
91. 遺伝疾患に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 糖原病([a型を除くすべて)は常染色体性劣性遺伝疾患である。
b 血友病は常染色体性劣性遺伝疾患である。
c フェニルケトン尿症は伴性劣性遺伝疾患である。
d 家族性高コレステロール血症は常染色体性優性遺伝疾患である。
(1)aとb (2)aとd (3)bとc (4)bとd (5)cとd
91. 次の疾患のうち染色体異常が原因でないものはどれか。
(1) ガラクトース血症
(2) バーキットリンパ腫
(3) 色素性乾皮症
(4) ダウン症候群
(5) 悪性貧血
91 次のビタミンのうち欠乏すると胎児の神経管欠損を来たす恐れがあるのはどれか。
91 組織・細胞の障害についての記述である。誤っているのはどれか。
91 壊死の背景となる病変としての記述である。誤っているのはどれか。
91 細胞の成長の異常についての記述である。誤っているのはどれか。
91 細胞の成長の異常についての記述である。誤っているのはどれか。
91 低栄養にみられる浮腫の原因について正しいのはどれか。
91 感染症についての記述である。誤っているのはどれか。
91 炎症についての記述である。誤っているのはどれか、1つ選びなさい。
91 組織損傷の修復に関する記述である。誤っているのはどれか。
11 炎症についての記述である。誤っているのはどれか。
11 膵疾患についての記述である。誤っているのはどれか。
1 次の組合せのうち誤っているのはどれか。
11 痛風についての記述である。誤っているのはどれか。
91
a 終動脈の閉塞によって起こる局所的な組織の壊死をいう。
b 血栓や塞栓によることが多いが、動脈硬化症も原因となる。
c 出血性梗塞は、腎臓や脾臓にみられる。
d 貧血性梗塞は、肺や腸管でみられる。
e 梗塞の性状は、脳では凝固壊死の形をとる。
92
(1) ビタミンE欠乏症で上皮の化生がみられる。
(2) 子宮頚部は、慢性炎症があると扁平上皮化生をおこす。
(3) 喫煙者では気管支に扁平上皮化生がみられる。
(4) 萎縮性胃炎で、胃の粘膜に腸上皮化生がみられる。
(5) 馬に乗る人の大腿内側にみられる乗馬骨も化生の例である。
93
(1) クルーケンベルグ腫瘍は、胃幽門部のガストリン産生腫瘍である。
(2) 原発性肝癌では、肝細胞癌でも胆管細胞癌でも、α一フェトプロテインが血
中に高率にあらわれる。
(3) クーツシング症候群でみられるグルココルチコイドの分泌過剰は、副腎皮質の
腺腫によるものが多い。
(4) 原発性アルドステロン症は下垂体前葉の腺腫によるものである。
(5) 下垂体前葉の腫瘍または過形成による成長ホルモンの分泌過剰は・クレチン
病をおこす。
94
(1) 毛細血管内圧の上昇
(2) 毛細血管の透過性冗進
(3) 血漿膠質浸透圧の低下
(4) リンパ管の循環障害
(5) コルチゾールの過剰分泌
95
a 連鎖球菌風疹
b マイコプラズマオーム病
c 真菌症菌交代現象
d リケッチア間質性肺炎
e 赤痢アメ一八肝膿瘍
(1)ビタミンA
(2)ビタミンB1
(3)ビタミンB2
(4)葉酸
(5)ビタミンC
92 インスリン依存性糖尿病の母親から生まれた児の所見である。正しいものの組合せはどれか。
a 仮性半陰陽
b 巨大児
c 膵ランゲルハンス島肥大
d 赤芽球減少
(1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd
93 次の病気の原因のうち染色体異常を原因としないのはどれか。
(1)ターナー症候群
(2)ダウン症候群
(3)クラインフェルター症候群
(4)ウエルニッケ・コルサコフ症候群
(5)色素性乾皮症
94 ショックについての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 広範な火傷は大量の体液の喪失によってショックをひき起す。
b 心原性ショックは急性心筋梗塞でみられる。
c 敗血症でみられるショックは細菌の内毒素が原因である。
d ペニシリンショックはアナフィラキシーによる。
(1)abのみ (2)acdのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて
95 免疫についての記述である。誤っているものの組合せはどれか。
a 輸血でみられる血液型不適合は、体液性免疫の例である。
b 臓器移植で起きる拒絶反応は、細胞性免疫が主役である。
c 気管支喘息、食物アレルギーは、IgG抗体が原因である。
d IgE抗体は、母体から胎盤を通って胎児へ移行する。
e 粘膜の分泌液にはIgA抗体が含まれ、異物の侵入を防ぐ。
(1)aとb (2)bとc (3)cとd (4)dとe (5)aとe
(1)高血圧が持続すれば、心肥大をきたす。
(2)たんぱく質欠乏は、全身の浮腫をきたす。
(3)ビタミンA欠乏は、粘膜上皮の化生をおこす。
(4)ビタミンD欠乏は、骨の過剰なカルシウム沈着をもたらす。
(5)鉄欠乏は、赤血球の小形化をもたらす。
92 良性腫瘍と悪性腫瘍についての記述である。正しいのはどれか。
(1)発育速度は、良性腫瘍で速く、悪性腫瘍で遅い。
(2)増殖は、良性腫瘍では浸潤性、悪性腫瘍では膨張性である。
(3)細胞分裂は、良性腫瘍ではゆるやかで、悪性腫瘍では活発である。
(4)分化度は、良性腫瘍で低く、悪性腫瘍では高い。
(5)転移は、良性腫瘍で多く、悪性腫瘍では少ない。
93 循環障害に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)左心不全では、慢性肺うっ血が起こる。
(2)右心不全では、うっ血性肝硬変が起こる。
(3)アテローム硬化病巣には、泡沫細胞を認める。
(4)肝硬変では、下肢静脈瘤が生ずる。
(5)心冠状動脈の閉塞で、虚血性梗塞が起こる。
94 感染症に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)アメーバ赤痢は、食物による経口感染で起こる。
(2)トキソプラズマ症は、加熱の不完全なブタ肉などで感染する。
(3)A型ウイルス性肝炎は、経口感染で起こる。
(4)C型ウイルス性肝炎は、経口感染で起こる。
(5)風疹は、ウイルス感染によって発症する。
95 免疫性疾患に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)花粉症は、スギ、ブタクサなどが原因で、I型アレルギーの例である。
(2)ツベルクリン反応は、遅延型アレルギーの例である。
(3)Rh血液型不適合妊娠は、細胞性免疫反応の例である。
(4)慢性関節リウマチは、自己免疫疾患の例である。
(5)バセドウ病は、自己免疫疾患の例である。
(1)褥瘡
(2)火傷
(3)急性膵炎
(4)胆石症
(5)心筋梗塞
92 脂肪肝の原因に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)たんぱく質の摂取不足
(2)アルコールの過剰摂取
(3)食物繊維の過剰摂取
(4)脂肪の過剰摂取
(5)テトラサイクリン中毒
93 悪性腫瘍に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)胃がんの発生率は女性より男性に多い。
(2)肺がんの誘因にタバコが関与している。
(3)脂肪の摂取が多い人に大腸がんが多く発症する。
(4)アニリンを扱う染色工場作業者に膀胱がんがみられる。
(5)日本人女性のがん死亡率1位は乳がんである。
94 炎症についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)発赤、腫脹、熱感および疼痛を炎症の四主徴という。
(2)炎症では、主として漏出液が分泌される。
(3)急性化膿巣には、好中球が多数みられる。
(4)慢性炎症では、増殖性病変がみられる。
(5)結核、梅毒は、特異性炎である。
95 色素代謝異常についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a ヘモジデローシスでは、赤血球の過剰な崩壊により、血鉄素が沈着する。
b アジソン病では、皮膚や口腔粘膜にメラニン色素の沈着がみられる。
c 悪性黒色腫は、メラニンを産生する色素細胞が悪性化したものである。
d 核黄疸は、胆汁色素が大脳基底核に沈着したもので、脳障害を残す。
(1)aのみ (2)abのみ (3)acdのみ (4)bcのみ (5)a〜dのすべて
(1)脳の萎縮では、神経細胞の容積が減少し、細胞数も減少する。
(2)老人性の脳萎縮では、アミロイドやリポフスチンの沈着がみられる。
(3)骨格筋の廃用性萎縮は、刺激が加わっても再びもとにもどることはない。
(4)喫煙者の気管支粘膜には、扁平上皮化生がみられる。
(5)化生性胃炎は、胃がんの発生に関連しているので注目される。
92 肥大と増生についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)慢性肺疾患では、右心室の肥大、拡張が起こってくる。
(2)前立腺肥大症では、膀胱壁の筋肉の肥大がみられる。
(3)慢性腎不全のとき、高カリウム血症のため、副甲状腺の増生が起こる。
(4)肝硬変症の男性でみられる女性化乳房は、乳腺の増生による。
(5)甲状腺腫は、甲状腺の増生症で、ヨードの欠乏や過剰で起こる。
93 腫瘍の原因についての記述である。誤っているものの組合せはどれか。
a ベンツピレンやニトロソアミンなどの化学物質には、強い発がん性がある。
b 放射線によって悪性腫瘍が生ずることがあり、白血病などの発生率が高い。
c ヒトがんウィルスとしてEBウィルスやヒトT細胞白血病ウィルスI型(HTLV-I型)が知られている。
d 免疫能が低下しても、がんをひき起こすことはない。
(1)abのみ (2)acdのみ (3)bcのみ (4)bdのみ (5)dのみ
94 炎症時の検査所見についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)血清アルブミンの増加。
(2)白血球数の増加。
(3)血清C-反応性たんぱく質(CRP)の陽性。
(4)赤血球沈降速度の亢進。
(5)血清グロブリンの増加。
95 アレルギーについての記述である。誤っているのはどれか。
(1)組織学的には、好塩基球の浸潤がみられる。
(2)じん麻疹は、IgEが関与している。
(3)ツベルクリン反応は、Tリンパ球が関与している。
(4)血液型不適合の輸血では、溶血が起こる。
(5)アナフィラキシー・ショックは、IgEが関与している。
(1)高血圧が持続すると、心肥大がみられる。
(2)たんぱく質・エネルギー欠乏症では、胸腺の萎縮はみられない。
(3)ビタミンA欠乏では、粘膜上皮の化生をおこす。
(4)ビタミンD欠乏では、類骨組織が過剰に形成される。
(5)中年肥満では、脂肪細胞の拡大がみられる。
92 日本人のがんについての記述である。誤っているのはどれか。
(1)気管支がんは、粘膜より発生し、40歳以上の女性に好発する。
(2)肝細胞がんは、HBウイルス感染と関連がある。
(3)食道がんの好発部位は、食道中部である。
(4)胃がんの発生年齢は、50〜60歳代で、男性に好発する。
(5)大腸がんの70%は、S状結腸や直腸にみられる。
93 代謝性疾患についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)フェニルケトン尿症などの先天性代謝異常は、代謝酵素の先天的な欠損による。
(2)アミロイドーシスでは、アミロイドが肝、腎、牌の血管壁に沈着する。
(3)脂質蓄積症の典型は、ゴーシェ病やニ一マン・ピック病にみられる。
(4)ウィルソン病は、遺伝性の鉄代謝異常の代表的な疾患である。
(5)痛風発作は、尿酸ナトリウムが母趾関節に沈着して起こる。
94 がんと栄養についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)肥満者では、閉経後の乳がんが多い。
(2)動物性脂肪の摂取が多いと、大腸がんになりやすい。
(3)アルコール消費は、食道、舌、咽頭がんの発症と相関する。
(4)N-ニトロソ化合物(ニトロソアミン)は、抗発がん物質である。
(5)ワラビのプタキロシドは、発がん物質である。
95 感染症についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)感染から発症するまでの潜伏期は、病原体の種類によって、ほぼ一定している。
(2)感染症は、病原体の数、毒力と宿主の抵抗力などによって左右される。
(3)感染症では、発熱、末梢血の白血球増加やリンパ節の腫大がみられる。
(4)感染した病巣は、急性炎症では増殖性病変、慢性炎症では滲出性病変を起こす。
(5)副腎皮質ホルモンは、炎症反応や抗体産生を抑制するので 、その使用に当たっては注意を要する。
(1)心拍出量の低下
(2)循環血漿量の増加
(3)糸球体ろ過量の減少
(4)リンパの流れの障害
(5)血漿膠質浸透圧の低下
92 創傷の治癒についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)皮膚の創傷では、顆粒状の赤い肉芽組織の増殖によって修復が行われる。
(2)皮膚の第二次的治癒は組織の欠損が大きく、多量の肉芽組織を必要とする。
(3)肉芽組織の基本像は、線維芽細胞の増生と毛細血管の新生である。
(4)治癒過程で出現する細胞は、はじめはリンパ球、ついで好中球や単球である。
(5)たんぱく質の不足やビタミンCの欠乏時には創傷の治癒が遅れることがある。
93 アレルギー反応についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)アトピー性疾患はI型アレルギー反応でおこる。
(2)アナフィラキシー型の抗体はIgEである。
(3)ツベルクリン反応はI型アレルギー反応である。
(4)アルサス型はIgG抗体と抗原が結合しておこる。
(5)遅延型過敏症は1V型アレルギー反応でおこる。
94 胃がんと大腸がんについての記述である。誤っているのはどれか。
(1)日本では最近大腸がんが増加し、胃がんは減少傾向にある。
(2)胃がん、大腸がんの発生は、日常の食生活との関係が深い。
(3)胃や大腸に多発するポリープには、高率にがんの発生がみられる。
(4)胃がん、大腸がんともに肝臓への転移が予後を悪くする。
(5)早期診断のためにはエックス線検査と内視鏡検査が重要である。
(1)白血球の浸潤は、急性炎症における最も重要な防御反応である。
(2)化膿巣では、リンパ球の浸潤が著明で、膿を形成する。
(3)真菌症は、菌交代現象や免疫能の低下があるときにみられる。
(4)カンジダ症は、口腔、消化管を中心に増殖し、浸潤してくる。
(5)原虫による疾患には、トキソプラズマ症、アメーバ赤痢などがある。
92 炎症に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)膿瘍は化膿性炎が組織内におこり、壊死となった部分が膿汁で充満した状態である。
(2)膿瘍は外部から一侵入した化膿菌によって、皮下組織にのみ観察され、他の臓器にはおこらない。
(3)化膿菌が産生する分解酵素により、細胞内物質を広範に融解しながら進行する化膿性炎を蜂窩織炎という。
(4)炎症とは外部よりの刺激に対し生体が示す局所における一連の動的防御反応である。
(5)急性炎症で滲出物中に腐敗菌の混合感染がおこると、悪臭のある膿汁がつくられ、壊疽性炎をおこす。
93 肥大についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)一側の腎臓を摘出しても反対側の腎臓に代償性肥大はみられない。
(2)心弁膜症におこる心肥大は、作業性肥大で心内圧の亢進に対処するためである。
(3)慢性腸閉塞で狭窄部位よりも上部腸管の平滑筋が肥大するのは、腸運動の亢進のためである。
(4)骨格筋に過剰の作業的負荷が加わり、作業性肥大がおこると、筋力がます。
(5)妊娠中の子宮の増大は、エストロゲンの刺激によるホルモン性肥大である。
94 無機物の代謝異常についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)副甲状腺の機能低下では低カルシウム血症をきたし、テタニーを起こす。
(2)ビタミンDが欠乏すると、小児ではクル病、成人では骨軟化症になる。
(3)アテローム硬化巣や梗塞巣には、カルシウムの沈着がよくみられる。
(4)胆石症でビリルビン結石が増えるのは、脂質摂取が増大したためである。
(5)先天性鉄代謝異常症のヘモクロマトーシスでは、全身に鉄が沈着する。
95 萎縮についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)臓器の萎縮では、細胞容積が減少するとともに細胞数も減少する。
(2)アルツハイマー型脳萎縮には、神経細胞にアミロイドの沈着をともなう。
(3)骨格筋に加わる刺激が減少すると廃用性萎縮をおこし再び刺激が加わってももとにもどらない。
(4)急性黄色肝萎縮は、肝細胞の広範な急性壊死の結果、おこったものである。
(5)萎縮性肝硬変では、炎症とか肝細胞の壊死によって細胞が消失し、その代わりに結合織が増え、肝表面に凹凸を生ずる。
(1)炎症の原因となる障害因子は、ウイルス、細菌、真菌、原虫などの微生物だけである。
(2)炎症の場合には、循環障害による惨出の現象がみられる。
(3)炎症の場合には、細胞の変性がみられる。
(4)炎症の症状は、発赤、熱感、疼痛、腫脹、機能障害の5徴候が、急性の場合の局所症状であると考えられている。
(5)炎症とは、刺激に対する生体の防禦反応である。
92 浮腫についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)クッシング症候群にみられる浮腫は、栄養障害が直接の原因になっている。
(2)うっ血性心不全の場合には、静脈にうっ血を生じ、浮腫がおこる。
(3)クワシオコールでみられる浮腫は、たん白質の摂取が不足するためである。
(4)ネフローゼ症候群でみられる浮腫は、体内から多量のたん白質が失われるためである。
(5)急性炎症でおこる局所的浮腫は、毛細血管壁の透過性が亢進するためである。
93 萎縮と低形成についての記述である。正しい組合せはどれか。
a 全身栄養状態の低下、軟部組織の萎縮は褥瘡の悪化要因である。
b 骨格筋の癈用性萎縮は、筋線維の大きさと数の減少による。
c 栄養障害が起こると、最初に萎縮するのは脂肪組織である。
d 低形成は、臓器、組織が正常の大きさにまで成長しないことをいう。
(1)acdのみ (2)abのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて
94 化生についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)分化・成熟した組織が、他の性状をもつ組織に変化することを化生という。
(2)扁平上皮化生は、気管支粘膜、子宮頚部粘膜によくみられる。
(3)骨化生、軟骨化生は、結合組織の化生である。
(4)腸上皮化生は胃粘膜におこり、萎縮性胃炎にしばしばみられる。
(5)化生した部位に、がんが発生することはない。
95 腫瘍の転移についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)転移には、リンパ行性、血行性、播種の3種類がある。
(2)腫瘍の種類や原発巣により、転移する部位は一定している。
(3)がんはリンパ行性に、肉腫は血行性に転移することが多い。
(4)血行性転移が起こりやすい臓器は、肺と肝である。
(5)ウィルヒョウ転移は、胃がんなどにおいてみられる左鎖骨上窩のリンパ節への転移である。
(1)増殖力の盛んな肉芽組織によって組織の修復が行われる。
(2)線維化のために、瘢痕性の収縮がおこる。そのため、臓器や組織は変形して治癒することがある。
(3)たん白質やビタミンCが不足すると修復がおくれる。
(4)副腎皮質ホルモン剤や抗生物質を過剰に使用すると、修復が速くなる。
(5)神経細胞や心筋線維が障害を受けると再生されないので、後遺症が残る。
92 炎症のときに見られる全身反応についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)発熱中枢が発熱因子により、刺激されて、体温が上昇する。
(2)細菌感染のときには、白血球が末梢血流中に増加する。
(3)局所および全身のリンパ節が腫脹する。
(4)血流中のトランスフェリンに結合している鉄イオンは低下する。
(5)血漿たん白質の組成では、アルブミンの減少と同時にグロブリンの減少も見られる。
93 循環障害に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)充血とは、局所の静脈血が増加することであり、うっ血は、動脈血の増加した状態である。
(2)食道静脈瘤は、傍側循環として食道粘膜下の静脈が怒張したものである。
(3)ショックとは、循環血液量が少なくなり、心肺機能の低下した状態をいう。
(4)潜函病は、血中に溶解していた空気が遊離して起こった空気塞栓症である。
(5)梗塞とは、終動脈の閉塞により、末梢の組織が壊死することをいう。
94 アレルギー性疾患に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)I型アレルギーは、肥満細胞に結合したIgE抗体が引き金となる。
(2)平滑筋の収縮、血管透過性の亢進や粘液の分泌亢進がみられる。
(3)花粉症の原因は、春はスギ、秋はブタクサが多い。
(4)気管支喘息では、好酸球が増加し、血清IgE抗体も上昇する。
(5)遅延型アレルギーではB細胞が主な役割を果たしている。
95 腫瘍についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)悪性腫瘍の細胞は良性のものに比べて異型性である。
(2)悪性腫瘍は、分化度の低い細胞からできている。
(3)悪性腫瘍細胞の核小体は、良性のものに比べて大きい。
(4)良性腫瘍は、一様の均質性の色調を示し、悪性腫瘍は、多彩で、境界が不明瞭である。
(5)腫瘍組織は腫瘍細胞と間質からできており、良性のものは間質が多いが、悪性のものは間質が少ない。
(1)炎症の臨床的特徴は、発赤、腫脹、熱感、疼痛、機能障害である。
(2)炎症の全身反応として、白血球増加、血沈の亢進や発熱がみられる。
(3)炎症の局所反応の主役は、炎症細胞と生物学的活性物質である。
(4)炎症の組織反応は、変質、循環障害、さらに演出、または、増殖の順に経過する。
(5)形質細胞は、局所の監視役であり、好中球や大食細胞は食作用を示す。
12 感染症についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)感染は、侵入する病原体の数、毒力さらに宿主の低抗力などに左右される。
(2)ウイルスの発育には、生きた細胞が必要であり、細胞外では増殖しない。
(3)急性糸球体腎炎やリウマチ熱は、溶連菌の感染症に続発してみられることが多い。
(4)膀胱炎などの尿路感染症はグラム陰性菌の感染による場合が多い。
(5)リケッチアによる疾患には発疹チフス、ツツガ虫病などがある。
13 萎縮についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)アルツハイマー型老年痴呆は加齢とともに神経細胞の減少や老人斑があらわれ、脳の萎縮をともなう。
(2)萎縮腎は実質の変性、萎縮にともない間質の結合織が増殖して表面が顆粒状を示す。
(3)すべて臓器は一旦萎縮すると、その原因がなくなっても回復しない。
(4)萎縮によって生じた組織や細胞の間隙は、脂肪組織でうめられることがある。
(5)睾丸や骨髄など増殖のさかんな強い組織は、放射線照射により萎縮がおこる。
14 増生についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)肝硬変症の場合に肝臓でのエストロゲン分解が減少し、男性の乳腺における腺増生をおこすことがある。
(2)前立腺肥大は、アンドロゲンの減少、エストロゲンの増加の結果、腺細胞、平滑筋と線維芽細胞の増生をおこしたものである。
(3)ヨードの欠乏では甲状腺腫をおこすが、過剰ではおこさない。
(4)副腎皮質刺激ホルモンの分泌過剰によりクッシング症候群となる。
(5)慢性腎不全のとき血液中のリンの濃度が高くなり、副甲状腺ホルモンの要求が高まって副甲状腺の増生をきたす。
15 結石についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)最近の日本人の胆石は、ビリルビン結石よりもコレステロール結石の方が多い。
(2)胆石の成り立ちは、胆嚢内の炎症性浸出物が核になり胆汁成分が加わって形成される。
(3)胆石のうち、ビリルビン結石は黒褐色で非常に硬い。
(4)腎結石のうち、尿酸結石やシュウ酸結石は硬くて桑実状であるが、リン酸結石はもろくて、つぶれやすい。
(5)腎結石は副甲状腺機能亢進で尿中のカルシウム塩濃度が上昇したときにもできる。
(1)膵液中のたん白分解酵素は、不活性のままで分泌され、小腸で活性化される。
(2)膵炎の原因は、急性では胆道疾患、慢性ではアルコールの過飲が多い。
(3)急性膵炎では、血中および尿中アミラーゼが上昇し、リパーゼは低下する。
(4)慢性膵炎は、膵石灰化像や膵外分泌機能の低下などで診断される。
(5)膵臓の腫瘍では膵頭部癌が最も多いが、早期発見は困難である。
12 糖尿病の原因と病態に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)I型糖尿病には、ウイルス感染による自己免疫疾患が原因のこともある。
(2)II型糖尿病では、インスリン標的器官の細胞膜の異常が原因のこともある。
(3)クッシング症候群や甲状腺機能亢進でも二次的に糖尿病が発症する。
(4)ケトアシドーシスは、肝臓と筋肉におけるインスリン作用の不足が主因である。
(5)糖尿病では、網膜や腎臓の細小血管に硬化性病変をおこしやすい。
13 細胞の成長の異常についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)心筋細胞や肝細胞の萎縮には、リポフスチンの沈着があらわれる。
(2)一旦萎縮した骨格筋は、仕事量が増大しても肥大をおこさない。
(3)血圧や心内圧の先進に対処するため、心筋は肥大をおこすが、これは好ましい現象ではない。
(4)失血による貧血では、骨髄で赤芽球の増生がみられる。
(5)慢性萎縮性胃炎は、高齢者にはかなりの頻度でみられる。
14 細胞や組織の障害に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)壊死は、病理学的に細胞核および細胞質の変化で判断する。
(2)壊疽は、死滅した組織が腐敗菌の感染で2次的に強い変化をおこしたものである。
(3)死滅した組織は、融解とか貪食などで処理されるか、または器質化される。
(4)放射線に対する感受性は、神経細胞では高く、腸粘膜や造血器の細胞では低い。
(5)腎臓、脳、肝臓は、血圧の低下や酸素不足に敏感である。
15 血栓についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)血栓が生じて動脈が急につまると、その支配領域に壊死を生ずる。
(2)血栓はやがて器質化され、再び血液が流れることはない。
(3)古い血栓は石灰化して結石を作ることがある。
(4)血栓の形成は、うっ血や血管内皮の障害があるとおこりやすい。
(5)赤色血栓は赤血球が多く、白色血栓は血小板やフィブリンが多い。
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(1)細菌性赤痢―――――テネスムス(しぶり腹)
(2)肝膿瘍―――――――赤痢アメーバ
(3)コレラ―――――――粘血便
(4)真菌症―――――――菌交代現象
(5)橋本病―――――――自己免疫
12 免疫グロブリンを産生する細胞である。正しいのはどれか。
(1)好中球
(2)好酸球
(3)好塩基球
(4)肥満細胞
(5)形質細胞
13 肥満についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)肥満では中性脂肪が脂肪細胞内だけでなく、細胞外にも過剰に蓄積する。
(2)肥満には脂肪細胞の数の増加をともなうものがある。
(3)肥満には性腺異常をともなうものがある。
(4)肥満になると糖尿病を合併しやすい。
(5)肥満になると脂肪肝になりやすい。
14 糖尿病の合併症についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)感染症にかかりやすく、また治癒しにくい。
(2)末梢神経障害をおこし、知覚異常をきたすことがある。
(3)血液中にケトン体が増加し、アシドーシスをおこすことがある。
(4)網膜症をおこして視力低下をきたすことがある。
(5)小さい血管よりもむしろ大動脈に硬化性病変をおこしやすい。
15 黄疸についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)黄疸は血液中にビリルビンが増加したためにおこり、ビリルビンには直接型と間接型とがある。
(2)新生児の生理的黄疸は胎生期の赤血球の崩壊によりおこり、間接型ビリルビンが増加する。
(3)閉塞性黄疸では胆汁が小腸に排泄されにくいため脂肪の消化・吸収が悪い。
(4)閉塞性黄疽では直接型ビリルビンの増加がみられ、完全閉塞になると尿中ウロビリノーゲンは陰性となる。
(5)閉塞性黄疸が長期間継続しても肝細胞には変性・壊死をおこさない。
(1)尿酸代謝の異常による疾患である。
(2)痛風結節は、尿酸塩結晶を多量に含んでいる。
(3)尿酸塩の結晶は、関節だけでなく腎臓の乳頭部にも沈着しやすく、腎障害を引き起こす。
(4)高尿酸血症は、外因性のものだけにみられる。
(5)痛風発作は、多くの場合、足の親指に生じる。
12 次の細胞のうち、再生能力がないものの組合せはどれか。
a 心筋線維
b 胃底腺主細胞
c 肝細胞
d 尿細管上皮細胞
e 脊髄前角細胞
(1)aとb (2)bとc (4)dとe (5)aとe (3)cとd
13 次の疾患のうち、連鎖球菌の感染と関連のあるものの組合せはどれか。
a 急性糸球体腎炎
b 麻疹
c リウマチ熱
d 流行性耳下腺炎
e 恙虫(つつがむし)病
(1)aとb (2)aとc (4)bとd (5)dとe (3)cとd
14 ウイルス性肝炎に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)肝炎ウイルスは、A型、B型、非A非B型に分類されている。
(2)A型肝炎は、経口感染する。
(3)B型肝炎は、慢性肝炎に移行することはない。
(4)劇症肝炎では、広範な壊死のみられることがある。
(5)慢性肝炎から、肝硬変になることがある。
15 糖尿病の合併症についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)細小血管の障害は、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしやすい。
(2)糖尿病性腎症から、腎不全になることが少なくない。
(3)糖尿病性網膜症により失明することはない。
(4)糖尿病性神経症の結果、腱反射の低下が起こる。
(5)高脂血症を伴うことが少なくない。