
<解剖生理学>
81. 筋収縮に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) 筋収縮のエネルギー供給には、クレアチンリン酸は関与しない。
(2) 筋収縮に関与するのは、太いアクチンと細いミオシンの筋原線維である。
(3) 筋収縮はアクチンフィラメントがミオシンフィラメントの間に滑り込むことによって起こる。
(4) 筋収縮で生じた乳酸は、肝臓でトリグリセリドに再合成される。
(5) 筋収縮に際して筋小胞体内へのカルシウムの取り込みが起こる。
81. 上皮組織に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1) ロ腔・食道粘膜は重層立方上皮である。
(2) 胃・小腸粘膜は(単層)円柱上皮である。
(3) 大腸粘膜は(単層)円柱上皮である。
(4) 尿管内表面は移行上皮である。
(5) 血管内皮は単層扁平上皮である。
81 骨とカルシウムについての記述である。誤っているのはどれか。
81 細胞についての記述である。正しいのはどれか。
81 器官発生に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
81 骨についての記述である。誤っているのはどれか。
81 呼吸器系に関する記述である。誤っているのはどれか。
81 物質の移動の型についての記述である。誤っているのはどれか。
81 循環器系に関する記述である。誤っているのはどれか。
81 次は血液循環についての記述である。正しいのはどれか。
81 細胞についての記述である。誤っているのはどれか。
1 発汗に関する記述である。誤っているのはどれか。
1 次の文章のうち正しいものの組合せはどれか。
1 イオン濃度についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
1 骨格についての記述である。誤っているのはどれか。
81
(1) 細胞膜はグリコーゲンで作られており水やイオンをよく透過する。
(2) 小胞体の内面に付着しているリボゾームはDNAを含み遺伝情報を伝達す
る。
(3) リボゾームではmRNAの情報に基づきたんぱく質が合成される。
(4) ミトコンドリアではATPのエネルギーを用いて水と二酸化炭素からブドウ
糖が合成される。
(5) ゴルジ装置にはヒストンとRNAで構成されている染色質が存在する。
82
a 耳介軟骨は硝子軟骨から出来ている。
b 長管骨の骨端軟骨では骨の長さの成長が行われる。
c ビタミンCは骨の膠原線維の形成に必要である。
d 大部分の骨層板はフォルクマン管を中心に同心円状に配列している。
83
(1) 副交感神経は運動時に骨格筋の血管を拡張させて筋の血流量を増やす。
(2) 腹部内臓の血管は交感神経の働きにより収縮する。
(3) 心臓を支配している副交感神経の活動が冗進ずると心拍数は増加する。
(4) 心臓を支配している副交感神経の節後線維から放出される伝達物質はノルア
ドレナリンである。
(5) 頚動脈洞の内圧が上がると反射性に腹部内臓の血管は収縮する。
84
a 気管に落ち込んだ異物は右気管支に入る可能性が高い。
b 肺活量と機能的残気量を合せたものを全肺気量という。
c へ一リング・ブロイエル反射は、吸息・呼息の交互運動を調節している。
d 横隔膜は迷走神経の支配を受けている。
85
(1) 胃では胃底部にある主細胞から塩酸や粘液などが分泌される。
(2) 胃運動は迷走神経によって促進され、交感神経によって抑制される。
(3) 胃壁細胞で生成されたセクレチンは十二指腸で作用し、脂肪の分解を促進す
る。
(4) 消化腺からの消化液の分泌は、主として中枢神経を介して産生された消化管
ホルモンの作用によるものである。
(5) 消化管の粘膜下組織にアウエルバッハ神経叢があり,筋層の外側にはマイス
ネル神経叢が存在している。
86
(1) 肝細胞は有毒物などをタウリンと抱合させ、無毒化して胆汁中に排漉してい
る。
(2) フィブリノーゲン、エリスロポエチン、γ一グロブリンなどのたんぱく質は
主として肝細胞で生成される。
(3) 肝細胞では脂肪酸、ケトン体、尿素、女性ホルモンなどを分解している。
(4) 肝臓ではビリルビンからウロビリノーゲンを生成し、一部は血行を介して尿
中に排泄している。
(5) 肝臓は血液量、血圧の調節を行ったり、抗貧血因子の生成、鉄の貯蔵なども
行っている。
87
(1) 糸球体毛細血管からの有効濾過圧は、血漿たんぱく質濃度の上昇にともない
高まる。
(2) 血圧が下がり腎血流が減少するとレニンの分泌も減少する。
(3) 糸球体で濾過された血小板はすべて尿細管から再吸収される。
(4) 糸球体で濾過された水の約10%が、尿細管から再吸収される。
(5) 糸球体で濾過されたブドウ糖やアミノ酸は、ほとんど尿細管から再吸収され
る。
88
(1) 眼球の運動に関与している筋はすべて動眼神経により支配されている。
(2) 顔面神経と舌咽神経には味覚を伝える感覚神経が含まれる。
(3) 第1頚神経に含まれる交感神経の働きにより縮瞳が起こる。
(4) 運動ニューロンの細胞体は脊髄後柱(角)に存在し、その軸索は後根を経て支
配筋に投射している。
(5) 下顎の咀噛運動に関与する筋は外転神経により支配されている。
89
(1) 成長ホルモンは糖代謝にも関与し、血糖を上昇させる。
(2) 副腎皮質刺激ホルモンは脂肪組織からの遊離脂肪酸の動員を促進する。
(3) 黄体刺激ホルモンは男子では前立腺に作用して、男性ホルモン(アンドロゲ
ン)の生成と分泌を促進する。
(4) バソプレッシンは間脳視床下部で生成され、神経的ストレスや外傷などに
よっても分泌の変動がみられる。
(5) パラソルモンは骨組織中のカルシウムを血中に放出させると共に尿細管に作
用してカルシウムの再吸収を促進させる。
90
(1) 体温の調節は視床下部の中にある1っの中枢が血液温度を感知して行われて
いる。
(2) 運動時の熱の放散は輻射によるものが最も多い。
(3) 運動や発熱による発汗はエクリン腺の分泌によるものである。
(4) 安静時熱喪失の約25%は皮膚以外によるもので、主に呼気、尿などがあげ
られる。
(5) 汗腺は表皮基底層に毛根、皮脂腺などと共に存在している。
(1)加齢にともなって、赤色骨髄の造血機能は低下し、黄色骨髄へと変わっていく。
(2)骨の発生において、膜内骨化と軟骨内骨化という2種類の様式が知られている。
(3)人体に含まれるカルシウムの約99%は骨に存在している。
(4)胸腺から分泌されるパラトルモンは、血中カルシウム濃度を上げる働きがある。
(5)甲状腺から分泌されるカルシトニンは、血中カルシウム濃度を下げる働きがある。
82 骨格系に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 繊密骨では、多数のハバース管が骨の長軸方向に走り、その中を血管が通る。
b 膝関節は、大腿骨、脛骨、尺骨によって構成される。
c 胸郭は、胸椎、肋骨、胸骨、鎖骨から構成される。
d 乳児頭蓋骨にある大泉門は、矢状縫合とラムダ縫合との間に位置する。
e 仙骨は5個の仙椎で構成される。
(1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
83 免疫系の細胞についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 形質細胞は、抗原の提示を行う。
b 肥満細胞はヒスタミンの分泌を行う。
c マクロファージは抗体の分泌を行う。
d 好酸球はアレルギーに関係する。
(1)aとb (2)aとc (3)bとc (4〕bとd (5)cとd
84 呼吸器系についての記述である。正しいのはどれか。
(1)呼吸運動の中枢は橋にある。
(2)横隔膜は呼吸運動に重要な働きをする不随意筋である。
(3)内呼吸とは、肺胞内空気と血液とのガス交換のことである。
(4)肺活量とは予備吸気量に1回換気量と予備呼気量を加えたものである。
(5)異物を気管に飲み込んだとき、左の気管支に落ち込む可能性が高い。
85 肝臓についての記述である。正しいのはどれか。
(1)肝小葉は門脈を中心に肝細胞索が放射状に集まった形をしている。
(2)肝臓は薬物などの解毒作用を行う機能がある。、
(3)肝細胞ではビリルビンからウロビリノーゲンを生成している。
(4)肝臓で生成されたグリコーゲンは筋肉に供給されている。
(5)食事から吸収された脂肪はキロミクロンを形成し、門脈から肝臓に取り込まれている。
86 ホルモンに関する記述である。正しいのはどれか。
(1)成長ホルモンは肝臓のグリコーゲン分解を促進し、血糖を上昇させる作用がある。
(2)プロラクチンは妊娠中に分泌が促進され、乳腺形成を促す作用がある。
(3)オキシトシンは水の再吸収を促進し、尿量が減少する。
(4)甲状腺刺激ホルモンは副甲状腺にも作用し、リン濃度を低下させる。
(5)副腎皮質刺激ホルモンは電解質コルチコイド分泌を促進し、血圧を上昇させる。
87 ニューロンについての記述である。誤っているのはどれか。
(1)ニューロンは軸索という長い突起をもつ。
(2)軸索の興奮は両方向に伝導する。
(3)軸索は支持細胞や髄鞘とともに神経線維を形成する。
(4)髄鞘は脂質を含み電気抵抗が高い。
(5)髄鞘を持たない神経は伝導速度が速い。
88 視覚器についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 涙腺で分泌された涙は、上下眼瞼の鼻側端に存在する鼻涙管の開口部から下鼻腔へ排出される。
b 副交感神経が興奮すると瞳孔が拡大し、交感神経が興奮すると瞳孔は収縮する。
c 虹彩は水晶体り前面にあり、.眼球内に入る光量を調節している。
d 眼球への視神経の進入部は中心窩といい、視力のもっとも鋭敏なところである。
(1)aとb(2)aとc(3)bとc(4)bとd(5)cとd
89 感覚器についての記述である。正しいのはどれか。
(1)ヒトの可聴範囲は500〜50,000Hz程度といわれている。
(2)鼓膜で受けた音波は、キヌタ骨、ツチ骨、アブミ骨の順に伝わり、内耳へと伝えられる。
(3)聴覚をつかさどるのは蝸牛神経、平衡覚をつかさどるのは前庭神経である。
(4)舌のみが味覚を感じることができる。
(5)舌の前方の知覚をつかさどるのは舌下神経である。
90 皮膚の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)表皮は層状構造をしており、角質層に神経や血管が分布している。
(2)爪は爪床細胞で作られるコラーゲンにカルシウムが沈着して作られる。
(3)表皮基底層に毛根、汗腺、皮脂腺などが分布している。
(4)温覚と冷覚は同一の受容器で、温度差で異った感覚を生じる。
(5)触覚と圧覚の受容器は毛根周囲に多く存在している。
a 細胞膜はリン脂質やコレステロールを主成分とし、レセプターやイオンチャンネルが入り込んでいる。
b リソソームは加水分解酵素を含み、細胞内消化や異物処理を行う。
c ミトコンドリアは、外呼吸によってアデノシン三リン酸(ATP)を合成供給する。
d リボソームは、たんぱく質合成装置であり、DNAを多く含む。
e Na-Kポンプは細胞内にナトリウムイオンを取り込み、カリウムイオンを細胞外に送りだす。
(1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
82 筋組織についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)平滑筋の収縮は、アクチンフィラメントとミオシンフィラメントによって行われる。
(2)脊柱起立筋には、へモグロビンを含有する赤色線維が多く分布している。
(3)心筋は、各細胞に核を1個ずつ持つ横紋筋である。
(4)筋の収縮時には、筋細胞内のカルシウムイオン濃度は安静時より上昇する。
(5)骨格筋は、横紋構造を持つ随意筋である。
83 心臓についての記述である。正しいのはどれか。
a 右心房と右心室の間には僧帽弁がある。
b 心臓の静脈は冠状静脈洞に流れ込み、左心房に至る。
c 心臓には刺激伝導系と呼ばれる特殊な神経線維がある。
d 心臓は上行大動脈の起始部から始まる左右の冠状動脈によって養なわれる。
e 迷走神経の興奮により脈拍数は減少する。
(1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
84 膵臓についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)膵臓は後腹壁に密着している。
(2)膵管は回腸に開口している。
(3)アルカリ性の膵液を腸に分泌する。
(4)インスリンを血中に分泌する。
(5)膵液中にはアミラーゼが含まれる。
85 肝臓のたんぱく質合成についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)アルブミンをつくる。
(2)免疫グロブリンをつくる。
(3)フィブリノーゲンをつくる。
(4)プロトロンビンをつくる。
(5)ビタミンA結合たんぱく質をつくる。
86 泌尿器系についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)電解質(ナトリウムイオン)量を調節しているのは副腎皮質から分泌されるアルドステロンである。
(2)尿細管ではブドウ糖やアミノ酸などすべて再吸収され、水分や電解質も90%以上は再吸収される。
(3)水の再吸収は下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモン(ADH)により促進される。
(4)外尿道括約筋は陰部神経によって支配される不随意筋である。
(5)腎臓は右側の方が左側よりも少し低い位置にある。
87 ホルモンとその働きについての組合せである。誤っているのはどれか。
(1)成長ホルモン---------------------窒素(N)バランスを正に向ける。
(2)甲状腺ホルモン-------------------基礎代謝を増加させる。
(3)副甲状腺(上皮小体)ホルモン-----血中カルシウム濃度を低下させる。
(4)グルカゴン-----------------------グリコーゲンを分解させる。
(5)グルコ(糖質)コルチコイド-------糖新生をさかんにする。
88 聴覚に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)中耳にはアブミ骨、ツチ骨の2つの耳小骨があり、鼓膜の振動を内耳に伝える。
(2)内耳には蝸牛が存在し、その内腔は脳脊髄液で満たされている。
(3)前庭器管は3つの半規管から成り、位置や回転加速度を知覚している。
(4)音の機械的信号は電気信号に変換され、三叉神経を経て脳に伝えられる。
(5)聴神経は左右それぞれ別に大脳側頭葉にある大脳聴覚野に放射されている。
89 味覚、嗅覚に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)1つの味蕾は多数の味細胞から構成されており、1つの味細胞は特定の味質を感受している。
(2)味蕾は3つの脳神経の投射を受けており、味蕾の存在する部位により支配神経が異っている。
(3)味覚神経は視床下部に入り、食欲のコントロールに関与している。
(4)嗅細胞は2つの嗅神経の支配を受け、1つは前頭葉に、もう1つは視床下部でシナプス結合する。
(5)嗅細胞は味細胞と同様に基本的な4種類の化学刺激を識別する。
90 体熱と体表についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)体熱の放散は体表からの輻射(放射)が最も大きい。
(2)基礎代謝は体表面積に比例している。
(3)体熱の産生が増しても皮膚の血流量は変わらない。
(4)発汗しなくても気化熱をうばわれる。
(5)発汗には温熱性発汗の他に精神性発汗がある。
a 内胚葉―――膵臓
b 中胚葉―――骨格筋
c 外胚葉―――唾液腺
d 外胚葉―――神経系
(1) abのみ (2) acdのみ (3) bcのみ (4) dのみ (5) a〜dのすべて
82 ヒトの脊柱についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)頚椎と腰椎は前弯を示す。
(2)椎骨の棘突起は椎体の前方にある。
(3)第一頚椎には椎体がなく環椎という。
(4)腰椎は5個の椎骨からなる。
(5)仙骨は5個の仙椎が癒合したものである。
83 筋肉の構造と生理に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)横紋筋はミオシンからなる細いフィラメントとアクチンを主体とする太いフィラメントで構成される。
(2)筋が受動的に伸長される時には急速にATPが消費されて大きな力を産み出す。
(3)横紋筋では運動神経は分岐することなく,それぞれの細胞に独立して接合している。
(4)遅筋線椎は酸素と結合する分子に含まれている鉄分のために赤色を呈している。
(5)運動神経未端から放出されたCa++により活動電位が高まり,筋収縮が開始する。
84 血液ガス運搬についての記述である。正しいのはどれか。
(1)酸素は大部分物理的に溶解した状態で運搬される。
(2)二酸化炭素は主にHCO3‐として肺まで運ばれる。
(3)静脈のへモグロビン酸素含量は,動脈血より高い。
(4)酸素解離曲線が左上に移動する方が,組織が酸素を取り込みやすい。
(5)呼吸の促進がおこり,二酸化炭素排出過剰になると呼吸性アシドーシスとなる。
85 血圧を上昇させる方向に働く因子の記述である。誤っているのはどれか。
(1)心拍出量が増加する。
(2)血液の粘度が増加する。
(3)血管の内径が小さくなる。
(4)運動トレーニングによる,筋肉に血管新生が起こる。
(5)末梢組織間隙の水分が増える。
86 全肺気量が4,500mlの成人男子の場合,適当でないのはどれか。
(1)l回換気量―――500ml
(2)予備吸気量―――1,500ml
(3)予備呼気量―――1,500ml
(4)残気量―――――2,000ml
(5)肺活量―――――3,500ml
87 消化管分泌機能についての記述である。正しいのはどれか。
(1)コレシストキニンは主として膵液中の液性成分の分泌を促進する。
(2)セクレチンは,胃から十二指腸に食物が運搬された刺激により,十二指腸から血中へ分泌される。
(3)アセチルコリンやガストリンはペプシノーゲンの分泌を抑制する。
(4)膵液中のトリプシノーゲンは胆汁酸によりトリプシンとなって作用する。
(5)膵液の液性成分はランゲルハンス島から,ホルモンと一緒に分泌されている。
88 男性の生殖器についての記述である。正しいのはどれか。
(1)精巣の精細胞から男性ホルモンが分泌される。
(2)精子形成は精巣上体(副睾丸)の中でおこなわれる。
(3)前立腺は射精管を通して尿道に開口する。
(4)精液特有の臭いは精のう分泌物の臭いである。
(5)精管は,骨盤腔内に入らないようになっている。
89 迷走神経についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)脳神経である。
(2)胃や小腸を支配する。
(3)交感神経として働く。
(4)心拍数を調節する。
(5)発声に関係する。
90 女性の卵巣機能についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)卵胞ホルモンの分泌は月経期にピークに達する。
(2)卵胞ホルモンは,子宮内膜の増殖を促進させる。
(3)排卵後に卵胞は黄体に変化する。
(4)黄体の消腿したあとを白体と言う。
(5)妊娠が成立した場合には黄体ホルモン分泌は継続する。
(1)大腿骨頚部は、骨粗鬆症により骨折しやすい。
(2)肩では、骨が蝶番関節により連結されている。
(3)頭蓋では、骨が縫合により連結されている。
(4)骨端軟骨(骨端板)では、骨の成長が行われる。
(5)骨髄では、赤血球が生成されている。
82 心臓の解剖と生理についての記述である。正しいのはどれか。
(1)心房中隔、心室中隔の原型は、胎生3ヶ月頃に形成される。
(2)心筋の酸素消費量は、血圧よりも心拍出量の増加により、著しく増加する。
(3)心筋に存在する酵素LDH、GOT、CPKなどのうち、心筋壊死で血中濃度の上昇の最も早いのは、CPKである。
(4)刺激伝導系は、左心房に存在する洞結節から始まって、心房と心室の接合部に存在する房室結節に達し、心筋に刺激を伝える。
(5)心拍数の増加に伴って心拍出量が増加するため、動悸、心臓肥大をおこしやすくする。
83 血圧とその調節についての記述である。正しいのはどれか。
(1)動脈系の血圧が上昇すると、一般に肺循環系、門脈系の血圧も上昇する。
(2)大動脈の内腔狭窄、血管壁の肥厚により、末梢抵抗が増加し、高血圧となる。
(3)副交感神経の刺激により、血圧は上昇し、血中にノルアドレナリンが高値となる。
(4)腎からのレニン分泌は、体内ナトリウムの減少で増加し、ナトリウム投与で減少する。
(5)レニンはアンギオテンシン交換酵素によりアンギオテンシンとなり、血圧を上昇させる。
84 呼吸に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)COは、ヘモグロビンと親和性が高い。
(2)ヘモグロビンと結合したO2は、CO2分圧が高いと解離しやすい。
(3)CO2は、主としてHCO3-として肺に運ばれる。
(4)消費O2量/排出CO2量は、呼吸比と呼ばれる。
(5)N2は、潜函病の原因となる。
85 消化液についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)ペプシノーゲンは、塩酸の作用によってペプシンとなる。
(2)ペプシンは、酸性でたんぱく質分解作用が強い。
(3)胆汁は、塩酸の中和に働く。
(4)マルターゼは、麦芽糖を2分子のぶどう糖に分解する。
(5)セクレチンは、膵液の分泌を促す。
86 腎臓の解剖と生理についての記述である。正しいのはどれか。
(1)腎の構造機能上の単位としてのネフロンは、数個の糸球体が1本の尿細管に集合して形成されている。
(2)腎臓は、赤血球や白血球の生成、ビタミンDやKの活性化、血圧やミネラル代謝の調節などの働きをしている。
(3)腎は腎皮質と腎髄質からなり、血液の約90%は髄質部を流れている。
(4)糸球体で濾過されたぶどう糖、カリウム、尿酸、アミノ酸などは、近位尿細管で大部分が再吸収される。
(5)尿の濃度は、塩類の吸収量を調節することにより行われ、これにはサイロキシンが関係している。
87 女性の内分泌についての記述である。正しいのはどれか。
(1)思春期には、黄体ホルモン(LH)が減少する。
(2)更年期には、卵胞刺激ホルモン(FSH)が増加する。
(3)子宮粘膜の増殖期には、プロジェストロンの分泌が増加する。
(4)子宮粘膜の分泌期には、基礎体温が低下する。
(5)胎盤では、ホルモンは分泌されない。
88 ホルモンの生理作用に関する記述である。正しいものの組み合わせはどりか。
a 甲状腺ホルモン――――基礎代謝低下
b 男性ホルモン―――――たんぱく質の異化
c パラソルモン(PTH)―――血中カルシウムの低下
d バゾプレシン(ADH)―――水分再吸収
e オキシトシン―――――乳汁分泌抑制
(1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)cとd (5)dとe
89 神経系の構造と機能についての記述である。正しいのはどれか。
(1)前頭葉は、精神機能、知的活動、視覚と関連の深い部位である。
(2)脳幹には延髄、橋、中脳などがあり、呼吸や嘔吐、摂食、感情の表現に関する調節に重要な役割を果たしている。
(3)小脳は咀嚼筋、嚥下筋、躯幹筋などの運動を支配しており、小脳障害で摂食困難となることが多い。
(4)内包には、多くの脳神経核が存在しており、脳卒中でしばしばみられる内包障害では脳神経核症状が合併してくる。
(5)脊髄は、筋緊張の維持、運動の協調性、血管運動の調節などに関しても重要な役割を果たしている。
90 感覚に関する組合せである。誤っているのはどれか。
(1)ビタミンA―――――視覚
(2)デシベル―――――聴覚
(3)関連痛――――――内臓感覚
(4)めまい――――――内耳
(5)硫酸キニーネ―――酸味
(1)左肺は、右肺よりやや小さい。
(2)右肺は3葉、左肺は2葉よりなる。
(3)ガス交換は、肺胞でおこなわれる。
(4)換気は、横隔膜の運動によりおこなわれる。
(5)安静時には、呼息筋はとくに働かない。
82 循環の生理についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 吸気時には、脈拍数が減少する。
b 直立しているヒトの頭部の血圧は、心臓部より低い。
c 心臓の収縮期は、拡張期より短い。
d 心音の第U音は、僧帽弁の開放音である。
e 洞房結節は、右心房の下大静脈開口部付近にある。
(1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
83 小腸についての記述である。正しいのはどれか。
(1)小腸は、十二指腸と空腸からなっている。
(2)小腸は、空腸と回腸からなっている。
(3)小腸は、回腸と盲腸からなっている。
(4)小腸は、十二指腸と空腸と回腸からなっている。
(5)小腸は、空腸と回腸と盲腸からなっている。
84 泌尿器系の生理についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)糸球体ろ過量の約10分の1が尿として排泄される。
(2)正常尿のpHは、5〜7である。
(3)水の再吸収を促進するホルモンは、バソプレシンである。
(4)輸入動脈の血流量が減少したときに放出されるホルモンが、レニンである。
(5)尿細管で、ナトリウムやブドウ糖の再吸収がおこなわれる。
85 生殖器に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)精巣より分泌されるホルモンは、テストステロンである。
(2)男性ホルモンは、二次性徴の促進に関与する。
(3)卵胞ホルモン、黄体ホルモンは、コレステロールより作られる。
(4)子宮筋層は、横紋筋の厚い層よりなる。
(5)黄体ホルモンは、排卵を抑制し、乳腺の発育を促進する。
86 筋肉についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 体重の約40%は筋肉である。
b クレアチンリン酸が含まれている。
c 血管の収縮に役立つ。
d 姿勢の保持にはたらく。
(1)aとbとc (2)aとcとd (3)aとbとd (4)bとcとd (5)a〜dのすべて
87 骨格に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)骨格は、身体の支柱として役立っている。
(2)骨格の形成には、軟骨や靱帯も加わる。
(3)骨は、カルシウムの貯蔵庫である。
(4)骨は、骨髄を有し、血球の産生をしている。
(5)骨成分の代謝はホルモンの影響をうけない。
88 血液成分についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)血小板の平均寿命は、3〜7日である。
(2)白血球の中で最も多いのが、好中球である。
(3)リンパ球のうち、Bリンパ球が、液性免疫にかかわる。
(4)出血時間は、血液凝固持問より長い。
(5)血漿からフィブリノーゲンを除去したものが、血清である。
89 次は血糖値を上昇させる方向に働くホルモンである。誤っているのはどれか。
(1)成長ホルモン
(2)セクレチン
(3)グルカゴン
(4)副腎皮質ホルモン
(5)アドレナリン(エピネフリン)
90 ホルモンが産生される臓器と分泌されるホルモンとの組合せに関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)脳下垂体―――――成長ホルモン
(2)甲状腺――――――カルシトニン
(3)副腎皮質―――――アドレナリン
(4)胃――――――――ガストリン
(5)膵臓―――――――グルカゴン
(1)濃度の高い方から低い方へ物質が移動することを拡散という。
(2)圧力の高い方から低い方へ膜を介しての物質の移動をろ過という。
(3)浸透圧の高い方から低い方へ半透膜を介しての物質の移動を浸透という。
(4)濃度の低い方から高い方ヘエネルギーを使って物質が移動することを能動輪送という。
(5)細胞膜を通して細胞内に物質が取込まれることを食作用または飲作用という。
82 血漿たんぱく質のはたらきについての記述である。誤っているのはどれか。
(1)血管壁を透過して直接、組織にたんぱく質を補給する。
(2)ビタミンAや鉄などの運搬に関与している。
(3)血液凝固因子の他に情報伝達因子も含まれている。
(4)抗体の他に生体防禦にはたらく因子も含まれている。
(5)老廃物や水を組織から血管内に運ぶのに役立っている。
83 成人の骨格系の記述である。誤っているのはどれか。
(1)頸椎は7つの骨からなる。
(2)胸椎は肋骨と連結する。
(3)尺骨は、前腕骨である。
(4)腓骨は上肢骨である。
(5)骨盤は3つの骨から構成される。
84 平滑筋に関わる記述である。誤っているのはどれか。
(1)収縮は緩やかである。
(2)自律神経が分布している。
(3)体内全臓器の筋組織を構成している。
(4)横紋はみられない。
(5)収縮は細胞から細胞へ直接伝わる。
85 筋の収縮に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)筋が収縮するときアクチンとミオシンの相互作用がおこる。
(2)この相互作用にはエネルギー源としてATPが必要である。
(3)ATPはピルビン酸の分解によってのみ産生される。
(4)同じ運動を続けていると筋が疲労して、収縮力が小さくなっていく。
(5)筋の疲労は酸素の不足と筋細胞内に乳酸が生ずるためである。
86 呼吸系についての記述である。正しいのはどれか。
(1)肺胞内ガスの酸素分圧と空気の酸素分圧は等しい。
(2)血液中の酸素は、大部分が血漿中に溶解していてヘモグロビンと結合しているものは少ない。
(3)呼吸に関する中枢の化学受容器は、血液中の二酸化炭素分圧の変化を感受して呼吸調節をしている。
(4)末梢の化学受容器は、特に血液pHを感受して呼吸調節をしている。
(5)肺胞でのガス交換を内呼吸と呼ぶ。
87 小腸に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)小腸は細長い管状器官で、3部に分けられる。
(2)小腸粘膜は輪状ヒダをつくり絨毛を突出させている。
(3)輪状ヒダ、腸絨毛は大腸に近い部分ほど発達が著しい。
(4)腸絨毛の間に腸腺が開口し腸液を分泌する。
(5)腸液は主に腸内容物の局所刺激によって分泌される。
88 脾臓のはたらきについての記述である。誤っているのはどれか。
(1)循環血液量の調節を行なう。
(2)古い赤血球を処理する。
(3)異物の処理を行なう。
(4)不細胞が存在し免疫に関与する。
(5)A細胞が存在し免疫に関与する。
89 自律神経についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)自律神経系はすべて脳・脊髄神経とは別に、一度神経幹に入ってから消化器に分布する。
(2)交感神経は膵液の分泌を抑制するが、副交感神経はこれを促進させる。
(3)交感神経は濃い唾液を少量分泌させるが、副交感神経はうすい唾液を大量分泌させる。
(4)交感神経は血糖値を上昇させる方向にはたらくが、副交感神経にはこの作用はない。
(5)交感神経は消化管の括約筋を収縮させるが、副交感神経はこれを弛緩させる。
90 感覚系についての記述である。正しいのはどれか。
(1)舌の先端はすべての味覚に敏感であるが、特に苦味に敏感である。
(2)舌の後3分の1の味覚は、舌咽神経で伝えられる。
(3)味覚の感覚野は、大脳の前頭葉にある。
(4)視覚の感覚野は、大脳の側頭葉にある。
(5)網膜の中心窩は、光を感じない部分である。
(1)右心室は肺動脈に、左心室は大動脈に血液を拍出する。
(2)肺循環では動脈中に静脈血が、静脈中に動脈血が流れている。
(3)血圧という場合、一般に上腕動脈の収縮期圧と拡張期圧とを指す。
(4)血管内壁には、血液の逆流を防ぐために動脈にも静脈にも弁がある。
(5)血液検査のために採血する場合は、通常肘静脈である。
82 呼吸運動の調節に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)呼吸中枢には吸息中枢と呼息中枢があり、交互に周期的に亢奮する。
(2)肺胞の拡張を呼吸中枢に伝えると、吸気運動から呼気運動に移行する。
(3)血液中の呼吸を調節する化学因子の内、最も大きいのは血液のpHである。
(4)頸動脈と大動脈には血液中の酸素濃度に反応する受容器がある。
(5)呼吸運動はある程度、意志で変えることが可能である。
83 筋肉についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)横隔膜は横紋筋性の板状構造である。
(2)随意筋の中に平滑筋に属する筋がある。
(3)筋肉が収縮しても長さが変わらないこともある。
(4)筋肉にはアクチンが含まれている。
(5)筋肉は体熱の産生に役立っている。
84 骨についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)血管にとむ赤色骨髄では赤血球や白血球が造られている。
(2)骨の発育には、ビタミンD、カルシウム、リンなどが必要である。
(3)骨端軟骨は骨の発育が終わると、骨端線と呼ばれる細い線となり残る。
(4)骨の成長が止まると、骨の無機質と有機質の含有比率が変化し、無機質が増え、骨の弾力は低下する。
(5)軟骨は石灰質を含まないので軟らかく、また血管も含まない。
85 神経系に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)脳から出る末梢神経は10対ありこれを脳神経という、また脊髄神経は30対ある。
(2)錐体路は随意運動の経路であり、その神経線維は延髄で反対側に交叉している。
(3)延髄は脊髄のすぐ上に続き、呼吸中枢、心臓調節中枢、血管運動中枢さらにせき、くしゃみなどの中枢もある。
(4)アセチルコリンは迷走神経、ノルアドレナリンは交感神経に関係する神経機能物質である。
(5)神経細胞は1個の細胞体と、軸索突起および樹状突起よりなっている。軸索突起は他の神経細胞と接続する。
86 下記のうち腎臓の働きに含まれないのは、次のうちどれか。
(1)クレアチニンを排泄する。
(2)コレステロールを排泄する。
(3)ビタミンDを活性化する。
(4)レニンを分泌する。
(5)体液量を調節する。
87 性器に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)精液は、精巣でつくられ、前立腺液と混じり合うことなく尿道から射出される。
(2)女子新生児の卵巣には、原始卵胞がすでに多数存在している。
(3)男子性器のうち、精路は胎生期のウォルフ管が発達して生じる。
(4)子宮は、骨盤内に通常前傾前屈の位置で固定されている。
(5)精巣と卵巣は、ともに生殖細胞とホルモンを分泌する腺なので性腺という。
88 甲状腺に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)甲状腺は上皮細胞が集まった小胞の集合体である。
(2)甲状腺から分泌されるホルモンにサイロキシンとカルシトニンがある。
(3)サイロキシンはヨウ素を含んでいる。
(4)甲状腺機能が亢進しサイロキシンの分泌が過剰になるとバセドウ病になる。
(5)カルシトニンは、血中カルシウムを上昇させる作用がある。
89 体温の調節についての記述である。正しい組合せはどれか。
a 体温には日周変動があり、日中は低く、夜間には上昇する。
b 高温環境下では、発汗によって熱を放散し体温調節をはかる。
c 多量の発汗時には、水分とともに塩分も失われる。
d 女性の基礎体温は、排卵期が最も高く、以後は下降する。
(1)aとb (2)bとc (3)cとd (4)aとc (5)aとd
90 感覚の感受部位についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)視覚は網膜だけで感受される。
(2)平衡感覚は内耳で感受される。
(3)痛覚は皮膚だけで感受される。
(4)聴覚は内耳で感受される。
(5)嗅覚は嗅上皮だけで感受される。
(1)血液は大動脈から末梢の小動脈に行くほど低くなる。
(2)安静時には、全身の血液の約30%が脳に分布している。
(3)迷走神経が興奮すると心臓のリズムは速くなる。
(4)血管の平滑筋の緊張度を調整する血管運動神経は交感神経だけである。
(5)心臓の自律的な収縮は田原結節からはじまる。
82 視床下部についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)飲水中枢が存在する。
(2)空腹(摂食)中枢が存在する。
(3)味覚中枢が存在する。
(4)体温調節中枢が存在する。
(5)ホルモン分泌が行われている。
83 尿路の形態についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)腎の実質は皮質と髄質とに分けられる。
(2)腎盂は尿管の起始部にあたる。
(3)糸球体は一側の腎髄質中に50万個ぐらい存在する。
(4)尿管は膀胱の三角部という部分に開口する。
(5)尿道には膀胱より出口部に括約筋がある。
84 器官と器官系の組合せである。誤っているのはどれか。
(1)消化器系―――胃、肝臓、腸、膵臓
(2)呼吸器系―――肺、気管、鼻
(3)循環器系―――心臓、動脈、静脈
(4)内分泌系―――卵巣、胸腺、リンパ節
(5)感覚器系―――眼、耳、舌、皮膚
85 呼吸に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 安静時の毎分呼吸数は新生児期よりも学童期に多い。
b 安静時の呼吸は、女性は腹式呼吸が、男性は胸式呼吸が多い。
c 毎分換気量は(1回の換気量×毎分呼吸数)で算出される。
d 毎分換気量は、成人で6〜8lといわれている。
(1)aとb (2)aとc (3)aとd (4)bとc (5)cとd
86 胸郭についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)肋骨は10対の骨で作られている。
(2)肋骨の前部は軟骨である。
(3)肋骨は呼吸運動で引き上げることが出来る。
(4)胸骨は第二肋骨の高さで突出している。
(5)胸骨に直接連結していない肋骨もある。
87 筋肉の種類は横紋筋と平滑筋に分けられる。平滑筋の組合せはどれか。
a 眼筋
b 心筋
c 胃壁の筋
d 子宮筋
(1)aとb (2)aとc (3)aとd (4)bとc (5)cとd
88 授精に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)卵子が授精すると、黄体が発育して白体となり、分娩まで存続する。
(2)卵子は排卵によって卵巣の表面から直接卵管内に放出される。
(3)卵子がつくられるとき、染色体の数が半減する。
(4)卵子は子宮内で授精し、そのまま着床する。
(5)卵子の寿命は約1週間である。
89 内分泌器官とホルモンの組合せである。正しいものの組合せはどれか。
a 下垂体前葉――――バゾプレッシン
b 下垂体前葉――――プロラクタン
c 上皮小体―――――パラソルモン
d 甲状腺――――――インスリン
e ランゲルハンス島―インスリン
(1)aとbとc (2)aとcとd (3)bとcとd (3)bとcとd (4)bとcとe (5)cとdとe
90 消化液についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)胃液はビタミンB12の呼吸に役立っている。
(2)胆汁は消化酵素をもたない。
(3)膵液は消化にもっとも重要で、いろいろな消化酵素を含んでいる。
(4)アミラーゼは唾液中にも分泌されている。
(5)脂肪は腸液だけで分解される。
(1)細胞膜には、コレステロールが含まれている。
(2)ゴルジ装置では、分泌物の産生(生成)が行われる。
(3)ライソゾームには内呼吸に関連する酵素系が存在する。
(4)レセプターは細胞膜にある。
(5)細胞が興奮すると膜の性質が変化する。
82 筋細胞についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 筋細胞が静止している時は、ナトリウムイオンの濃度は細胞外が高い。
b 筋細胞が静止している時は、カリウムイオンの濃度は細胞外が高い。
c 筋細胞が静止している時は、カルシウムイオンの濃度は細胞外が高い。
d 筋細胞が興奮すると、細胞内のカリウムイオン濃度が高まる。
e 筋細胞が興奮すると、細胞内のカルシウムイオン濃度が高まる。
(1)aとc (2)bとd (3)cとe (4)aとb (5)bとe
83 血液細胞についての記述である。異常値の組合せはどれか。
a 赤血球450万/mm3
b 白血球5000/mm3
c ヘモグロビン7g/dl
d ヘマトクリット値45%
e 血清コレステロール値320mg/dl
(1)aとc (2)bとd (3)cとe (4)aとd (5)bとe
84 赤血球についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)血色素の酸素との結合能は、一酸化炭素との結合能に比較して強い。
(2)人の血色素の酸素飽和度は、酸素分圧に対してS字状の解離曲線を示す。
(3)二酸化炭素分圧が高いと、酸素ヘモグロビンが解離しやすくなる。
(4)血液中の赤血球数は、加齢によって減少する。
(5)銅は赤血球の生産に必要である。
85 心臓についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)血圧は末梢の小動脈に行くほど高くなる。
(2)心房の興奮は、田原結節―ヒス束―プルキンエ線維を経由して心室へ伝えられる。
(3)心臓のリズムと拍出量は、交感神経の興奮によって増加する。
(4)心臓にきている副交感神経は、迷走神経からの枝である。
(5)心臓の血液拍出量は運動量によって増加する。
86 尿に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)尿は腎臓の尿細管でつくられ、糸球体で再吸収される。
(2)尿のPHは、動物性たん白質の摂取により酸性に傾く。
(3)尿の色調は尿中の血色素(ヘモグロビン)による。
(4)尿の匂いは尿中に存する尿酸のためである。
(5)無尿とは尿道が閉塞して尿を排出できなくなることをいう。
87 生殖生理に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)卵巣には、出生時にすでに原始卵胞が多数存在している。
(2)精子は、生成後精細管を通って副精巣に集められている。
(3)卵子や精子では、染色体数が体細胞に比べて半減している。
(4)精液は、精巣と精管とから分泌される粘液である。
(5)卵管の発生原基は、胎生期のミュラー管である。
88 月経の性状に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)月経血の中にはフィブリノーゲンが多く、凝固しやすい。
(2)月経の周期は、排卵前の卵胞期の長さにより左右される。
(3)月経時には、血液とともに崩壊した子宮内膜組織が排出される。
(4)月経は、卵巣ホルモンの血中濃度の低下に伴う消退出血である。
(5)月経出血を初めて起こすことを初経といい、思春期の中頃に見られる。
89 副交感神経の作用についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)気管支を拡張する。
(2)心拍数を減少させる。
(3)消化運動を促進する。
(4)消化管括約筋を弛緩する。
(5)胆汁分泌を増加させる。
90 神経伝達物質についての記述である。該当しないのはどれか。
(1)アセチルコリン
(2)エンドルフィン
(3)リノール酸
(4)アドレナリン
(5)グルタミン酸
(1)アポクリン腺は手のうらや、足のうらに多い。
(2)アポクリン腺から分泌される汗はエクリン腺から分泌される汗に比べ脂肪が多い。
(3)エクリン腺からの発汗には温熱刺激によるもののほかに精神的緊張によるものがある。
(4)発汗は副腎皮質ホルモンの分泌によって増加する。
(5)汗腺の分泌の中枢は視床下部にある。
2 体温調節についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)体外への熱の放出には呼気と屎尿の加温による部分が最も大きい。
(2)体内の熱産生には肝臓における代謝熱が約1/4を占めている。
(3)寒い時は、骨格筋の無意識の収縮によって熱の発生を増している。
(4)起毛筋(立毛筋)の興奮は副腎からのアドレナリンの分泌によって起こる。
(5)皮膚血管の収縮は副交感神経の興奮によって起こる。
3 次の筋のうち、横紋が見える筋はどれか。
(1)食道筋層
(2)子宮筋層
(3)横隔膜
(4)立毛筋
(5)肛門括約筋
4 腎臓に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)腎臓は、左右の大きさが同じであり、また、同じ高さの位置にある。
(2)腎糸球体は、腎髄質に無数に存在し、尿の再吸収を行っている。
(3)腎臓の機能によって体液の浸透圧と酸塩基平衡が維持されている。
(4)電解質の排泄は主に近位尿細管により行われている。
(5)尿は腎孟から尿細管を経て尿管に流入し、膀胱に集められる。
5 卵巣に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 新生児期には、卵巣に原始卵胞を保有していない。
b 思春期以前から卵胞のエストロゲン分泌は開始している。
c 排卵後に卵胞は黄体に変化するが、これは黄体化ホルモンの作用である。
d 閉経期には、下垂体の卵胞刺激ホルモンは分泌しなくなる。
(1)aとb (2)cとd (3)aとc (4)bとd (5)bとc
6 胎児の発育に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)妊娠3か月(12週未満)までの胎児を胎芽という。
(2)妊娠4か月末(16週)ごろに胎児の運動が活発になり胎動を感じる。
(3)胎盤が完成するのは妊娠6か月末(23週)である。
(4)妊娠後半期の羊水には胎児の排泄物(尿)が含まれている。
(5)臍帯の中には1本の臍帯動脈と2本の臍帯静脈とが存在する。
7 次は、ガストリン(消化管ホルモン)についての記述である。最も顕著にみられる作用はどれか。
(1)胃酸の分泌を促進する。
(2)アルカリ性膵液の分泌を促進する。
(3)胆汁の分泌を促進する。
(4)トリプシノーゲンの分泌を促進する。
(5)小腸の消化運動を促進する。
8 血圧の調節に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)血管拡張神経は副交感神経で、平滑筋の収縮を抑制する。
(2)頸動脈の分岐点にある頸動脈小体は、血中CO2濃度上昇によって興奮し血圧を上昇させる。
(3)副腎髄質からは、交感神経の興奮と連動してアドレナリンが分泌され、血圧を上昇させる。
(4)バゾプレッシンは、脳下垂体前葉から分泌され、抗利尿と同時に血圧を上昇させる作用がある。
(5)レニンは、腎臓から分泌され、血中のアンジオテンシノーゲンに作用して、血圧を上昇させる。
9 次の器官は外胚葉性の器官である。正しいのはどれか。
(1)網膜
(2)腎臓
(3)心臓
(4)胃粘膜
(5)肝臓
10 次の文章のうち正しいのはどれか。
(1)長距離走の主なエネルギー源はグリコーゲンである。
(2)運動の強度を高めて行くと呼吸商は上がる。
(3)人の姿勢を保つ働きをする筋肉の筋線維は白筋が多い。
(4)運動習慣のない人が運動習慣を持つようになると、血中のLDLコレステロールが増える。
(5)最大酸素摂取量は、平均的に男性より女性の方が高い。
a 脳は外胚葉から発生する。
b 筋肉は内胚葉から発生する。
c 肝臓は中胚葉から発生する。
d 骨は内胚葉から発生する。
e 血液は中胚葉から発生する。
(1)aとc (2)bとe (3)cとd (4)dとb (5)eとa
2 脳の機能に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)大脳の前頭葉には知的機能・感情的機能の中枢が存在する。
(2)頭頂葉には食欲・性欲の中枢が存在する。
(3)後頭葉には視覚の中枢が存在する。
(4)側頭葉には聴覚の中枢が存在する。
(5)小脳には身体の協調運動・平衡などの中枢が存在する。
3 末梢神経系に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)末梢神経は、連動神経と自律神経とに分けられる。
(2)運動神経は髄鞘をもたない無髄神経である。
(3)神経末端から目標器官へ刺激が伝達されるのにアセチルコリンが関与する。
(4)自律神経は人間の動物的機能を支配するので、動物神経ともいわれる。
(5)知覚神経は自律神経のうちの交感神経である。
4 副腎に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)副腎は左右の腎臓の上部に接して存在する一対の内分泌腺である。
(2)副腎は皮質と髄質とから成り、皮質は下垂体のACTHにより活発化する。
(3)副腎皮質からはグルココルチコイド(コーチゾンなど)が分泌される。
(4)副腎髄質からはミネラルコルチコイド(アルドステロンなど)が分泌される。
(5)副腎皮質の機能亢進の典型的なものとしてクッシング病がある。
5 胃液の分泌についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)刺激によって無条件に反射的に分泌を開始する。
(2)内容物の機械的刺激によって分泌が高まる。
(3)ガストリンによって胃酸の分泌が高まる。
(4)ガストリンの分泌はカフェインや香辛料によっても刺激される。
(5)内容物が十二指腸に入ると分泌が高まる。
6 次の文章のうち、誤っているものの組合せはどれか。
a 骨の主成分は炭酸カルシウムである。
b 骨髄は造血組織である。
c 血中カルシウム濃度は、カルシウム摂取によって高まる。
d 病気でねたきりになると尿中のカルシウム排泄が増加する。
e 上皮小体ホルモンは血中のカルシウムを増加させる。
(1)aとc (2)bとd (3)cとe (4)aとd (5)bとe
7 次の文章のうち正しいものの組合せはどれか。
a リンパ球は核はない。
b 無頼粒白血球には核がない。
c 赤血球には核がない。
d Bリンパ球には核がない。
e 血小板には核がない。
(1)aとb (2)bとc (3)bとe (4)cとe (5)dとa
8 皮ふについての記述である。誤っているのはどれか。
(1)表皮は基底層と角質層から成り、前者にはソラニン細胞が含まれる。
(2)真皮は結合組織で、膠原線維、弾性線維がある。
(3)皮下脂肪組織は粗い結合組織線維の間に脂肪が埋められたものである。
(4)毛は表皮が真皮に深く陥入し毛嚢、毛根をつくったものである。
(5)汗腺にはエクリン腺、アポクリン腺があり、後者を皮脂腺ともいう。
9 安静時の普通の状態における体熱の放散経路の中で最大なものはどれか。
(1)摂取した飲食物および吸気をあたためる。
(2)呼気に水分を飽和して蒸散する。
(3)皮ふ表面からの放射による。
(4)皮ふ表面からの伝導による。
(5)皮ふ表面からの水分蒸発による。
10 肺におけるガス交換についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 肺におけるガス交換は、肺胞の自発的運動によって行われる。
b 肺胞は二層のうすい上皮からなり、それをとりまく毛細血管の壁もうすいため容易にガス交換が行われる。
c 肺におけるガス交換は、肺動脈中の静脈血と肺胞内空気の酸素分圧と炭酸ガス分圧の差による拡散で行われる。
d 肺を流れる静脈血中の炭酸ガスは約1/5がヘモグロビンと結合している。
e ヘモグロビンと酸素の親和性は周囲の炭酸ガス分圧が高いほど低下する。
(1)ace (2)ade (3)bcd (4)bde (5)cde
a カリウム・イオン濃度は細胞内液の方が細胞外液よりも高い。
b ナトリウム・イオン濃度は細胞内液の方が細胞外液よりも高い。
c カルシウム・イオン濃度は細胞内液の方が細胞外液よりも高い。
d 筋細胞が興奮すると細胞内液中のカルシウム・イオン濃度が一時的に高まる。
e 筋細胞が興奮すると細胞内液中のクロール・イオン濃度が一時的に高まる。
(1)aとd (2)bとe (3)cとd (4)aとe (5)bとd
2 各部位における血液中の酸素合有量を比較したものである。正しいのはどれか。
(1)〔右心房〕>〔左心房〕
(2)〔肺静脈〕>〔右心房〕
(3)〔左心房〕=〔肺動脈〕
(4)〔右心室〕=〔大動脈〕
(5)〔左心室〕>〔冠動脈〕
3 呼吸についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 息を吸う時には横隔膜は収縮する。
b 息をはく時には横隔膜は収縮する。
c 呼吸筋は不随意筋である。
d 呼吸運動の中枢は間脳にある。
e 頚動脈洞は呼吸の調節に関与している。
(1)aとc (2)bとd (3)cとe (4)aとd (5)aとe
4 歯に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)永久歯の臼歯に相当する歯は乳歯には無い。
(2)大臼歯の歯根は、一本で最も太い。
(3)エナメル質には無機質が層状に累積している。
(4)象牙質には、リン酸カルシウムより炭酸カルシウムが多い。
(5)歯髄は、歯根部から歯冠部途中まで歯内部を縦走する。
5 腎臓の機能に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)体液の浸透圧やpHを一定に保つ。
(2)レニンを分泌して血圧を調節している。
(3)プロスタグランジンを分泌して骨髄の造血を促進する。
(4)ビタミンDを酸化して活性化に関与している。
(5)水溶性の代謝産物を排泄している。
6 臍帯ならびに胎盤についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)胎盤は、胎児由来の繊毛膜と子宮内膜の変化した脱落膜からできている。
(2)母体の血液と胎児の血液との物質変換は、脱落膜と絨毛膜の接触面でおこなわれる。
(3)臍帯には3本の血管(臍帯静脈1本、臍帯動脈2本)が通っている。
(4)臍帯静脈には、胎盤から酸素や栄養素を胎児に送る動脈血が流れている。
(5)臍帯動脈の1本には、胎児から母体に排出する炭酸ガスを含んだ静脈血が流れ、別の1本には老廃物を含んだ静脈血が流れている。
7 甲状腺の機能についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 幼児期に甲状腺機能が亢進するとクレチン病がおこる。
b 甲状腺の機能亢進によって酸素消費量は高まる。
c 甲状腺の機能が低下すると全身に脂肪が蓄積する。
d 甲状腺機能は下垂体によって調節されている。
(1)aとb (2)aとc (3)aとd (4)bとc (5)bとd
8 発生についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)個体発生は系統発生をくりかえす。
(2)皮ふは外胚葉性の器官である。
(3)脳は中胚葉性の器官である。
(4)肝臓は内胚葉性の器官である。
(5)骨格筋は中胚葉性の器官である。
9 抗体についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 抗体を産生する細胞はTリンパ球である。
b 抗体を産生する細胞はBリンパ球である。
c Tリンパ球は抗体産生を促進するが抑制はしない。
d Tリンパ球には抗体の産生を促進するものと抑制するものがある。
e リンパ球は通常複数の抗体を産生する。
(1)aとc (2)bとd (3)cとe (4)aとe (5)bとc
10 骨についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)骨質は緻密質と海綿質からできている。
(2)骨の表面に開口するフォルクマン管には、神経や血管が交通している。
(3)骨の発育は、下垂体ホルモンや甲状腺ホルモンなどによって抑制される。
(4)骨髄は血管に富む細網組織である。
(5)赤色骨髄は、老齢になると黄色骨髄に変り、造血機能は失われる。
(1)脊柱は、32〜34個の椎骨からなり、頸椎・胸椎・腰椎・仙椎・尾椎の各部に分かれている。
(2)頸椎は、7個の椎骨で構成されている。
(3)成人では・仙椎と尾椎はそれぞれ癒合して仙骨及び尾骨となっている。
(4)胸郭は、胸椎と12対の肋骨で構成されている。
(5)骨盤は、腸骨・寛骨・坐骨が密着して形成され、骨格中で最も性差の顕著なものである。
2 筋肉についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)横隔膜は、胸腔と腹腔を隔て、その収縮によって呼吸が行われる。
(2)「ふくらはぎ」を形成する腓腹筋とヒラメ筋の二つの筋の腱は、合流してアキレス腱を形成する。
(3)腹筋である内斜腹筋・外斜腹筋及び腹直筋は、三者協力して腹腔内圧を高めて、排尿や排便を助ける。
(4)骨格筋線維は、閾値以上の刺激により、一様に収縮する。
(5)骨格筋が収縮すると、ケトン体が生成される。
3 血圧についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 体内にナトリウムが貯留すると、血圧が下がる。
b ジョギングなど軽い運動を長時間継続すると、高血圧ぎみの人は血圧が下がることが多い。
c 交感神経が緊張すると血圧は上がる。
d 深呼吸をすると血圧は上がる。
(1)aとb (2)aとc (3)aとd (4)bとc (5)bとd
4 血液についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 正常な人の血液のpHは、正確に7.0に維持されている。
b 強い運動を持続すると、pHは酸性に傾く。
c 強い連動を持続すると、血液の乳糖の濃度が高まる。
d ヘモグロビンにも血液のpHを安定させる作用がある。
e 酸性食品を食べると、血液のpHは酸性に傾く。
(1)aとb (2)bとc (3)cとe {4)bとd (5)aとe
5 赤血球及びリンパ球に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 成人の赤血球は、主として肝臓で作られる。
b 肥満細胞の機能は異物を貪食して分解することである。
c Bリンパ球は、抗体たん白質を作り出す。
d Tリンパ球には、抗体の産生を促進するものと抑制するものの2種類がある。
(1)aとb (2)bとc (3)cとd (4)aとd (5)bとd
6 心臓の機能についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 洞房結節によって歩調取りが行われるが、洞房結節は心房と心室の間にある。
b 心臓の拍動は副交感神経の緊張により早くなる。
c 心臓の拍動はホルモンによっても影響され、アドレナリンで早くなる。
d 洞房結節の興奮は、刺激伝導系で心筋に伝えられるが、これにより心臓は全体が同時に収縮する。
e 洞房結節の機能が失われても、心臓が自発能で拍動を続けるときには、そのリズムは遅くなる。
(1)aとc (2)aとe (3)bとd (4)bとe (5)cとe
7 成人の消化器についての記述である。誤っているものはどれか。
(1)消化管は、口に始まり、肛門に終わる中空性の器官で、全長約9mである。
(2)消化管のうち、約3mが横隔膜よりも上にあり、その他は腹腔内にある。
(3)小腸は、胃と大腸とを結ぶ部分を指し、その全長は6〜7mである。
(4)十二指腸の長さは、ほぼ12本分の指の横幅の長さ(約20〜30p)に相当する。
(5)大腸は、小腸に続く消化管の終末部で、全長約1.6mである。
8 乳腺についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)女性の乳腺は、思春期になると卵胞ホルモン、黄体ホルモンの刺激により発育し始める。
(2)妊娠すると、前半期には卵胞ホルモン、黄体ホルモンが増加して、乳腺の発育を促進する。
(3)妊娠の後半期には、乳汁の生成を開始するが、胎盤からも分泌される卵胞ホルモンの作用により、乳汁の分泌は抑制されている。
(4)分娩後、卵巣から分泌されるプロラクチンの作用により、乳汁の生成が活発になる。
(5)新生児による乳首の吸引が刺激となり、脳下垂体後葉からオキシトシンが分泌され、射乳を促進する。
9 ホルモンの作用についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)インスリンは、膵臓のランゲルハンス島のB(β)細胞から分泌される。
(2)黄体化ホルモンは、女性では卵胞の形成を促進し、男性では精子の形成を促進する。
(3)カルシトニンは、甲状腺から分泌される。
(4)バソプレッシンとオキシトシンは、脳下垂体後葉から放出される。
(5)副腎皮質は、電解質コルチコイド、糖質コルチコイド、アンドロゲンの3種類のステロイドホルモンを分泌する。
10 次は尿の生成についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)ボウマン嚢に濾(こ)し出された原尿中のブドウ糖、アミノ酸は、尿細管において血液中に再吸収される。
(2)ヘンレ係蹄においては、主にナトリウムイオンが再吸収される。
(3)尿量は主に、脳下垂体後葉ホルモンによって調節される。
(4)糸球体ろ液は、1日約10l作られ、その約80%が血液中に再吸収される。
(5)糸球体でろ過されたブドウ糖やアミノ酸は、尿細管において再吸収される。