱状(3) リン酸カルシウム(4) 必ずしも縦走ではない(5)
5(3) プロスタグランジンではなくエリスロポエチン(3)
6(5) 二本の臍帯動脈とも二酸化炭素と老廃物を母体に送る(5)
7(5) 機能低下(a) 脂肪蓄積はない(c)
8(3) 外胚葉から分化した神経管から発生(3)
9(2) Bリンパ球(a) 抑制もする(c) 一つのクローンは一種の抗体産生(e)
10(3) 促進する(3)
1987 1(5) 恥骨、腸骨、座骨から寛骨が作られ、骨盤は脊椎と左右の寛骨からなる(5)
2(5) ケトン体は肝臓で作られる(5)
3(4) 血圧は上がる(a) 血圧は下がる(d)
4(4) 7.4(a) 乳糖でなく乳酸(c) ほとんど変化しない(e)
5(3) 胎生期(a) アレルギーなど(b)
6(5) 左心房(a) 交感神経(b) 同時に収縮することはない(d)
7(2) 消化管の全長は約9mで横隔膜より上は約0.5m(2)
8(4) プロラクチンは脳下垂体前葉から分泌される(4)
9(2) 脳下垂体前葉の卵胞刺激ホルモンの作用(2)
10(4) 糸球体ろ液は約160lで99%以上が再吸収される(4)