2002年(平成14年)第十六回
96. 正解(4)
同一ではない。それぞれのたんぱく質分子は特徴的な代謝回転速度をもつ。
数時間のものもあるし、数十日のものもある。
97. 正解(4)
a 変換される。腎、肝でも。 c 脂肪酸エステル型レチノール。
98. 正解(5)
a 反応速度おおいに変わる。 b 活性化エネルギーを減少させる。
99. 正解(5)
a クレアチンリン酸などヌクレオシド三リン酸以外のもの多数あり
b グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼは酸化還元酵素
c スクシニルCoAシンターゼでGTPができる d は正解。
100. 正解(5)
(1)肝臓内の(2)糖を分解し(3)合成できる(4)NADPHが生成する
101. 正解(3)
(1)ブチリルCoA (2)合成とβ酸化は経路が違う。(4)存在する。
(5)肝臓で合成され、肝臓でその一部がエネルギー源として利用される。
102. 正解(2)
可逆反応である。
103. 正解(1)
c ピリミジンヌクレオチド合成の d プリンヌクレオチド合成の
104. 正解(1)
(2)細胞膜に結合して存在する。 (3)細胞膜に結合して存在する。
(4)細胞内に存在する。 (5)細胞内に存在する。
105. 正解(4)
a 関与している c 2価のままで、酸素と可逆的に結合する
106. 正解(4)
a たんぱく質とリン脂質を c 結合して、細胞内に二次情報が伝えられる
(ペプチドホルモンは細胞内には取り込まれない)。
107. 正解(2)
b IgE c 抗体を産生する。
生化学 回答
2001
解答の手引き
96. (1)
(2)酸素1原子(3)炭素3から炭素7まである(4)アミノ基(N-アセチル基)とガラクトース
(5)6位の―よって(1)が正解
97. (1)
(2)メチル基転移反応 (3)ピルビン酸デヒドロゲナーゼ (4)脱炭酸反応
(5)酸化還元反応―よって(1)が正解
98. (1)
(2)活性化も不活性化もあり(3)活性部位に結合(4)基質結合部位以外に結合
(5)活性部位に結合しないと−よって(1)が正解
99. (2)
(1) 少ない(3)ミトコンドリアと細胞質で (4)CoQ10は、
(5)ミトコンドリアに―よって(2)が正解
100. (5)
a.細胞質に存在する―不正解 b. 正解 c.アミノ酸のすべてが変換される―不正解
d.正解―よって、(5)が正解
101. (4)
(1) 2個ずつ (2)ミトコンドリアで(3)カイロミクロンの成分として
(5)ミトコンドリアで(一部ペルオキシソームにもあるが)―よって(4)が正解
102. (3)
(2) β-ヒドロキシメチル−グルタリルCoAレダクターゼである。
HMG-CoAレダクターゼともいう―(3)だけ間違い
103. (5)
(2) メチオニン(2)グルタミン、グリシン、アスパラギン酸
(3)フェニルアラニン(4)トリプトファン―よって(5)が正解
104. (2)
(2) の必須アミノ酸は体内で合成されない。必須アミノ酸の構造をよくみてください。
側鎖が複雑なものが多い。―よって(2)
105. (4)
(1) 両者は構造的に全く別物(2)と(3)は主語をいれかえると正解
(5)ピリミジン塩基も体内で合成できる―よって(4)が正解
106. (4)
a.働くシステムがある―不正解 b.正解 c.正解 d.タンパク質である。
―不正解―よって(4)が正解
107. (3)
(1)IgGは (2)IgAは (4)IgEは (5)IgMは―よって(3)が正解
2000
生化学国家試験正答と解答の手引き
解答の手引き
96(5)
(1)アミノ基が2個(2)脱カルボキシル反応(3)ビオシチン(ビオチニルリシン)
からも生成(4)アラニンが生成、(5)が正しい。
97(3)
(3)必須アミノ酸も非必須(可欠)アミノ酸も同様に使われる。すべて、遺伝暗号(塩基の3つの並び方)
で決まるから、たんぱく質への使われ方は同様。
98(3)
(1)調節たんぱく質 (2)収縮たんぱく質 (4)輸送たんぱく質
(5)構造たんぱく質 (3)が正しい。
99(1)
(1) 免疫グロブリンはA, D, E, G, Mの5種ある。簡単な問題。
100(5)
(1)アルドール縮合または逆反応を触媒する酵素、(2)NADをすべてNADPに(3)
TCAサイクルに含まれる。(4)活性化される。(5)が正しい。
101(1)
(2)抑制する。 (3)骨から血液へのカルシウムの移動を(4)促進する。
(5)A鎖、B鎖の2本のペプチド鎖(1)が正しい。
102(1)
(2)細胞質ではたらく。(3)ステロイドホルモン=脂溶性→膜になじんで通過する。
(4)エピネフリン酸性塩=水溶性→膜通過しないで作用する。(5)細胞膜に存在し(1)が正しい。
103(5)
(1)鉄と結合して (2)4個のヘム (3)血小板因子は (4)促進する。
(5)が正しい。
104(2)
(1)動物の細胞膜 (3)グリセリンと脂肪酸 (4)糖脂質 脳の細胞膜
(2箇所の間違い) (5)コレステロールと脂肪酸 (2)が正しい。
105(3)
(1)IMPであり、(2)ペントースリン酸回路を経て (4)尿酸に分解される。
(5)再利用される。 (3)が正しい。
106(2)
(1)単純たんぱく質もある。 (3)そうとは言えない。 モノマーの酵素も多い。
(4)そうとは言えない。(5)そうとは言えない。(2)が正しい。
107(5)
(1)クレアチンリン酸が (2)ATPが (3)ATPが (4)CTPが
(5)が正しい。
1999 96(4) フィブリンは血漿タンパク質(4)
97(3) (d)TTPは(デオキシ)チミジルトリリン酸(a),糖-燐酸-糖の連結(d),RNAにチミジンはない(e)
98(4) 筋グリコーゲンは筋が使用する(4)
99(5) ホスホピルビン酸が作られる(5)
100(5) 水と二酸化炭素(5)
101(2) VLDL(1),ホルモン感受性リパーゼの作用(3),比重による(4),トリアシルグリセロールが変動(5)
102(1) B12が関与(1)
103(5) 肝臓(1),一つはアスパラギン酸(2),蛋白の構成アミノ酸ではない(3,4)
104(4) トリプトファンから合成される(4)
105(2) ヘマトクリット低下(2)
106(4) 骨髄(1),ビリルビン(2),一酸化炭素と結合(3),血漿が運搬(5)
107(5) そのままでは通過しない(a),重要構成成分(b),
1998 96(4) ウラシルとチミンが逆(b) cDNAはmRNAより逆転写したもの(c)
97(3) アデニンはアデノシン、イノシン、ヒポキサンチン、キサンチンを経由、グアニンは直接にキサンチンを経由(3)
98(2) 活性型なし(1) 解糖と無関係(3) 甲状腺と無関係(4) 摂取されている(5)
99(2) トリプシノーゲン(1) 蛋白質分解(3) 炭酸脱水酵素(4) 基質以外が結合(5)
100(2) 筋肉で作られた乳酸が肝臓でグルコースになる(1) 筋肉のグリコーゲンは筋肉が使う(3) ATPは主としてクエン酸回路で作られる(4) 解糖系はミトコンドリア内ではない(5)
101(4) 作られない(4)
102(5) 血漿リポたんぱく質による(5)
103(3) 乳酸ではなくピルビン酸(3)
104(3) リソソームではなくリボソーム(3)
105(1) グリコーゲンを分解して血糖を上げる(1)
106(1) フィブリノーゲンが重合してフィブリンとなる(1)
107(2) 取り込むのはエンドサイトーシス(2)
1997 96(2) グルコース、フルクトース、ガラクトース(2)
97(4) マロニルCoAなどが正解(4)
98(3) ヒドロキシメチルグルタリルCoAレダクターゼが律速(3)
99(1) アルギニン(a) 肝臓で生成(b)
100(4) 銅蛋白質(b) 鉄の輸送(d)
101(2) ヒトで欠乏症状は知られていない(2)
102(1) 脂肪酸合成で水素添加(酸化にはNAD)
103(1) 経口投与すると分解される(1)
104(4) インスリンにそのような作用はない(4)
105(3) 他に多いものあり(a) 主役ではないが関係する(c)
106(3) リン脂質(1) 逆(2) 細胞内受容体(4) 酵素がある(5)
107(5) プロテアーゼなら考えられるがリパーゼでは考えられない(5)
1996 96(5) 合成にはNADではなくNADPが使われる(5)
97(3) 単純蛋白質の酵素もある(a) 基質との競争(d)
98(1) フルクトースではなくスクロース(1)
99(2) 経路の中間ではない(2)
100(2) クレアチニンではなくカルニチン(2)
101(4) 血管壁に輸送する(4)
102(4) 尿素は肝臓で合成される(4)
103(3) 還元作用により(3)
104(4) 尿酸として排泄(4)
105(3) 相互に連関(1) 体液へ(2) ステロイドのように核に作用するものもある(4) 他の要因にもよる(5)
106(4,5) 膜がある(4) 核はない(5)
107(2) 異なる(b) 抗体産生(c) 抗体産生はB細胞(d)
1995 96(2) ガラクトース(b) マンノース(c) グルコース(d)
97(1) 種々の生理的活性(c) 微量ながら存在する(d)
98(1) 内因、外来のアミノ酸は共通のプールに入る(c,d)
99(5) 体表面積に比例(b) 甲状腺ホルモン(c) 脂肪が燃えるので1以下(d)
100(3) B12欠乏により巨赤芽球性貧血(3)
101(5) ピリドキサルリン酸はアミノ酸代謝の補酵素(5)
102(4) A/G比は1.2-2(a) Caを除く(b) 免疫には関係なし(e)
103(2) 解糖系酵素はふつう細胞溶質にある(2)
104(3) T細胞にはある(3)
105(4) 正の相関(4)
106(3) 合成はアセチルCoAからアシルCoA(3)
107(2) チロシン代謝障害(2)
1994 96(3) ペプチド結合(1) 枝分かれなし(2) 変性はふつう非可逆(4) 中性塩ではふつう変性しない(5)
97(4) 離れる前に変化(4)
98(3) α-リノレン酸はn-3系(γ-はn-6系)(3)
99(1) グルコースをエネルギー源(a) 糖原性アミノ酸(c)
100(3) 肝臓で作られた脂肪を末梢に運ぶ(3)
101(3) ステロイドでコレステロールから作られる(3)
102(5) 複写されて伝えるのはmRNA(5)
103(5) L-アミノ酸酸化酵素の役割は不明(b) すべてではない(d)
104(2) メチル基転移に関与(2)
105(3) GTPではなくATP(3)
106(1) 中性脂肪ではなくリン脂質(1)
107(4) IgGである。IgAは分泌液中にある(4)
1993 96(1) グルコース2分子が縮合(1)
97(5) 加水分解でなく加リン酸分解(5)
98(2) L型(1) 多くは極性溶媒に溶ける(3) 異なる(4) 甲状腺ホルモン(5)
99(1) ビタミンB6 ビオチンはCO2転移(1)
100(2) 細胞内分解あり(a) トリプシノーゲンなど前駆体として存在(d)
101(5) ATPが正解 クレアチンリン酸はエネルギーの貯蔵(5)
102(5) ホルモン感受性リパーゼを促進し脂肪の分解(5)
103(1) ヨウ素とチロシン(1)
104(2) アミノ酸代謝 脂肪酸代謝はパントテン酸(2)
105(2) ピリミジンは完全分解 尿酸はプリンから(2)
106(4) ヘム鉄(4)
107(5) 好中球が最多(c) 赤血球には免疫機能なし(e)
1992 96(2) 異なる蛋白分子が同一の反応を触媒する(2)
97(4) 前駆体として分泌され、塩酸で活性化(b) 切断箇所は異なる(d)
98(2) 細胞溶質 β酸化の逆反応とは異なる(2)
99(5) 融点が高い(5)
100(4) 両性電解質(1) 種々の色(2) ホルモン(3) L型(5)
101(2) 溶解度が最小(2)
102(2) ヌクレオシド これにリン酸が付くとヌクレオチド(2)
103(4) 少ない(解糖で6個TCAサイクルで30個)(4)
104(1) α1,6結合で枝分かれ(1)
105(4) 肝臓に貯蔵(4)
106(5) バゾプレッシンは脳下垂体後葉から分泌(5)
107(2) 25-になるのは肝臓、1,25-になるのは腎臓(2)
1991 96(1) リボースである(1)
97(4) 偶数個(1) 融点低下(2) リン脂質(3) ビタミンD2
98(2) モノ不飽和(1) 吸収は早い(3) 胆汁酸合成(4) 体内で合成(5)
99(4,5) 一本鎖(4) C-末端へ結合
100(1) 再利用される(1)
101(2) ATPが関与(2)
102(1) α二本、β二本の四量体(1)
103(5) ビタミンAアルデヒド(5)
104(4) 血管収縮(4)
105(4) 比例せず双曲線(4)
106(3) TとBと逆(c) IgE(e)
107(4) 中性脂肪ではなくリン脂質(4)
1990 16(4) グロブリン(4)
17(3) 体内で合成(3)
18(3) グルコースでなくリボース(3)
19(3) KとNaが逆(3)
20(4) 膵臓ではなく腎臓(4)
21(2) 銅蛋白のセルロプラスミンは鉄輸送に必要(2)
22(2) α-ケトグルタル酸になる(2)
23(2) アルブミンと結合して運ばれる(2)
24(5) HDLとLDLが逆(5)
25(2) 促進しない(2)
26(3) ふつうアミロースがアミロペクチンの数倍(3)
27(4) 至適pHは7とは限らない(4)
1989 16(3) グルコース、フルクトース、ガラクトース(3)
17(4) 酢酸は中間体ではない(4)
18(2) 動物であるが、高度不飽和脂肪酸が多い(2)
19(4) 合成できない(4)
20(2) 極性が外、疎水性が内側(2)
21(4) アルギニンは尿素を離してオルニチンになる(4)
22(3) ヘモグロビンは鉄蛋白質(3)
23(3) 塩基三個の配列(3)
24(4) グロブリン分画(4)
25(5) ビタミンD3(5)
26(4) CoAの成分ではない、脱炭酸の補酵素(4)
27(1) 細胞内受容体と結合(1)
1988 16(1) カルシウム、リン、イオウ、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム(1)
17(2) プロビタミンA(2)
18(5) ナトリウム、カリウムが逆(5)
19(5) たえず合成、分解(5)
20(1) ミオグロビンは筋肉に、ヘモグロビンは赤血球(1)
21(2) ペプチド結合(1) 補欠分子族がある(3) 枝分かれはない(4) 変性すると機能を失う(5)
22(5) 含まれる(とくにコラゲンに多い)(5)
23(3) 食事由来の脂肪が多いのはキロミクロン(3)
24(3) コレステロールからはステロイドホルモンが作られる(3)
25(5) 主として脂肪細胞に送られる(5)
26(2) クエン酸回路、脂肪酸合成と関係するが中間産物ではない(2)
27(2) 還元力なし(c) 青色(d)
1987 16(2) 脂質の輸送(1) 蛋白部分がアポ蛋白質(3) キロミクロン(4) 高LDLは虚血と相関
17(5) L型(a)
18(2) Cは水溶性(b) Dは補酵素になって作用する(d)
19(1,3) 主として細胞外にあり神経伝導に直接は関係なし(2) 正解?(3) 鉄は無関係(4) アルカリ性(5)
20(4) ウラシル誘導体(a) 酸素は不必要(d)
21(5) ケトン体は飽和脂肪酸の酸化によっても作られる(5)
22(3) アラキドン酸より作られる(3)
23(5) ビタミンDの前駆体(5)
24(1) 肝臓で行われる(c) 酸化的脱炭酸による(d)
25(4) ナトリウム再吸収とカリウム排出を促進(4)
26(5) 4分子のヘム(a) 2価(b)
27(4) アルブミン(1) 男性が多い(2) 血清にはフィブリノーゲンはない(3) 主として炭酸・重炭酸(5)