公衆衛生学 試験問題
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2002年(平成14年)第十六回
<公衆衛生学>
58. 有機水銀によって発生した健康障害はどれか。
(1) 水俣病
(2) アザラシ肢症
(3) じん肺
(4) イタイイタイ病
(5) カネミ油症
59. 浄水プロセスの順序で正しいのはどれか。
(1) 原水 → 消毒 → 沈殿 → 濾過 → 給水
(2) 原水 → 沈殿 → 消毒 → 濾過 → 給水
(3) 原水 → 沈殿 → 濾過 → 消毒 → 給水
(4) 原水 → 消毒 → 沈殿 → 濾過 → 給水
(5) 原水 → 濾過 → 沈殿 → 消毒 → 給水
60. 最近における我が国の中学校の定期健康診断で、被患率が最も高いのはどれか。
(1) 肥満傾向
(2) 心電図異常
(3) むし歯(う歯)
(4) 鼻・副鼻腔疾患
(5) 裸眼視力1.0未満の者
61. 水系感染症はどれか。
(1) A型肝炎
(2) HIV感染症(エイズ)
(3) マラリア
(4) インフルエンザ
(5) 肺結核
62. 労働安全衛生規則で定められていない健康診断はどれか。
(1) 雇い入れ時の健康診断
(2) 結核健康診断
(3) 給食従事者の検便
(4) 定期健康診断
(5) 基本健康診査
63. 最近の発表で我が国での生活保護による扶助費の中で最も大きな費用を占めるのはどれか。
(1) 医療扶助
(2) 生業扶助
(3) 葬祭扶助
(4) 住宅扶助
(5) 教育扶助
64. 公害健康被害補償法で指定されていない疾病はどれか。
(1) イタイイタイ病
(2) 水俣病
(3) 慢性ヒ素中毒
(4) スモン病
(5) 気管支ぜん息
65. 一次予防はどれか。
(1) 脳卒中患者の機能回復訓練
(2) 骨粗懸症検診での骨量測定
(3) 高血圧の予防を目的とした減塩教育
(4) エイズ患者のカウンセリングサービス
(5) 胃がん検診での間接胃エックス線撮影
66. コホート研究(cohort study)に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1) 曝露群と非曝露群のそれぞれについて、罹患率を求めることができる。
(2) 曝露要因と当該疾患との間に時問的順序が成立している。
(3) 研究開始時に、当該疾患に罹患している人を観察コホートから除外する。
(4) 症例対照研究(case-control study)よりも時間と経費がかかる。
(5) 曝露情報を過去にさかのぼづて思い出させる。
67. 我が国においてこの20年間に減少傾向を示している悪性新生物年齢調整死亡率の部位はどれか。
(1) 子宮
(2) 乳房
(3) 気管、気管支及び肺
(4) 大腸
(5) 膵臓
68. 母子保健に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1) 新エンゼルプランは子育て支援をするための計画である。
(2) 我が国の妊産婦死亡率は最近では欧米諸国と同程度の水準となった。
(3) 出生後1ヵ月児の母乳育児の割合増加は、「健やか親子21」の目標とされている。
(4) 神経芽細胞腫の検査は、知的障害の予防のために行われている。
(5) 妊娠初期における葉酸の補給は、神経管閉鎖障害リスクを低減させる。
69. 喫煙に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) 我が国における20歳代女性の喫煙率は、他の先進諸国と比べて高率である。
(2) 我が国における喫煙率はどの年代でも男女とも減少傾向にある。
(3) 妊産婦の喫煙は、胎児の発育に悪い影響を与える。
(4) 分煙対策は能動喫煙の影響を減らすためのものである。
(5) WHOは毎年12月1日を「世界禁煙デー」と定めている。
70. 我が国の結核に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) 結核は毎年4万人以上の新しい患者が発生している。
(2) 結核の罹患率は低下傾向が続いている。
(3) 結核患者の登録票は医療機関で作成されている。
(4) 結核登録された患者は給食業務に従事することが禁止されている。
(5) 結核の定期外健康診断の実施責任者は市町村長である。


2001年(平成13年)第十五回

58. 日本国憲法第25条である。( )内に人る言葉の正しいものの組合せはどれ か。 「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、 すべての生活部面について、( a )、( b )及び( c )の向上及び増進に努 めなければならない。」
(1) a.社会福祉 b.社会保障 c.公衆衛生
(2) a.社会保障 b.社会福祉 c.社全保険
(3) a.公衆衛生 b.社会保障 c.社会保険
(4) a.生活保護 b.公衆衝生 c.社会保障
(5) a.社会福祉 b.生活保護 c.社会保険


59. 国際的な宣言と内容に関する組合せである。誤っているのはどれか。
(1) アルマ・アタ宣言―プライマリ・へルス・ケア
(2) ヘルシンキ宣言―公衆衛生の定義
(3) WHO憲章―健康の定義
(4) オタワ憲章―ヘルスプロモーション
(5) リオ宣言―地球環境の保全

60. 我が国における最近の感染症の疫学と予防に関する記述である。誤っているのは どれか。
(1) インフルエンザ流行の原因の一つとして、周期的に大きな抗原変異の起こる ことがあげられる。
(2) A型肝炎に感染すると、その後、肝硬変、肝がん罹患リスクが高くなる。
(3) 性感染症のうちで、男女とも陰部クラミジアが最も多い。
(4) HIV感染者やエイズ患者の感染経路のうちで、異性間の性的接触が最も多 い。
(5) 年齢階級別結核死亡率は加齢とともに高くなる傾向が認められている。

61. 我が国における人口動態統計の最近5年間の推移に関する記述である。正しいの はどれか。
(1) 女性の胃がん年齢調整死亡率は上昇している。
(2) 乳児死亡率は新生児死亡率より高い。
(3) 0歳児の平均余命は5歳児の平均余命より短い。
(4) 人口構成の高齢化を反映し粗死亡率が急速に上昇している。
(5) 結核は死因順位で7位以内に入っている。

62. 我が国における衛生統計と把握される指標との組合せである。誤っているのはど れか。
(1) 患者調査―患者1人あたり医療費
(2) 人口動態統計―PMI
(3) 国民生活基礎調査―有訴者率
(4) 感染症発生動向調査一感染症罹患率
(5) 国民栄養調査-BMI

63. 平成10年の我が国の自殺死亡に関する記述である。正しいものの組合せはどれ か。
 a. 死亡者総数中、その動機で最も多いのは、家庭問題である。
 b. 死亡者数は交通事故死亡者数より多い。
 c. 死亡者の3分の2以上が男性である。
 d. 死亡率は65歳以上に限ると女性の方が高い。
 (1) aとb  (2) aとc  (3) aとd  (4) bとc  (5) cとd

64. 疫学調査の方法に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) ある町で身長、体重、血圧を測定し、BMIと収縮期血圧との相関係数を求 めたものは横断研究(cross-sectional study)である。
(2) 脳卒中患者における高血圧者の割合と健常者における高血圧者の割合とを比 較したものはコホート研究(cohort study)である。
(3) 脂肪摂取量の多い人々と少ない人々の心筋梗塞罹患率を比較したものは症 例・対照研究(case‐control study)である。
(4) 都道府県別の胃がん年齢調整死亡率を比較したものは分析疫学(analytical epidemiology)の一つである
(5) 減塩指導を受けた人々と受けなかった人々について、指導前後の血圧値の差 を比較したものは記述疫学(descriptive epidemiology)の一つである。

65. 糖尿病に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) 平成10年現在わが国の死因の第7位にある。
(2) スクリ−ニングの最も効果的な検査は空腹時尿糖である。
(3) 平成9年の糖尿病実態調唐によれは、糖尿病が強く疑われている人の約半数 が治療を受けたことのない人であった。
(4) 上記調査によれば糖尿病の可能性を否定できない人を含む糖尿病を疑われる 人の約2割がBMI基準値(22)を20%以上超える肥満者であった。
(5) 我が国の糖尿病増加の背景には日常食中の糖質エネルギー比率の高いことが あげられる。

66. 母予保健に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) B型肝炎ウイルス保有妊婦から生まれたHBs抗原陽性児に対してインター フェロン投与が行われている。
(2) 妊婦の健康診査においては超音波検査は行われていない。
(3) 乳幼児に対してはツベルクリン反応は行われなくなった。
(4) 先天性代謝異常のスクリーニング検査は、遺伝的にハイリスクの新生児を対 象として行われる。
(5) 3歳児健康診査では視聴覚障害の早期発見が目的の一つとなっている。

67. 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」のがん予防に関わる目標で ある。正しいものの組合せはどれか。
a. 食塩摂取量の減少
b. 十分な睡眠の確保
c. 日常生活における歩数の増加
d. 脂肪エネルギー比率の減少
 (1) aとb  (2) aとc  (3) aとd  (4) bとc  (5) cとd

68. 感染症ではその疾病の危険姓、感染力や罹患した場合の重篤度に基づいて分類し ているが、以下はその分類による各疾患の危険度の比較である。正しいのはどれ か。
(1) ラッサ熱 < 狂犬病
(2) コレラ < 腸管出血性大腸菌感染症
(3) ジフテリア < エボラ出血熱
(4) 細菌性赤痢 < ウィルス性肝炎
(5) 急性灰白髄炎(ポリオ) < マラリア

69. 保健事業として健康相談・健康教育・健康診査などを定めている法律である。正 しいのはどれか.
(1) 地域保健法
(2) 母子保健法
(3) 老人保健法
(4) 栄養改善法
(5) 食品衛生法

70. 地球環境問題に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1) 地球温暖化の原因の一つとして温室効果ガスの排出増加がある。
(2) 地球温暖化はマラリアの分布域拡大をもたらす。
(3) 成層圏オゾン層の破壊に伴って、赤外線が人体に悪影響を及ぼす。
(4) 酸性雨は湖沼や森林等の生態系に影響を与える。
(5) 砂漠化とは、「乾燥地域、半乾燥地域、乾燥半湿潤地域における気候上の変 動や人間活動を含む様々な要因に起因する土地の劣化」と定義されている。


2000年(平成12年)第十四回


58公衆衛生の主要指標についての記述である。正しいのはどれか。
(1) 1歳の平均余命を平均寿命という。
(2) 新生児死亡率は乳児死亡率より高い。
(3) 合計特殊出生率は総再生産率と純再生産率の和である。
(4) 合計特殊出生率が2.0を下回ると将来人口が減少する。
(5) 年齢調整死亡率は常に粗死亡率より低い。


59人口動態統計の概況を示す事象が示してある。該当しないものはどれか。
(1) 出生
(2) 離婚
(3) 死亡
(4) 罹患
(5) 婚姻

60化学物質と職業がんとの組合せである。誤っているのはどれか。
(1) アスベスト−肺がん
(2) ヒ素−皮膚がん
(3) ベンチジン−膀胱がん
(4) ベンゼン−白血病
(5) カドミウム−胃がん

61疫学の方法に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 都道府県を対象にして、食塩摂取量の平均値と高血圧者の頻度との相関を検討 したものは
コホート研究(cohort study)である。
b ある地域に在住している40〜69歳の人々の血清ビタミンCを測定し、その後 10年間における
肺がん罹患率との関係を分析したものは生態学的研究である。
c 大腸がん患者を対象にして、過去に野菜を350g/日以上摂取していた者の割 合を調べ、
性、年齢をマッチさせた大腸がん非罹患者での割合とを比較したもの は症例対照研究(case-control study)である。
d 高脂血症患者を無作為に2群にわけ、1群には栄養教育・指導を1年間続け、 他の1群には実施しなかった。
1年後の血清コレステロール平均値を2群間で比 較したものは介入研究(intervention study)である。
(1)aとb   (2)aとc   (3)aとd   (4)bとc   (5)cとd

62予防を一次、二次および三次予防に分ける場合の記述である。一次予防に含まれるものはどれか。
(1) 胃がんの早期発見を目的とした間接胃X線撮影
(2) 脳卒中患者の機能回復訓練
(3) 結核予防法によるツベルクリン反応検査
(4) 基本健康診査における血糖検査
(5) 高血圧の予防を目的とした減塩

63学校保健についての記述である。誤っているのはどれか。
(1) インフルエンザ予防接種は市町村長に施行義務があるので、学校では行わな くともよい。
(2) 学童に対する定期健康診断は毎学年6月30日までに行う。
(3) 大学も学校保健法の適用を受ける。
(4) 職員に対する健康診断は労働安全衛生法にもとづいて行われる。
(5) 学童に対する健康診断の結果は、21日以内に本人および保護者に通知しな ければならない。

64人畜共通伝染病についての組合せである。誤っているのはどれか。
(1) インフルエンザ−ブタ
(2) サルモネラ感染症−ネズミ
(3) エキノコッカス症−ハト
(4) トキソプラズマ症−ネコ
(5) アニサキス症−スルメイカ

65地域保健法の規定に基づいて設置されているものについて示してある。正しいの はどれか。
(1) 市町村保健センター
(2) 在宅介護支援センター
(3) 老人訪問看護ステーション
(4) 感染症サーベイランス定点
(5) 知的障害者デイサービスセンター

66専業農家の世帯主が加入している医療保険と年金保険の組合せである。正しいの はどれか。
(1) 健康保険−厚生年金
(2) 健康保険−国民年金
(3) 国民健康保険−厚生年金
(4) 国民健康保険−国民年金
(5) 健康保険−共済年金

67疾病の流行状況を把握するための尺度が示してある。最も有用なものはどれか。
(1) 有訴者率
(2) 罹患率
(3) 死亡率
(4) 生存率
(5) 致命率(致死率)

68世界から根絶された感染症を示してある。正しいのはどれか。
(1) 痘そう
(2) マラリア
(3) 日本脳炎
(4) 急性灰白髄炎(ポリオ)
(5) 日本住血吸虫症

69公費負担医療の対象となっている疾病を示してある。正しいのはどれか。
(1) 結核
(2) ハンセン病
(3) 破傷風
(4) 黄熱
(5) パーキンソン病

70人口の年齢3区分別指数において、近年増加傾向を示しているものの組合せはど れか。
a 年少人口指数
b 老年人口指数
c 従属人口指数
d 老年化指数
(1)aとb   (2)aとd   (3)bとc   (4)bとd   (5)cとd


1999年(平成11年)第十三回

58 疫学についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)コホート研究とは、対象を原因に暴露した群と暴露しない群にわけて、追跡するものである。
(2)介入研究とは、対象を意図的に暴露させた群と非暴露群とにわけて追跡するものである。
(3)患者一対照研究とは、発生頻度の高い疾病を対象とするときに用いられる。
(4)アドホック研究(ad hoc study)は「野次馬調査」ともいわれ、集団発生などが起こると、現場に駆けつけて初動調査をする方法であり、原因究明に役立つ。
(5)サファリ調査(safari expedition)はアフリカ原住民の狩猟旅行になぞらえた様式の調査であり、検査試料(獲物)が手に入ればよく、予備調査の手段として使われる。


59 保健所を設けることができない地方自治体はどれか。
(1)都道府県
(2)特別区(東京23区)
(3)地方自治法による中核市
(4)地方自治法による広域市町村
(5)指定都市

60 母子保健に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 1歳6か月児健康診査及び3歳児健康診査は、母子保健法に基づき市町村が実施している。
b 母子健康手帳は、都道府県が設置する保健所へ妊娠の届け出をすることにより交付される。
c フェ二一ルケトン尿症のマススクリーニング検査は、新生児の尿を用いて行われる。
d 母乳中にはダイオキシンは全く含まれていない。
e 未熟児の医療費の公費負担制度は養育医療と呼ばれている。
 (1)aとb(2)aとe(3)bとc(4)cとd(5)dとe

61 生活習慣病に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)糖尿病は・運動や食事などの生活習慣と大きく関連する疾患である。
(2)疾病の二次予防とは、疾病を早期に発見し早期に治療することをいう。
(3)「生活習慣病」は、疾病の三次予防対策を推進するために導入された新しい概念である。
(4)従来[成人病」といわれたものは、加齢に着目した概念である。
(5)高脂血症はほとんど自覚症状かなく健診などで発見されることが多い。

62 わが国の感染症に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)わが国はマラリアの非常在国である。
(2)最近、海外渡航歴のないコレラ患者の発生がみられる。
(3)予防接種の普及により日本脳炎患者は、近年著しく減少した。
(4)らい予防法の廃止により、国立らい療養所はすべて閉鎖された。
(5)届け出のあった麻疹患者は、予防接種対象年齢以前の者が多い。

63 感染症に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)集団免疫が高い場合は、罹患率が低くなり、平均罹患年齢は低くなる。
(2)ポリオの生ワクチン接種を受けた幼児の糞便によって成人が感染することが ある。
(3)サルモネラ感染症は人畜共通感染症である。
(4)食物由来の感染症は水系感染症の場合より、潜伏期が長く、症状は軽く、致命率は低い。
(5)麻疹の病原体はウイルスで、わが国ではその予防に弱毒化ワクチンが用いら れている。

64 精神保健に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)医療保護入院は、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」に基づく入院形態の一つである。
(2)保健所は、患者家族会などの活動に対する援助・指導を行う。
(3)精神障害者であることは、栄養士資格の絶対的欠格事由である。
(4)精神保健福祉センターは、地域精神保健活動を技術面から指導・援助する機関である。
(5)措置入院患者は、昭和45年をピークに減少してきている。

65 労働者の職場における健康保持増進措置(トータル・ヘルス・プロモーション・プラン、THP)に含まれないのはどれか。
(1)産業医の指示に基づくメンタルヘルスケアの実施
(2)健康診断結果による早期入院の実施
(3)勤務形態や生活習慣に配慮し半健康的な生活の指導・教育
(4)運動指導プログラムの作成
(5)食習慣・食行動の評価とその改善の指導

66 環境問題に関する国際的とり決めである。正しいものの組合せはどれか。
a ラムサール条約ーーーーーーーーー湿地保護



b モントリオール議定書ーーーーーーオソン層破壊物質規制



c ワシントン条約ーーーーーーーーー野性動植物国際取引規制



d バーゼル条約ーーーーーーーーーー有害廃棄物越境移動規制
 (1)abのみ (2)acdのみ (3)bcのみ  (4)dのみ (5)a〜dのすべて

67 ダイオキシン類についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a ダイオキシン類は、200を越える異性体を持つ塩素化合物である。
b ダイオキシン類の排出量は廃棄物の焼却に由来するものが最も多い。
c ダイオキシン類には食品ごとの残留基準値が設定されている。
d ダイオキシン類は、発がん性や催奇形性がある。
 (1)abのみ (2)abdのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて

68 公害とその原因物質・症状について誤っているものの組合わせはどれか。
a カネミ油症    ポリ塩化ビフェニル(PCB)   ニキビ様発疹

b イタイイタイ病  鉛             骨軟化症

c 足尾鉱毒事件   ヒ素            鼻中隔穿孔

d 水俣病      メチル水銀         求心性視野狭窄

 (1)abのみ (2)acdのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて

69 次の国際協力機関のうち2国間協力を対象業務としているのはどれか。
a 世界保健機関(WHO)
b 国連児童基金(UNICEF)
c 国際協力事業団(JICA)
d 海外経済協力基金(OECF)
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd

70 平成8年度の国民医療費についての記述である。正しいのはどれか。
(1)年々増加し、30兆円を越えている。
(2)一般診療医療費に占める入院医療費の割合は入院外医療費より高い。
(3)傷病分類別にみると循環器系の疾患が最も多い。
(4)一般診療医療費のうち70歳以上の老人の医療費が50%を占めている。
(5)入院時の食事療養費は含まれていない。


1998年(平成10年)第十二回

58 死亡率の国際比較で、主要先進国中わが国が最も低いのはどれか。
(1)乳児死亡率
(2)自殺による死亡率
(3)不慮の溺死の死亡率
(4)自動車交通事故死亡率
(5)脳血管疾患死亡率


59 公衆衛生学領域でよく用いられる比率の解説である。誤っているのはどれか。
                         年少人口 +老年人口

(1)従属人口指数   ---  ――――――――――― ×100

                            生産年齢人口

                          

                           死亡数 

(2)致命率         ---  ―――――×100

                           人口

                          

                           妊娠満22週以後の死産数+早期新生児死亡数

(3)周産期死亡率   ---  ―――――――――――――――――――――― ×1,000

                            出産数(出生数十妊娠満22週以後の死産数)

                          

                           1年間の届出患者数 

(4)り患率(年間)     ---  ――――――――― ×100,000

                              人口

                          

                           給水人口

(5)水道普及率     ---  ―――――― ×100

                            人口

60 保健所に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)保健所は、都道府県が設置するほか、すべての市が設置できる。
(2)保健所は、その管内における人口動態に関する事務を行っている。
(3)保健所の管轄区域は、老人保健福祉圏や二次医療圏と重なってはならない。
(4)老人保健法に基づくがん検診は、保健所が企画・実施する。
(5)市町村保健センターは、法律上、保健所の支所として位置づけられている。

61 施設と設置根拠となる法律の関係を記述したものである。正しいのはどれか。
(1)保健所―――――――地域保健法

(2)福祉事務所―――――身体障害者福祉法

(3)健康増進センター――栄養改善法

(4)老人保健施設――――老人福祉法

(5)助産所―――――――母子保健法

62 感染症に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)黄熱は、未だわが国での発生はない。
(2)わが国では、近年、海外渡航歴のないコレラ患者の発生がみられる。
(3)ぺストは、わが国では昭和4年以来発生がなく、検疫の対象から削除された。
(4)ハンセン病は、現在では治療法の確立により完治する疾患となっている。
(5)性感染症(STD)には、性病のほか、エイズやB型肝炎も含まれる。

63 学校保健についての記述である。誤っているものの組合せはどれか。
a 学校保健の対象者は、幼稚園児・児童・生徒・学生ならびに教職員である。
b 学校保健の総括責任者は、学校医である。
c 学校は集団給食施設であり、栄養士を置かなければならない。
d 腸管出血性大腸菌感染症は、伝染病予防法の指定伝染病であり、学校伝染病第三類に準じて扱われる。
e 養護教論は保健主事になることができる。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe

64 小・中学校の定期健康診断の項目である。毎年全学年を対象に行っているものはどれか。
a 尿糖
b 栄養状態
c 胸囲
d 胸部エックス線間接撮影
e ツベルクリン反応検査
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe

65 職業病とその原因となる作業の組合わせである。誤っているものの組合わせはどれか。
a 振動工具を扱う作業――潜函病

b 溶接を行う作業――――白ろう病

c トンネル掘削作業―――じん肺症

d 溶鉱炉前の作業――――熱中症

e VDT作業 ―――――――頚肩腕症候群
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)cとd (5)dとe

66 環境条件に関する記述である。誤っているものの組合せはどれか。
a 室内空気中の二酸化炭素濃度は通常はその毒性よりも室内空気の汚染の目安として重要である。
b 感覚温度とは、気温と気流の2因子を測定し、感覚温度図表で判定する。
c スキューバダイビングなどでおこる減圧症は、体液中に溶解していた酸素が気泡化して小血管を閉鎖して発症する。
d 一酸化炭素は、空気の常成分ではない。
e 騒音は、睡眠妨害などの生活妨害だけでなく、血圧上昇などの生理的変化もおこす。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe

67 上水道についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a クリプトスポリジウムは、糞便で汚染された水道水で感染するが、通常の塩素消毒では死滅しない。
b 大腸菌群、一般細菌ともに、水道水からは検出されてはならない。
c トリハロメタンは、水道原水中の有機物と浄水処理に用いられる塩素が反応して生成され、発がん性のおそれがある。
d 近年増加している水道水の異臭味被害は、水道水源のダム、湖沼の富栄養化が原因とされる。
 (1)abのみ (2)abcのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて

68 地球温暖化をおこす温室効果ガスとして正しいものの組合せはどれか。
a フロン
b 亜酸化窒素(一酸化二窒素)
c メタン
d 二酸化炭素
 (1)abのみ (2)acdのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて

69 WHO(世界保健機関)に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)わが国は、WHO西太平洋地域事務局に属している。
(2)WHOは、国際連合の専門機関の一つてある。
(3)WHOの本部事務局は、スイスのジュネーブに置かれている。
(4)WHOは、1980年にマラリアの根絶を宣言した。
(5)WHOは、国際疾病、傷害および死因統計分類を定めている。

70 病院業務の外部への委託に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)入院患者に対する給食業務は委託できる。
(2)通院患者に対する処方箋の発行は委託できる。
(3)病理学的検査は委託できる
(4)医療用具の滅菌・消毒は委託できる。
(5)患者の搬送は委託できる。


1997年(平成9年)第十一回

58 保健・医療に関する重要な出来事に関する記述である。第2次世界大戦の終了以前に実施されたものはどれか。
(1)アルマ・アタ宣言によるプライマリ・ヘルス・ケアの提唱
(2)世界保健機関による天然痘根絶宣言
(3)高齢者保健福祉推進十か年戦略の策定
(4)保健所法の制定と保健所網の整備
(5)医療法に基づく医療計画の策定


59 人口に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)世界的に人口爆発と呼ばれるような激しい人口増加が始まったのは、第2次世界大戦後である。
(2)発展途上国の従属人口指数は、出生率が高いため、先進国に比べて概して高い。
(3)わが国の第2次ベビーブーム期は、戦後のベビーブーム期に生まれた女子が最も出生力の高い年齢にさしかかった昭和45〜49年の時期をいう。
(4)わが国の総人口に占める年少人口の割合は、老年人口の割合を上回っているが、近い将来逆転することが予想されている。
(5)就業者と完全失業者を合計した労働力人口は、生産年齢人口ともよばれ、わが国においては増加の傾向にある。

60 わが国の人口動態に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)生後1年未満の死亡を乳児死亡といい、乳児人口千対の比率を乳児死亡率という。
(2)わが国の周産期死亡率は戦後一貫して改善され、諸外国に比しても低率となっている。
(3)自然死産率は、母の年齢が25〜29歳で最も低く、この年齢から高年層または若年層になるに従って高率となる。
(4)合計特殊出生率は昭和50年に2.0を下回り、平成7年現在低下傾向を続けている。
(5)死亡率を年齢別にみると、新生児・乳児で高く、幼児期・青少年期から壮年期にかけては低いが、40歳以降は年齢とともに上昇する。

61 わが国の死因順位に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)肺炎・気管支炎による死亡は、明治、大正、昭和初期には死因順位の第1位を占めていたが、最近では第10位以下となっている。
(2)悪性新生物による死亡は、昭和20年代後半以降死因順位の第2位であったが、昭和50年代後半ごろには第1位となった。
(3)結核による死亡は、昭和20年代前半には死因順位の第1位を占めていたが、最近では第10位以下となっている。
(4)脳血管疾患による死亡は、昭和50年代後半ごろ死因順位の第2位となり、平成6年では第3位となっている。
(5)心疾患による死亡は、昭和30年代に死因順位の第3位となり、最近では(平成6年現在)では第2位となっている。

62 疫学に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)致命率(致死率)とはある疾病に罹患した者のうち、その疾病が原因で死亡する者の割合である。
(2)横断調査(横断研究、断面調査)により要因と疾病との間に統計学的関連が認められても必ずしも因果関係とはいえない。
(3)症例対照研究(患者対照研究)は、後向き研究ともいわれる。
(4)コホート研究(前向き研究)では要因と疾病との間の時間的順序が観察できない。
(5)相対危険度(リスク比)はある要因に曝露された群が、曝露されない群に比べて何倍多く、あるいは少なく疾病や異常をひきおこすかを示す指標である。

63 都道府県が定める医療計画のなかで必要な記載事項はどれか。
a 医療圏の設定
b 必要病床数の算定
c 救急医療の確保
d 医療従事者の確保
e 医療機関間の業務連携
 (1)aとb (2)aとc (3)aとe (4)bとc (5)dとe

64 わが国における感染症についての記述てある。正しいのはどれか。
(1)らい予防法は平成8年に廃止された。
(2)日本脳炎は届出伝染病である。
(3)A型肝炎予防対策として輸血用血液のスクリーニングが行われている。
(4)HIV(ヒト免疫不全ウィルス)はHIVによって汚染された血液を介してのみ伝播する。
(5)HTLV(ヒトT細胞白血病ウィルス)は成人B細胞白血病をひきおこす。

65 わが国の成人・老人保健に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)がんの二次予防は早期発見、早期治療である。
(2)循環器疾患の一次予防として、健康教育、学習によるライフスタイルの適正化が図られている。
(3)寝たきり老人の数は、この10年間に大幅に減少している。
(4)老人保健法の基本健康診査対象者は原則として40歳以上の男女である。
(5)胃がん、子宮がん検診はほぼ全市町村て実施され、最近は乳がん、肺がん、大腸がん検診の実施率がのびている。

66 65歳以上の者で、身体上又は精神上著しい障害があるため常時介護を必要とし、居宅で適切な介護を受けることが困難な者を入所させるのに最も適切な施設は次のうちどれか。
(1)養護老人ホーム
(2)老人保健施設
(3)特別養護老人ホ−ム
(4)老人病院
(5)軽費老人ホーム

67 身体障害児(者)に関する記述である。誤っているのはどれか。
a 身体障害者の障害の原因としては疾病によるものが事故を上回っている。
b 在宅の身体障害児の障害の種類では聴覚障害が最も多い。
c 更生医療は身体障害者に対する公費負担制度である。
d 身体障害児の障害の原因は感染症によるものが最も多い。
e 育成医療の給付は身体障害児に対する公費負担制度である。
 (1)aとc (2)aとd (3)bとc (4)bとd (5)cとd

68 環境衛生に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)大気中の一酸化炭素増加が、地球温暖化の主原因である。
(2)カタ温度計は、室内微風速の測定にも用いられる。
(3)紫外線の主な生理作用は熱作用である。
(4)上水道の普及は、細菌性の消化器系伝染病の予防に寄与していない。
(5)活性汚泥法は、嫌気性微生物を利用した下水処理法のひとつである。

69 職場における有害物質とその生物学的モニタリングのための尿中指標との組合せである。誤っているのはどれか。
(1)鉛――――――デルタアミノレブリン酸

(2)キシレン―――安息香酸

(3)スチレン―――マンデル酸

(4)トルエン―――馬尿酸

(5)べンゼン―――フェノ一ル

70 発がん物質と職業がんとの組合せである。誤っているのはどれか。
(1)2-ナフチルアミン――膀胱がん

(2)ベンゼン――――――白血病

(3)石綿――――――――肺がん

(4)タール―――――――皮膚がん

(5)ヒ素――――――――胃がん


1996年(平成8年)第十回

58 わが国の人口に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)わが国の近年の出生率の低下は、20歳代を中心とした若年者の未婚率の上昇がひとつの原因となっている。
(2)わが国の総人口は、現在減少傾向にある。
(3)わが国の年少人口は、現在減少傾向にあり、総人口に占める割合も減少している。
(4)わが国の老年人口の総人口に点める割合は、現在のところまだ20%を越えていない。
(5)わが国の人口ピラミッドは、現在いわゆる「ひょうたん型」となっている。


59 衛生統計の指標に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)乳児死亡率は、通常、人口1,000人に対する年間乳児死亡率で表される。
(2)合計特殊出生率は、15歳から40歳までの女子の年齢別出生率の合計である。
(3)粗死亡率は、年間の死亡数を総人口で除し、人口1,000対、10万対などで表される。
(4)年齢調整死亡率(旧訂正死亡率)は、基準人口を用いて年齢構成の差を考慮に入れた死亡率である。
(5)PMI(PMR)は、全死亡のうち50歳以上の死亡の占める割合である。
60 生命表に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)生命表は、作成基礎年次の死亡状況がいつまでも続くと仮定して作成される。
(2)生命表は、現実の人口集団の年齢構成にぼ影響されない。
(3)平均寿命は、生命表をもとに算出される。
(4)生命表を用いて、特定の死因を除いた場合の平均寿命を算出できる。
(5)平均余命は、平均寿命と同義に用いられる用語である。
61 次の文章中の空欄A,B,Cに入る疫学用語で、正しいものの組合せはどれか。
分析疫学の手法には(  A  )・(  B  )があり、関連の強さをみる指標としては、(  C  )を用いる。
  A             B           C
(1)縦断研究       横断研究       平均値
(2)介入研究       実験疫学       生存率
(3)出生コホート分析   生態学的研究     相関係数
(4)並行法        交互法        寄与危険度
(5)症例対照研究     コホート研究     オッズ比、相対危険度(リスク比)
62 悪性新生物に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)胃がん、子宮がん、肺がん、乳がん、大腸がん検診は老人保健法に基づく保健事業である。
(2)肺、大腸、乳房の悪性新生物年齢調整死亡率は増加傾向を示している。
(3)全悪性新生物による年齢調整死亡率は男女ともに増加している。
(4)昭和58年度に開始された「対がん10か年総合戦略は平成6年度「がん克服新10か年戦略」として新たなスタートを切った。
(5)がん検診の浸透などにより、がん患者中検診発見患者の占める割合は年々高くなっている。
63 循環器疾患に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 脳血管疾患の年齢調整死亡率は減少しつつある。
b 高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満は心血管系疾患の危険因子(リスクファクター)である。
c 脳血管疾患は、老人における寝たきりの原因の第2位である。
d 高血圧者の頻度は減少しているが、高コレステロール血症者の頻度は増加している。
e 虚血性心疾患の年齢調整死亡率は増加している。
 (1)abc (2)abd (3)ade (4)bcd (5)cde
64 感染症とその媒介体との組合せである。誤っているのはどれか。
(1)ワイル病(レプトスピラ病)――ネズミ

(2)黄熱――――――――――――蚊

(3)ペスト―――――――――――ノミ

(4)発疹チフス―――――――――シラミ

(5)オウム病――――――――――ハエ

65 学校保健に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)学校保健の内容は、学校における保健管理及び保健教育である。
(2)就学児童の約半数は、未処置のう歯をもって入学してくる現状にある。
(3)学校給食は、食事を通して好ましい人間関係の育成を図ることを目的のひとつとしている。
(4)児童生徒の体力、運動能力は、近年一般に低下傾向が認められる。
(5)麻疹及び風疹による出席停止期間は、百日咳と同様、特有の咳が消失するまでである。
66 環境要因とその関連疾患との組合せである。誤っているのはどれか。
(1)高温―――熱中症

(2)寒冷―――凍傷

(3)低圧―――高山病

(4)高圧―――肺がん

(5)赤外線――白内障

67 作業環境とその関連事項との組合せである。誤っているのはどれか。
(1)ベンセン――――――再生不良性貧血

(2)メチルアルコール――視神経障害

(3)有機リン――――――血中コリンエステラーゼ活性の上昇

(4)フッ化水素―――――斑状菌

(5)ヒ素――――――――肺がん

68 公害物質とその関連事項との組合せである。誤っているのはどれか。
(1)硫黄酸化物――――――慢性気管支炎

(2)光化学オキシダント――網膜はく離

(3)アルキル水銀―――――水俣病

(4)カドミウム――――――イタイイタイ病

(5)硫化水素―――――――悪臭

69 生活保護に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)生活保護の受給期間については年々短期化する傾向にある。
(2)生活保護の医療扶助は原則として現物給付により行われる。
(3)医療扶助の給付内容は医療保険診療の場合と殆ど同じである。
(4)医療扶助受給者の入院では精神障害が最も多い。
(5)扶助の種類別被保護世帯は生活扶助より医療扶助の方が多い。
70 国民医療費に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)平成5年度の国民医療費の対前年度伸び率は、国民所得のそれを上回った。
(2)平成5年度の制度区分別国民医療費の構成割合は、医療保険等給付分が最も多かった。
(3)平成5年度の傷病大分類別一般診療医療費で最も多いのは「消化系の疾患」であった。
(4)平成4年度の老人医療費は国民医療費の約30%を占めた。
(5)平成4年度の65歳以上の一人当たり診療費は64歳以下の約5倍であった。 

1995年(平成7年)第九回

58 わが国における感染症とその対策の現状に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)結核の定期健康診断および予防接種の実施義務者は、一般住民の場合、都道府県知事である。
(2)検疫の対象となる疾病には、痘そう、黄熱、ペストおよびコレラが含まれている。
(3)近年のAIDS(HIV)感染は、異性間の性的接触によるものが増加傾向を示している。
(4)昭和50年代に入ってからの麻疹患者発生数の減少は予防接種の普及によるところも大きい。
(5)ウイルス性肝炎は、A型、B型、C型等に分けられるが、いずれも結核・感染症サーベイランス事業の対象とされている。


59 労働衛生管理に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)「作業環境管理」は、作業環境中の種々の有害要因を除去し、さらに快適な作業環境を維持することをねらいとしている。
(2)「作業管理」は、職業性疾病の予防という観点から、作業自体を管理することである。
(3)「健康管理」は、労働者の健康状態を継続的に観察することにより、職業性疾病の予防、衛生管理の改善、向上を図ることをねらいとしている。
(4)「管理濃度」は、「許容濃度」ともいわれ、わが国では専門学会が勧告する数値をそのまま採用することにしている。
(5)作業環境の「管理区分」は有害要因の存在や発生状況を把握するため実施された作業環境測定の結果に基づいて定められる。
60 公費負担医療の種類・対象者及び根拠となる法律の組合せである。正しいのはどれか。
a 養育医療――――――――未熟児――――母子保健法

b 育成医療――――――――身体障害児――児童福祉法

c 更生医療――――――――身体障害者――身体障害者福祉法

d 特定疾患(いわゆる難病)―特定疾患患者―予算措置(根拠となる法律はない)
 (1)abのみ (2)acdのみ (3)bのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて
61 最近のわが国の人口動態統計についての記述である。正しいのはどれか。
(1)粗死亡率は、年齢調整死亡率より常に高い。
(2)年齢調整死亡率を求める間接法は大規模集団に用いられる。
(3)標準化死亡比(SMR)を求める方法を直接法という。
(4)PMI(または、PMR。50歳以上の死亡の全死亡中に占める割合)は小さい程、その集団の健康水準は高い。
(5)平均寿命が戦後急に伸びた原因の1つに、乳児死亡率の低下がある。
62 最近のわが国の人口に関連した事項についての記述である。正しいのはどれか。
(1)国勢調査は、5年ごとに行われる全国規模の人口動態調査である。
(2)老年人口指数は、25を超えている。
(3)年少人口割合は欧米諸国よりかなり低い。
(4)老年人口割合が上昇する原因の一つに出生率の低下がある。
(5)従属人口指数は、老年人口指数より常に低い。
63 学校保健についての記述である。正しいのはどれか。
(1)インフルエンザは学校伝染病に指定されていない。
(2)ウイルス性肝炎にかかっている者の出席停止基準が定められている。
(3)高校生の健康診断では、血圧測定が必須項目となっている。
(4)小学校就学時の健康診断項目に知能検査は含まれない。
(5)学校保健法の対象は、小学校と中学校のみである。
64 予防の概念についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 精神科デイ・ケアは第1次予防である。
b 集団検診は疾病の第2次予防の手段である。
c ポリオの予防接種は第1次予防である。
d 老人保健法の保健事業のひとつである機能訓練は第2次予防である。
 (1)aとb (2)aとcとd (3)bとc (4)dのみ (5)a〜dのすべて
65 大気汚染に関わる環境基準が定められていないのはどれか。
(1)光化学オキシダント
(2)ニ酸化窒素
(3)二酸化炭素
(4)浮遊粒子状物質
(5)二酸化硫黄
66 社会保障・社会福祉に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)特別養護老人ホームの入所対象者は常時の介護を必要とする老人である。
(2)生活保護の医療扶助の給付内容は医療保険による場合とほとんど同じである。
(3)業務上の事由による疾病は健康保険などの医療保険は適用されない。
(4)国民健康保険の給付割合は他の医療保険の給付割合と同率である。
(5)生活保護を開始するに至った理由のひとつに「傷病」がある。
67 環境と健康あるいは疾病との関係についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)海抜約3,500m以上の高地に住んでいる人々は、一般に、赤血球数や血色素量が多い。
(2)地球温暖化の影響のひとつに、マラリア等の動物媒介性感染症の分布域拡大がある。
(3)先進諸国における消化器系伝染病の克服は、抗生物質によるものであって、上下水道整備の寄与は非常に小さい。
(4)オゾン層の破壊により、有害紫外線が増加し、皮膚がん発生率の増加傾向が懸念されている。
(5)騒音性難聴では、高周波域の聴力が障害されていることが多い。
68 A市の人口は、1990年7月1日現在で100,OOO人であった。1990年における死亡者の総数は、男性400人、女性500人、計900人であった。そのうち、悪性新生物による死亡者数は、男性100人、女性120人、計220人であった。次のうち正しいのはどれか。
a 粗死亡率は、人口10万対900である。
b 粗死亡率は、このデータからは計算できない。
c 男性の悪性新生物死亡率は、人口10万対50である。
d 女性の悪性新生物の致命率(致死率)は、120/500である。
e 悪性新生物死亡率は、人口10万対220である。
 (1)aとc (2)aとe (3)bとc (4)bとd (5)dとe
69 環境衛生に関連した事項についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 紫外線には、有害紫外線だけでなく、ドルノ線(健康線)とよばれるものも含まれている。
b 冷房の至適温度とは、室内外の温度差を10℃以上にすることである。
C 不快指数は、気温と気湿とを組合せたもので、温熱指標のひとつである。
d 赤外線の曝露が多くなると、白内障になることもある。
 (1)aとb (2)aとcとd (3)bとc (4)dのみ (5)a〜dのすべて
70 症例・対照研究(患者・対照研究、後向き研究。case-control study,retrospective study)の長所についての正しいものの組合せはどれか。
a 過去の曝露情報を収集する際に、偏り(bias)を生ずることは、非常に少ない。
b 曝露群と非曝露群のそれぞれについて、発生率を正確に求めることができる。
c 頻度の非常に低い疾病を対象にすると、効率的である。
d 相対危険度(リスク比。relative,risk,risk ratio)の近似値を計算できることもある。
e 新発生患者だけでなく、有病患者も対象とすることができる。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe 

1994年(平成6年)第八回

58 母子保健の現状に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)母子健康手帳は、妊産婦及び乳幼児の健康管理の基礎となるもので、保健所で交付される。
(2)わが国では学童期に神経芽細胞腫のマススクリーニングが実施されている。
(3)風疹・手足口病・咽頭結膜熱は、結核感染症サーベイランス事業の対象疾患である。
(4)育成医療の給付は、未熟児に対する医療費助成制度である。
(5)わが国の乳児死亡率及び妊産婦死亡率は、ともに世界最低水準である。


59 学校保健について誤っているのはどれか。
(1)いわゆる学校伝染病の第一類は法定伝染病である。
(2)学校環境衛生の検査は学校薬剤師が行なう。
(3)養護教諭は看護婦の資格を必ずしも必要とはしない。
(4)保健主事は教員の中から教育委員会又は校長が任命する。
(5)疾病被患率が最も高い疾病は、高校では未処置う歯である。
60 産業保健に関する組合せである。不適切なのはどれか。
(1)VDT作業 ―――――――頚骨腕障害

(2)チェーンソー作業―――振動障害

(3)鋲打ち作業――――――騒音性難聴

(4)塗装作業―――――――酸素欠乏症

(5)採石作業―――――――じん肺

61 公害についての苦情のうち最も多いのはどれか。
(1)大気汚染
(2)土壌汚染
(3)水質汚濁
(4)振動
(5)騒音
62 人口について誤っているのはどれか。
(1)世界の人口は50億を超えており、アジアはその50%以上を占めている。
(2)世界の人口順位の第1位は中国で、日本は第7位である。
(3)わが国の人口の高齢化の主な要因は死亡率の低下で、出生率の低下ではない。
(4)世界の人口は将来は多産多死から少産少死へ移行すると考えられている。
(5)人口の自然増加数(年間)=年間出生数−年間死亡数で示されている。
63 わが国の成人保健の現状について正しいのはどれか。
(1)脳血管疾患の年齢調整死亡率は西欧諸国に比べて低率である。
(2)虚血性心疾患の年齢調整死亡率は最近10年間では増加傾向にある。
(3)心疾患の内訳をみると虚血性心疾患の割合が最も多い。
(4)心疾患の粗死亡率は西欧諸国に比べて低率である。
(5)老衰死亡は高齢者の増加に伴ない増加すると予想される。
64 国際関連機関に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)WHO――――――世界保健機関

(2)FAO――――――米国食糧機関

(3)UNICEF ――――国連児童基金

(4)JICA ―――――国際協力事業団

(5)ILO――――――国際労働機関

65 老人保健対策に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)老人訪問看護制度は、介護を必要とする老人が在宅でも安心して療養生活をおくれるよう、かかりつけ医師との連携の下に訪問看護サービスを提供するシステムである。
(2)老人保健施設における在宅サービスには、在宅で療養しているねたきり老人等を預かる短期入所ケアと、半日程度預かるデイケアとがある。
(3)特別養護老人ホームは、居宅において適切な介護を受けることが困難な老人を収容し、治療、療養及び介護を実施する施設である。
(4)老人保健福祉計画は、地域の高齢者の二一ズを踏まえ、将来の保健福祉サービスの具体的な目標を設定するものである。
(5)脳血管障害性の痴呆は、発生予防を期待できるので、保健所や市町村が実施する健康教育の主題としても重要である。
66 公衆衛生の概念に関する出典と記述である。正しいものの組合せはどれか。
a WHO憲章−「健康とは、肉体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態」である。
b 日本国意法−「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障および公衆衛生の向上および増進に努めなければならない。」
c アルマ・アタ宣言−「健康は、基本的な人間の権利であり、社会的目標」である。
d Winslowの定義−「公衆衛生とは、地域社会の組織的努力を通じて疾病の予防、生命の延長、肉体的および精神的健康と能率を増進する科学と技術である。」
 (1)acdのみ (2)abのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて
67 水道法による水質基準で検出されてはならないものはどれか。
(1)セレン
(2)フッ素
(3)大腸菌群
(4)亜鉛
(5)鉄
68 近年における地球現境問題についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)熱帯林が、二酸化炭素の吸収源として果している役割は大きい。
(2)大気中の二酸化炭素の増加は、温室効果により地球に温暖化をもたらしている。
(3)オゾン層破壊による有害赤外線の増加は、わが国でも皮膚がんや白内障等の増加をもたらしている。
(4)酸性雨は、主として北アメリカやヨーロッパにおいて、湖沼や森林等の生態系に影響をおよぼしている。
(5)油、プラスチック、有害廃棄物等による海洋汚染は、鳥類や魚類に被害をもたらしている。
69 65〜74歳の男性を対象にして、視力障害と外傷との関係についてのコホート研究(前向き研究)が実施された。表に示されているように、1,000人の男性のうち視力障害を持っている者は600人であった。5年の追跡期間中、視力障害のある男性からは60人が、視力障害のない男性からは10人が外傷をおった。リスク比(相対危険度、比較危険度)を求めるための、正しい式はどれか。
    表 コホート研究の四分表

        ―――――――――――――

            外傷   合 計

        ――――――――――――― 

         +   −

 ――――――――――――――――――――

  視  +   60   540    600

  力 ―――――――――――――――――

  障  −   10   390    400

  害 ―――――――――――――――――

   合 計   70   930   1,000

 ――――――――――――――――――――



                   60      60        60

                  ―――    ───       ――

   60×540     60×400     70      70        600

 (1)――――― (2)――――― (3)―――― (4)――――   (5) ――――

   1O×390    70×1,000    540      600       10

                  ―――    ───      ――

                   930     1,000        400

70 次の表は、1993年のある国における赤痢患者数を年齢別に示したものである。この表から、30〜39歳の者は赤痢に罹患するリスクが最も高いかどうか、次の答の中から正しいものを選べ。
 表 赤痢患者の年齢別分布(1993年、某国)
 ―――――――――――
   年齢    患者数
 ―――――――――――
  20〜29歳   1,192
  30〜39歳   1,993
  40〜49歳    794
  50〜59歳    456
  60歳以上    645
(1)30〜39歳の者が最も高い。
(2)年齢別人口(分母)が明らかでないので不明である。
(3)対照群または比較群がないので不明である。
(4)死亡数のかわりに患者数を用いているので不明である。
(5)患者のうちから何名が死亡したかがわからないので不明である。 

1993年(平成5年)第七回

58 わが国の医療費についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)医療費の総額は20兆円を超え、毎年約1兆円ずつ伸びている。
(2)国民総生産(GNP)に占める割合は約5%である。
(3)国民1人当たりの医療費は年間15万円を超えている。
(4)国民医療費の患者負担分は5%以下である。
(5)公費負担制度が負担する医療費のなかで生活保護によるものが最も多い。


59 衛生法規についての記述である。正しい組み合わせはどれか。
a 生活保護法――――――医療扶助

b 児童福祉法――――――小児慢性特定疾患の医療費負担制度

c 身体障害者福祉法―――療育医療

d 老人福祉法――――――老人保健事業による基本健康診査

e 母子保健法――――――養育医療

 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe

60 大気汚染物質についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)二酸化窒素は、呼吸器の深部に到達して肺などの臓器に影響を与える。
(2)イオウ酸化物は、慢性気管支炎などの健康障害の原因となる。
(3)自動車の排気ガスの中には不完全燃焼によって発生する一酸化炭素が含まれている。
(4)光化学オキシダントは、光化学反応によって生成されるもので、PCBはその物質の1つである。
(5)浮遊粒子状物質は、代表的な大気汚染物質の1つである。
61 環境に関する事項の組合せである。正しい組合せはどれか。
a 浄化槽―――――――――水道法

b 残留塩素――――――――下水道法

c トリクロロエチレン―――地下水汚染

d COD ――――――――――環境基準
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd
62 職業病についての記述である。誤っているものはどれか。
(1)騒音性難聴は、オーディオグラムで4,000Hz付近の低下からはじまる。
(2)チェンソー使用者に、白ろう病の発生することがある。
(3)ヒ素の粉じんを慢性的に吸入することにより、肺がんの起こることがある。
(4)ベンゼンの健康障害のひとつに再生不良性貧血がある。
(5)優性マンガン中毒では、パーキンソン症候群を示すことはない。
63 わが国における感染症に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)結核死亡率は年々減少傾向を示しているが、最近は減少速度が低下している。
(2)そけいりんぱ肉芽腫症は、性病予防法の対象疾病である。
(3)新型つつが虫病は、主にアカツツガムシにより媒介される。
(4)風しんは、予防接種法による義務接種の対象疾病である。
(5)急性灰白髄炎は、伝染病予防法での指定伝染病の1つである。
64 わが国の悪性新生物による死亡の記述である。正しい組合せはどれか。
a 子宮がんによる年齢調整死亡率(訂正死亡率)は低下している。
b 部位刑死亡率の第1位は、女では胃がんである。
c 80歳以上の死因順位は第1位―心疾患、第2位―脳血管疾患、第3位―悪性新生物である。
d 男の直腸がんによる年齢調整死亡率(訂正死亡率)は増大している。
 (1)aとcとd (2)aとb (3)bとc (4)dのみ (5)a〜dのすべて
65 わが国の母子保健の現状である。正しい組合せはどれか。
a 周産期死亡数割合のうち、早期新生児死亡が妊娠満28週以後の死産より少ない。
b 乳児死亡の死因のうちで最も多いのは先天異常である。
c 低体重死出生割合は男児で5〜6%、女児で6〜7%である。
d 乳児死亡率の低さは世界のトップクラスである。
 (1)aとcとd (2)aとb (3)bとc (4)dのみ (5)a〜dのすべて
66 保健所についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)保健所の型にはU型、R型、UR型、L型、S型がある。
(2)保健所の業務には栄養改善に関する事項が含まれる。
(3)保健所の下部行政機関として市町村保健センターが設置されている。
(4)保健所は全国で約850か所設置されている。
(5)保健所は都道府県、東京都特別区、政令市に設置されている。
67 ある疾病に対して、血中のある化学成分値によりスクリーニングを試みた。基準値Aを採用した場合には敏感度(sensitivity)は60%、特異度(specificity)は90%となり、基準値Bを採用した場合には敏感度は80%、特異度は80%であった。基準値Aを採用した場合の方が基準値Bを採用した場合により高率となるものはどれか。正しい組合せを1つ選びなさい。
a 健康者のうちで、この血中化学成分値により陽性と判定される者の率。
b 患者のうちで、この血中化学成分値により陰性と判定される者の率。
c 健康者を異常なしと判定する率。
d 患者を異常ありと判定する率。
 (1)aとcとd (2)aとb (3)bとc (4)dのみ (5)a〜dのすべて
68 コホート研究(前向き研究)を、患者・対照研究(後向き研究)と比較した記述である。
a 観察期間が短く、労力と経費がかからない。
b 疾病に対する容疑要因の相対危険度(比較危険度、リスク比)を直接測定できる。
c 容疑要因への曝露と疾病発生との間に時間的順序が成立する。
d 頻度が非常に少ない疾病を対象とすることができる。コホート研究の方が優れていることを示している組合せはどれか。
 (1)aとcとd (2)aとb (3)bとc (4)dのみ (5)a〜dのすべて
69 衛生統計についての記述である。正しい組合せはどれか。
a 人口の老齢化(65歳以上人口の総人口に占める割合が増加すること)は、出生率の低下もその1因である。
b 純再生産率が1以上であれば、将来人口は必ず減少する。
c 最近(この5年間ぐらい)の妊産婦死亡率を諸外国と比較すると、日本は欧米諸国よりも、一般に高い。
d 昭和60年都道府県別生命表によると、平均寿命が比較的高位にあるのは、男では、関東南部、中部地方に多く女では中国地方に多くみられる。
 (1)aとcとd (2)aとb (3)bとc (4)dのみ (5)a〜dのすべて
70 次の文章に該当する疾患について下記の番号の中から正しいものを一つ選びなさい。
a 西暦前412年にヒポクラテスが記載している。
b 18世紀後半から19世紀前半にかけて、はるばるアジアからロシアを経てヨーロッパに侵入して大流行した。
c 第一次世界大戦のとき大流行があり、全世界では2〜4千万人が死亡した。
d 1933年になってようやく病原体のウィルスが発見された。
 (1)梅毒 (2)コレラ (3)インフルエンザ (4)狂犬病 (5)ペスト 

1992年(平成4年)第六回

58 世界保健機関(WHO)についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)世界保健デー(4月7日)はWHOが1948年4月7日に発足したことを記念している。
(2)目標「2000年までにすべての人々に健康を」(2000年健康戦略)はアルマ・アタ(1978年)のプライマリーヘルスケア(PHC)国際会議で採択された。
(3)わが国は西太平洋地域の構成員であって、地域事務局はマニラに置かれている。
(4)WHOはUNICEFと協力して予防接種拡大計画(1歳未満の乳児に麻疹、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、結核の予防接種)を実施中である。
(5)第41回WHO総会で、2000年までにポリオを地球上から根絶することを決議した。


59 衛生行政の沿革についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)わが国の衛生行政制度は、明治5年、文部省に医務課を設置したことに始まる。
(2)伝染病予防法は明治30年に制定された。
(3)昭和12年に(旧)保健所法が制定され、戦後、昭和22年に(新)保健所法が制定された。
(4)食品衛生法、労働基準法、児童福祉法とともに、栄養改善法も昭和22年に一斉に制定された。
(5)昭和57年に老人保健法が制定された。
60 保健所に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)保健所は疾病の予防、健康増進、環境衛生等公衆衛生活動を行う。
(2)管内の人口規模のみで5つの型に分類されている。
(3)業務の中心に、栄養の改善と飲食物の衛生に関する事項が含まれる。
(4)人口動態統計に関する事項も担当する業務である。
(5)総合相談窓口、地域保健医療計画、保健医療情報サービスなどの諸機能の充実が求められている。
61 母子保健対策についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)母子保健法に基づいて、妊娠した者は妊娠の届出をすることになっており、これに対して母子健康手帳が交付される。
(2)保健所において主婦等を対象とした保健福祉教室が実施されており、これには小児肥満教室も含まれている。
(3)市町村で行われている1歳6か月児健康診査では、栄養状態に関する診査や栄養指導を実施してはならない。
(4)フェニールケトン尿症等の先天性代謝異常マス・スクリーニング検査は、早期発見・早期治療を目的としたもので、2次予防対策といえる。
(5)B型肝炎ウイルス保有妊婦から生まれる子どもに、B型肝炎ワクチン等を接種するのは、1次予防対策(特異的予防)である。
62 老人保健法で定められている保健事業についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 40歳以上の者を対象にして、食生活のあり方についての講演会を開催することは、一般健康教育として認められている。
b 病態別食生活健康相談は、重点健康相談のひとつである。
c 基本健康診査の対象者は、30歳以上である。
d 胃がん検診の内容は、問診、胃エックス線検査、胃ファイバー・スコープ検査となっている。
e 健康手帳は、40歳以上の者全員に交付される。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
63 疫学の研究方法についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)ある疾病の死亡率を、性別、年齢階級別に示すことは、記述疫学(記載疫学)のひとつである。
(2)A,B,Cの3集団で、食塩摂取量の平均値と高血圧者の頻度(%)を、ほば同一時期に調査し、比較した。これは横断研究(断面調査)である。
(3)発生率(罹患率)の低い疾病を対象とする場合には、患者・対照研究(症例・対照研究、後向き研究)の採用されることが多い。
(4)コホート研究(前向き研究)は、患者・対照研究(症例・対照研究、後向き研究)に比べて、観察期間が短く、労力と経費がかからない。
(5)人間を対象として介入研究(実験疫学)を実施していく場合には、倫理的な配慮が要求される。
64 学校保健についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 学校管理下における死亡で最も多いものは溺死である。
b 学校現境衛生の検査は学校医の職務である。
c 中学校で被患率の最も高い疾患はう歯である。
d 学校における伝染病の第一類は法定伝染病と同じものである。
 (1)aとb (2)aとd (3)bとc (4)cとd (5)bとd
65 環境に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 騒音性難聴―――8,000Hz付近の聴力レベルの低下

b 減圧症―――――酸素ガスによる塞栓

c トルエン中毒――造血障害による貧血

d 一酸化炭素中毒―精神神経症状

e カドミウム中毒―腎機能障害
 (1)aとb (2)aとd (3)bとc (4)cとd (5)dとe
66 医療保障に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 生活保護受給開始の理由で最も多いものは、傷病に起因するものである。
b 生活保護法による給付には、生活・教育・医療・出産などがある。
c 医療保険適用者数をみると国民健康保険が50%になっている。
d 老人医療費の支給は60歳以上を対象としている。
e 小児慢性特定疾患治療費は法律によって行われている。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
67 法規と関連事項との組合せである。正しいものの組合わせはどれか。
a 光化学オキシダント―――大気汚染防止法

b 地盤の沈下―――――――公害対策基本法

c 硫化水素――――――――水質汚濁防止法

d フッ素―――――――――下水道法

 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd

68 感染症に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)狂犬病は、伝染病予防法において指定伝染病として取り扱われている。
(2)エイズ(AIDS)は、性病予防法において性病として取り扱われている。
(3)マラリアは、伝染病予防法において法定伝染病として取り扱われている。
(4)黄熱は、検疫法において検疫伝染病として取り扱われている。
(5)日本脳炎は、伝染病予防法において届出伝染病として取り扱われている。
69 感染動物と伝染性疾患との組合わせである。関連のないのはどれか。
(1)ネズミ――ワイル病

(2)ブタ―――日本脳炎

(3)サバ―――アニサキス症

(4)蚊――――つつが虫病

(5)シラミ――発疹チフス

70 健康指標についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)年齢調整死亡率(訂正死亡率)は、人口構成の異なる集団間の死亡率を比較する場合に用いられる。
(2)人口構成が異なり、人口規模が小さい集団間の死亡状況を比較する場合には、標準化死亡比を用いるのがよい。
(3)PMI(Proportional mortality indicator.またはPMR:Proportional motality ratio)の高い地域ほど 衛生状態がよい。
(4)乳児死亡率は、その地域の衛生状態を反映する指標のひとつである。
(5)純再生産率が1より低いと、その地域の将来人口は増加すると予測される。 

1991年(平成3年)第五回

58 国際的な健康問題についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a プライマリーヘルスケアの概念はアルマアタ宣言で示された。
b 人口高齢化の主要因の一つとして、出生率の低下が挙げられている。
c WHOの地域の包括的健康指標として乳児死亡率が取り挙げられている。
d 発展途上地域の年平均人口増加率は約5%である。
 (1)aとcとd (2)aとb (3)bとc (4)dのみ (5)a〜dのすべて


59 人口統計についての組合せである。誤っているのはどれか。
(1)国勢調査――――人口静態統計

(2)離婚人口――――動態統計

(3)老年人口指数――老年人口÷年少人口×1OO

(4)従属人口指数――(年少人口+老年人口)−生産年齢人口×1OO

(5)労働力人口―――就業者数+完全失業者数

60 わが国の感染症の動向についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 赤痢患者のうち輸入例は約半数を占めている。
b 麻しんの発生は減少傾向にあるが、2〜3年毎に小流行がみられる。
c 日本脳炎の流行を把握するため、ウシのウイルス抗体に対する陽性率を調査している。
d 寄生虫予防法に基づく届出の対象疾患は回虫である。
e 百日咳の流行阻止に予防接種は有効策ではない。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
61 わが国の精神医療についての記述である。正しいもの組合わせはどれか。
a 精神病床の利用率は60%台である。
b 措置患者数は年々増加してきている。
c 精神障害者の入院受療率は脳血管疾患より低い。
d 精神障害者の入院における疾病割合では精神分裂病が最も多い。
e 病院の精神病床の平均在院日数は500日を越えている。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
62 わが国の結核の現状についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 結核の死亡者数は年間約2万人である。
b わが国の結核死亡率は高かったが、近年は欧米よりも低くなっている。
c 結核患者に対して命令入所医療制度があり、公費で負但している。
d 結核の新登録患者数は年間5万人を超えている。
e 結核の罹患率は女は男の約2倍である。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
63 わが国の母子保健対策についての記述である。正しいのはどれか。
(1)先天性代謝異常のスクリーニング検査は、白血病を発見するためのものである。
(2)育児上必要があるときは、医師、保健婦、助産婦などによって新生児訪問指導が行われる。
(3)母子保健手帳は、出生届を提出した時に交付される。
(4)3歳児健康診査の実施主体は、市町村である。
(5)未熟児養育医療の対象は、出生児体重1,000g未満のものである。
64 老人保健法に基づく保健事業の項目である。誤っているのはどれか。
(1)健康手帳の交付
(2)胃がん検診
(3)機能訓練
(4)訪問指導
(5)社会参加促進
65 疾病予防活動に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)第一次予防には、健康な人に対する栄養指導が含まれる。
(2)第一次予防には、健康な人に対する運動指導が含まれる。
(3)第二次予防には、予防接種(百日咳、ジフテリアなど)が含まれる。
(4)第二次予防には、胃がんや肺結核の集団検診が含まれる。
(5)第三次予防には、リハビリテーションが含まれる。
66 次の組合せのうち、関連のないのはどれか。
(1)生物化学的酸素要求量(BOD) ――水質汚濁の程度を示す指標

(2)活性汚泥法――――――――――下水道

(3)不快指数―――――――――――気圧

(4)二酸化窒素――――――――――大気汚染物質

(5)雪眼炎――――――――――――紫外線

67 環境汚染の原因物質と地域とに関する記述である。適切なものの組合わせはどれか。
a ヒ素―――宮崎県土呂区地区

b メチル水銀化合物―――水俣湾周辺地域

c 二酸化硫黄―――神通川下流地域

d カドミウム―――四日市臨海地域
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd
68 我が国における上水道に関する記述である。正しものの組合せはどれか。
a 最近の水道普及率は、およそ95%である。
b 最近の一人一日平均給水量は、全国平均で、1,OO0l以上である。
c 水質基準によって、大腸菌群は検出されてはならない。
d 水質基準によると、鉛は検出されてはならない。
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd
69 労働安全衛生規則に基づく労働者の定期健康診断の検査項目である。誤っているのはどれか。
(1)心電図検査
(2)肝機能検査(GOT,GPTなど)
(3)血中脂質検査(総コレステロール、トリグリセライド)
(4)貧血検査(血色素量、赤血球数)
(5)皮下脂肪厚の測定
70 市町村保健センターについての記述である。誤っているのはどれか。
(1)保健センターの設置主体は、市町村である。
(2)現在、全国的に約1,000カ所設置されている。
(3)センター長は医師でなければならないと規定されている。
(4)市町村が保健サービスを総合的に行うための拠点である。
(5)地域住民の自主的な保健活動の場としても利用される。 

1990年(平成2年)第四回

128 衛生統計に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)PMI(Proportional Mortality Indicator)は、死因統計が得られなくても、年齢別死亡統計だけで求められる。
(2)PMIは、発展途上国の衛生状態の国際比較に用いられる。
(3)患者調査は、病院及び診療所を利用する患者についての調査である。
(4)死産率は、出生数に対する死産数の割合である。
(5)早期新生児死亡率とは、出生数に対する生後1週未満の死亡数の割合である。


129 わが国の国民医療費についての記述である。正しいのはどれか。
(1)国民医療費は毎年約1千億円ずつ増加を示している。
(2)国民総生産に対する国民医療費の割合は約5%である。
(3)老人保健制度による医療費は約1兆円である。
(4)年齢階級別にみると、医療費全体のうちに65歳以上の者に要する医療費の占める割合は約80%である。
(5)傷病別医療費は、入院、入院外ともに消化器系の疾患が多い。
130 保健所の行う業務についての記述である。誤っているものの組合せはどれか。
a 出生や死亡に関する統計事務を行う。
b 健康保険による医療費支払についての相談業務を行う。
c 精神障害者に対する訪問指導を行う。
d 身体障害児に対する診査や相談指導の業務を行う。
e 公害健康被害の認定についての業務を行う。
 (1)aとc (2)aとe (3)bとd (4)bとe (5)cとd
131 わが国の感染症の現状についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 伝染病流行予測事業として、予防接種対象疾患以外の伝染病についても対象とされている。
b 感染症サーベイランス事業として、麻しん様疾患、風しん等が対象疾患になっている。
c すべてのB型肝炎キャリアである母親から生れた新生児に対して、ワクチンの投与が行われている。
d 寄生虫病の中で、虫卵陽性者数が近年著しく減少しているものに、ぎょう虫がある。
e 伝染病予防法によって、指定伝染病とされているものに、急性灰白髄炎とラッサ熱がある。
 (1)aとb (2)bとd (3)bとe (4)cとd (5)aとe
132 わが国の母子保健の現状についての記述である。正しいのはどれか。
(1)乳児死亡数のうち新生児(生後4週未満)死亡数の占める割合は、30%以下である。
(2)妊産婦死亡率は、国際的にみて最低率国レベルの値といえる。
(3)乳児死亡原因の第一位は、「不慮の事故及び有害作用」である。
(4)国際的にみたときのわが国の周産期死亡の特徴は、早期新生児死亡に比べ、妊娠満28週以後の死産の割合が多いことである。
(5)出生率は年々減少していたが、最近はむしろ増加の傾向を示している。
133 次の組合せのうち、関連のないものはどれか。
(1)環境基準―――――――公害対策基本法

(2)硫黄酸化物――――――大気汚染防止法

(3)終末処理場――――――水道法

(4)動物の死体――――――廃棄物の処理及び清掃に関する法律

(5)メチルメルカプタン――悪臭防止法

134 我が国における環境汚染に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 光化学オキシダントは、夏季よりも冬期に発生しやすい。
b アンモニアは悪臭防止における規制物質ではない。
c イタイイタイ病患者は、神通川流域で発見された。
d 水質汚濁に係る環境基準(人の健康の保護に関する環境基準)では、アルキル水銀は検出されてはならない。
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd
135 我が国における環境衛生に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 水道の水質基準によるとカドミウムは検出されてはならない。
b 最近の下水道の普及率は60%以上である。
c 活性汚泥法は、下水の好気的処理法の1つである。
d 最近の産業廃棄物の排出量は、種類別では汚泥が最も多い。
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd
136 老人保健法に基づく事業についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 老人保健事業は都道府県が実施主体となっている。
b 医療給付の事業は、65歳以上の者すべてを対象としている。
c 医療を除く保健事業は、60歳以上の者だけを対象としている。
d 保健事業の一つとして、健康手帳交付の事業がある。
e 保健事業の一つとして、機能訓練の事業がある。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
137 わが国の母子保健対策についての記述である。誤っているものはどれか。
(1)3歳児については、母子保健法に基づき都道府県が実施主体となって、健康診査が行われる。
(2)未熟児については、医療費公費負担の制度がある。
(3)母子健康手帳は、出生届を提出したときに交付される。
(4)先天性代謝異常の早期発見、早期治療のために、出生直後の乳児に対して、スクリーニング検査が行われる。
(5)母子保健法に基づく訪問指導は、未熟児や新生児だけでなく妊産婦も対象になっている。
138 わが国の精神医療についての記述である。正しいのはどれか。
(1)任意入院とは、精神障害者自身の同意に基づいて入院が行われるものである。
(2)緊急措置入院は、2名の精神保健指定医の診察により入院させることができる。
(3)仮入院は、急を要する場合、24時間を超えないで入院させることができる制度である。
(4)精神障害者の通院医療には、全額公費負担する制度がある。
(5)入院患者で最も多いものは、神経症、次いでアルコール性精神疾患である。
139 わが国の学校保健についての記述である。正しいのはどれか。
(1)定期の健康診断は、毎学年12月31日までに実施する。
(2)養護教諭には、看護婦の資格が必要である。
(3)学校薬剤師は、学校医の処方に基づいて調剤を行う。
(4)学校伝染病の第2類は、いずれも伝染病予防法によって規制されている。
(5)学校管理下における死亡の死因別割合では突然死が最も多い。
140 昭和62年の女の部位別悪性新生物死亡率が、1O年前よりも増加しているものについて、正しいものの組合せはどれか。
a 食道
b 胃
c 気管・気管支及び肺
d 乳房
e 子宮
 (1)aとb (2)bとc (3)cとd (4)dとe (5)bとe 

1989年(平成元年)第三回

128 疫学に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)患者・対照研究は、疫学調査における前向き研究の一つである。
(2)コホート研究は、疫学調査における分析疫学の方法の一つである。
(3)罹患率は、一定期間内の新発生患者数の、集団人口に対する比をいう。
(4)PMI(Proprtional Mortality Indicator)とは、50才以上の死亡数の全死亡数に対する比をいう。
(5)垂直感染は、感染症の伝播様式として、直接伝播に属する。


129 感染症に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 新型つつが虫病は、アカつつが虫によって媒介される。
b トリコモナス症は、性行為感染症の一つである。
c 百日ぜきは、伝染病予防法による届出伝染病である。
d 狂犬病は、検疫法による検疫伝染病である。
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd
130 次の組合せのうち誤っているのはどれか。
(1)カドミウム中毒―――尿中β2ミクログロブリン増加

(2)鉛中毒―――――――尿中デルタアミノレブリン酸増加

(3)トルエン中毒――――尿中馬尿酸低下

(4)一酸化炭素中毒―――血中一酸化炭素ヘモグロビン増加

(5)農薬(有機リン)中毒―血中コリンエステラーゼ活性低下

131 我が国の産業保健についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 放射線の身体に及ぼす影響は、一定線量(閾値)以上ではじめてあらわれる。
b じん肺健康診断は労働安全衛生法に規定されている。
c 業務上疾病件数で最も多いものは負傷に起因する疾病である。
d 労働災害による死傷者数は交通災害より多い。
e 有害物質でも許容濃度以下であれば、誰にとっても悪影響がみられることはない。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
132 老人福祉法に基づく老人福祉施設についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)「養護老人ホーム」は、中程度以上の所得層で心身の障害がある老人を入所させ介護する。
(2)「特別養護老人ホーム」は、心身上の著しい障害のため常に他人の介護を必要とするが、居宅では介護をうけられない老人を入所させる。
(3)「軽費老人ホーム」は、低額な料金で老人を入所させ、給食その他日常生活上の便宜を与える。
(4)「老人福祉センター」は、地域の老人に対し、各種相談、健康の増進、教養の向上及びリクリエーション等の便宜を与える。
(5)「有料老人ホーム」は、常時10人以上の老人を入所させ、給食その他日常生活上の便宜を与える施設であるが、老人福祉法に基づく老人福祉施設ではない。
133 我が国の社会保障制度についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 社会保障の概念の中には、医療保障も含まれている。
b 国民年金は、事業所や学校に勤めている人を対象とした年金制度である。
c 生活保護をうける人の数は、最近急激に増加している。
d 社会保障給付費の制度別構成割合をみると、「社会福祉」が「年金保険」を上廻っている。
e 生活保護(医療扶助)による医療給付の内容は、医療保険制度の給付内容と事実上差異がない。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)aとe
134 我が国の精神保健についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)精神障害者の通院医療は公費負担の対象となっている。
(2)精神障害者の措置患者数の割合(措置率)は年々減少している。
(3)精神病院は、国公立のものが、個人や法人立のものより多い。
(4)精神障害者の中で精神病者とは中毒性精神病者を含んでいる。
(5)精神保健センターではデイ・ケア事業を行っている。
135 健康にかかわる有害物質である。排水基準の示されていないものはどれか。
(1)カドミウム
(2)硫黄酸化物
(3)鉛
(4)ヒ素
(5)PCB
136 我が国の衛生行政についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 保健所の業務に歯科衛生に関する事項は含まれない。
b 保健所保健婦のうち、結核患者に対する家庭訪間は減少している。
c 市町村保健センターには保健所のような行政機能はない。
d 地方衛生研究所の業務に地域保健医療情報機関としての機能はない。
 (1)acdのみ (2)abのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて
137 乳児死亡等に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)乳児死亡率は、その地域の衛生状態を反映している。
(2)市部の乳児死亡率は、郡部よりも低い。
(3)乳児死亡の第1位は、先天異常である。
(4)新生児死亡の第1位は、不慮の事故及び有害作用である。
(5)最近10年間の乳児死亡率の年次推移は、減少傾向を示している。
138 早期新生児を対象として行われている先天性代謝異常のスクリーニングの検査対象疾患とされていないのはどれか。
(1)フェニルケトン尿症
(2)家族性高コレステロール血症
(3)ヒスチジン血症
(4)ホモシスチン尿症
(5)ガラクトース血症
139 疾患と病因と感染経路との組合せである。正しいのはどれか。
(1)黄熱――リケッチア――節足動物媒介
(2)A型肝炎――ウイルス――経口感染
(3)アニサキス症――細菌――経口感染
(4)フェラリア症――ウイルス――節足動物媒介
(5)ワイル病――クラミジア――経皮感染
140 衛生統計についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 従属人口指数とは、年少人口と老年人口との合計の、生産年齢人口に対する比である。
b 訂正死亡率とは、人口構造の差による影響を除外するため、ある基準人口に基づいて計算した死亡率である。
c 出生率とは、1年間の出産数の、人口に対する比である。
d 総再生産率とは、1人の女子が一生の間に生む平均児数である。
 (1)aとb (2)aとc (3)bとc (4)bとd (5)cとd 

1988年(昭和63年)第二回

128 感染症についての記述である。正しいのはどれか。
a 感染源を有する飛沫が、くしゃみや咳で、直接他人の鼻腔や口腔内に達する感染形式を空気感染という。
b 感染症の予防対策の原則は、感染源対策、感染経路対策、感受性対策であり、保菌者の発見は感染源対策である。
c HBe抗原陽性の母親から生れた新生児に対しては、B型肝炎ワクチンが投与されている。
d 急性灰白髄炎(ポリオ)ワクチンは不活化ワクチンであるが、生ワクチンにくらべ免疫持続期間が短かい。
 (1)acdのみ (2)abのみ (3)bcのみ (4)dのみ (5)a〜dのすべて


129 医療保障に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)昭和62年の国民医療費は、国民1人当たり年間約15万円である。
(2)老人保健法の施行によって、高額療養費支給制度が実現した。
(3)国民健康保険は国が経営主体となっている。
(4)国民健康保険における高年齢層の受診率は、減少傾向を示している。
(5)国民健康保険の加入者の年齢構成は、他の医療保険と比較すると高年齢層が少ない。
130 人口の動向に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)人口の自然の増減をおこす直接的要因は、出生数と死亡数の変動である。
(2)人口の年齢構造を指数化する場合に、年少(O〜14歳)人口、生産年齢(15〜64歳)人口、老年(65歳以上)人口の3つに区分する。
(3)年齢構造指数の1つである老年人口指数とは、老年人口の生産年齢人口に対する比率である。
(4)我が国の老年人口の総人口に占める割合は、昭和60年国勢調査の結果によると、すでに15%を超えている。
(5)人口ピラミッドは、過去の出生、死亡の累積された結果を視覚的に把握するのに役立つ。
131 大気汚染に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)自動車の排出ガスの中には、不完全燃焼によって発生する一酸化炭素は含まれていない。
(2)光化学オキシダントとは、光化学反応によって生成される酸化性物質のうち二酸化窒素を除いたものである。
(3)二酸化窒素は燃焼など高温の過程で発生するもので、呼吸器の深部に到達し肺などに影響を及ぼす。
(4)浮遊粒子状物質は、硫黄酸化物とならんで代表的な大気汚染物質の一つである。
(5)硫黄酸化物は、慢性気管支炎等の人の健康を障害するほか、動植物や建造物にも影響を与える。
132 世界保健機関(WH0)に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)WHOは国際連合の1機関として1948年に発足し、わが国も1951年に正式に加盟が認められた。
(2)ワシントンにある本部のもとに6地域委員会があるが、わが国は西太平洋地域の構成員で、その地域事務局は東京にある。
(3)WH0は伝染病対策、衛生統計、各種の基準作り、技術協力、研究開発など保検分野の広汎な活動を行っている。
(4)加盟国は分担金支払いという財政上の義務があるが、わが国の拠出金の額は加盟国の中で最も多い部類に属している。
(5)近年WH0はプライマリーヘルスケアの考え方に立って、「2000年までにすべての人々に健康」の目標をかかげて行動しつつある。
133 次の組合せのうち誤っているのはどれか。
(1)金銭登録作業者―――――――頚椎X線検査

(2)トルエン作葉者―――――――尿中馬尿酸測定

(3)電離放射線作業者――――――白内障の検査

(4)チェーンソー作業者―――――フリッカー検査

(5)石綿作業者―――――――――喀痰細胞疹

134 保険衛生統計に使用される比率である。正しい組合せはどれか。
a 有病率とは、ある時点の傷病件数の調査人口に対する比をいう。
b PMI(またはPMR)とは、65歳以上の死亡数の全死亡数に対する比をいう。
c 合計特殊出生率(粗再生産率)は、1人の女子が一生の間に平均何人の子どもを生むかを表す。
d 周産期死亡率とは、妊娠満28週以後の死産数に生後4週未満の新生児死亡を加えたものの出生数に対する比をいう。
 (1)aとb (2)aとc (3)aとd (4)bとc (5)bとd
135 生命表に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)生命表は作成年次の死亡状況がいつまでも続くと仮定して作られる。
(2)生命表は同一時点での出生児集団が死亡減少していく過程を、死亡率、生存数、平均余命等の生命関数によって表現している。
(3)生命表の諸生命関数は、現実の人口集団の年齢構造によって影響をうける。
(4)完全生命表は、国募調査人口とその年次の人口動態統計確定数に基づいて作成される。
(5)0歳の平均余命である「平均寿命」は、保健福祉水準の総合的指標の1つとして広く活用される。
136 我が国の母子保健の施策についての記述である。正しいのはどれか。
(1)3歳児の健康診査は、身体発育と精神発達の両面から診査されている。
(2)未熟児の医療に対しては、育成医療の制度によって医療費公費負担が行われている。
(3)母子健康手帳は、出生の届出をした時に交付される。
(4)先天性代謝異常の検査には、神経芽細胞腫の検査が行われている。
(5)新生児に対する訪問指導は、未熟児のみを対象としている。
137 我が国のがん訂正死亡率の年次推移(昭和55年〜昭和60年)についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a がん全体では、男女とも増加している。
b 胃がんは、男女とも減少している。
c 肺がんは、男女とも増加している。
d 子宮がんは、増加している。
e 乳がんは、減少している。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
138 老人保健法による健康診査の記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 昭和62年度から肺がん検診や乳がん検診も導入されることになった。
b 胃がん検診は、通常問診と胃部X組間接撮影を行う。
c 胃がん検診の受診率は、約50%である。
d 子宮がん検診の対象は40歳以上である。
e 訪問健康診査の対象は、65歳以上のねたきり者である。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)bとd (5)bとe
139 結核についての記述である。誤っているのはどれか。
(1)近年の登録患者数(有病者数)は約31万で、感染性肺結核患者数はその1O分の1である。
(2)結核死亡数は、年間約5千人で年々減少しているが、欧米に比べると依然高率である。
(3)ツベルクリン反応を行う時期は原則として、0〜4歳、7歳および13歳である。
(4)ツベルクリン反応の結果、陰性者及び疑陽性者に対してはBCG接種を行う。
(5)従業禁止や命令入所の患者に対して、その医療に必要な費用は全額公費で負担される。
140 生活環境衛生に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 近年のごみ処理状況をみると、焼却処理されたごみの方が、直接埋立てられたごみよりも多い。
b 公共下水道の急速な普及によって、水洗化人口は非水洗化人口の2倍以上に達している。
c 水道による年間取水量を水源別にみると、河川表流水よりも伏流水の方が多い。
d 水道の普及は、都市部を中心に進んでいるが、なお普及率は90%に達している。
e 産業廃棄物の排出は汚でいが最も多く、ついで鉱さい、家畜ふん尿の順となっている。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe


1987年(昭和62年)第一回

128 我が国の昭和59年の国民死因順位についての記述である。正しいものの組合せはどれか。

         第1位     第2位

a 1〜4歳   先天異常―――不慮の事故

b 



(5)患者調査からみた受療率の最も高い年齢層は、O歳児である。




130 保健所が行う業務についての記述である。誤っているのはどれか。 (1)人口動態統計に関する事項 (2)衛生上の試験及び検査に関する事項 (3)栄養の改善に関する事項 (4)AIDS(エイズ)の治療に関する事項 (5)結核の予防に関する事項
131 我が国の母子保健の現状についての記述である。正しいものの組合せはどれか。 a 乳児死亡のうち、新生児死亡の占める割合は、40%以下である。 b 周産期死亡のうち、妊娠満28週以後の死産の占める割合は、約3分の1である。 c 優生保護法に基づく人工妊娠中絶の届出件数は、年々増加している。 d 母の年齢階級別死産率は、25〜29歳が最も低率である。 e 乳児死亡率についてみると、国際的にみて、我が国は最低率国グループの一つである。  (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
132 我が国の脳血管疾患による死亡についての記述である。正しいものの組合せはどれか。 a 脳血管疾患死亡率は、昭和50年以来横ばい状態である。 b 脳血管疾患死亡率は、アメリカよりも高率である。 c 脳血管疾患死亡率は、都道府県別にみると地域差がある。 d 脳血管疾患死亡は、全死亡の30%以上を占めている。 e 脳血管疾患死亡の内訳をみると、脳出血が脳梗塞より多い。  (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
133 老人保健法に関する記述である。誤っているのはどれか。 (1)医療以外の保健事業の対象は、40歳以上の者である。 (2)医療給付の対象は、70歳以上の者及び65歳以上70歳未満のねたきり等の状態にある者である。 (3)健康手帳は、医療の受給資格のある者については、医療受給者証にもなる。 (4)健康診査は、すべての医療機関が行うことになっている。 (5)訪間指導は、40歳以上の者で、かつ、家庭でねたきりの状態にある者又はこれに準ずる状態にある者に対して行われる。
134 疾患と病因と媒体との組合せである。正しいのはどれか。
(1)日本脳炎―――――――ウイルス―――――豚

(2)マラリア―――――――レプトスピラ―――蚊

(3)トキソプラズマ症―――クラミジア――――猫

(4)オウム病―――――――細菌―――――――鳥類

(5)ツツガムシ病―――――リケッチア――――馬

135 予防接種に関する記述である。正しいのはどれか。
(1)定期の予防接種の対象とされているのは、麻しん、風しん、百日せき、ジフテリア並びにインフルエンザである。
(2)風しんの定期予防接種は、15歳から18歳までの女子を対象として行われている。
(3)日本脳炎の予防接種は、生後2歳になるまでの間に受けなければならない。
(4)百日せき、ジフテリア、破傷風の予防のため、三種混合ワクチンが用いられている。
(5)急性灰白髄炎(ポリオ)のワクチンは、菌の産生する毒素を不活化したものが用いられている。
136 精神衛生に関する記述である。誤っているものの組合せはどれか。
a 精神障害者の入院別割合で、最も多いのは老人性精神障害である。
b 精神障害者の通院治療には、医療費を公費で負担する制度がある。
c デイ・ケア施設は精神障害者の社会復帰を目的として作られている。
d 同意入院は、本人の同意がなくても、保護義務者の同意によって入院させることができる制度である。
e 精神衛生センターは、地域精神衛生活動の第一線機関であり、専門機関ではない。
 (1)aとb (2)aとe (3)bとc (4)cとd (5)dとe
137 次の組合せのうち関連のないものの組合せはどれか。
(1)赤外線――――――白内障

(2)ベンゼン―――――貧血

(3)キーパンチャー――頸肩腕症候群

(4)振動―――――――白ろう病(レイノー病)

(5)石綿―――――――皮膚ガン

138 次のうち、大気汚染に係る環境基準の設定されていない物質はどれか。
(1)二酸化炭素
(2)二酸化硫黄
(3)二酸化窒素
(4)光化学オキシダント
(5)一酸化炭素
139 近年の国民医療費増加の要因についての記述である。不適当なものの組合せはどれか。
a 人口の老齢化による疾病構造の変化
b 医療技術の高度化による診療内容の変化
c 老人保健法の施行
d 高額療養費制度の導入
e 健康保険法の改正に伴う被保険者一部負担の導入
 (1)aとb (2)bとc (3)cとd (4)cとe (5)dとe
140 学校における学童・生徒に関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)就学時健康診断の検査項目の中には、視力及び聴力の項目がある。
(2)最近の小・中学生の健康診断の結果では、「裸眼視力1.O未満」の者が「未処置う歯」のある者より多い。
(3)学校保健法に基づき、大学以外の学校には、学校医のほかに、学校歯科医と学校薬剤師を置くことになっている。
(4)学校の設置者は、伝染病予防上必要がある時は、臨時に学校の全部又は一部の休業を行うことができる。
(5)学校給食の目標の一つに、学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うことがあげられている。